LGBT差別の「新潮45」が休刊

9月25日には「新潮45」のLGBT表現に抗議するデモが新潮社前で行われた(写真:Nicolas Datiche/アフロ)

 LGBTへの表現が差別的だとして批判を受けている月刊誌「新潮45」を出版する新潮社は9月25日、同誌を休刊することを発表した。同社は「企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていた」などと謝罪した。同誌は8月号でLGBT支援を疑問視する自民党の杉田水脈衆院議員の寄稿を掲載。批判が相次ぐと10月号では杉田氏の言い分を擁護する評論家らの寄稿を掲載していた。