長塚京三「そうだ 京都、いこう。」を卒業! 最新CMでラストナレーション



 長塚京三が9日、都内で行われた「そうだ 京都、いこう。」25周年記念ポスター展のオープニングイベントに出席、シリーズの当初からCMに携わった髙崎勝二監督とともに、歴代のCMを振り返った。

 イベントでは、シリーズ当初からを担当してきたナレーションを、2018年の秋CMで卒業することも明らかになった。
 
「コマーシャルが25年間流れますと、それを耳にするにつけ、いい仕事をさせていただいているな、と。とてもいい役回りをさせていただいた」と長塚。さらに「コピーありきであるし、映像ありき、音楽ありきで、完全なる分業の上で、僕が一番最後に一番気持ちのいいところに乗せていただいて気持ちよくやらせていただいているということでした。これは本当にスタッフとの共同作業。感謝の意を捧げたい。どうも長いあいだありがとうございました。25年間、とっても気持ちよくやらせていたきました」と、一つひとつの言葉をかみしめながらあいさつした。

 髙崎監督は長塚は大きな存在だといい、「映像に関しての理解度があるし、聞いていて、安心があります。最後はいつもおまかせという感じでした」とコメント。それに対し長塚は「……空気を読むことを覚えました。スタジオの厚いガラスを通して、これはこうじゃないんだろうなっていっているんだろうな、とか」と話し、笑わせた。

髙崎監督の撮影エピソードに耳を傾ける
 イベントでは、髙崎監督とともに2人で印象的なコピーや写真を見ながら、歴代のCMを振り返りつつ、撮影当時のエピソードも紹介。そのなかで、多くの人の記憶に刷り込まれている有名なコピー「そうだ 京都、行こう。」は、最初のCMと、最新CMでしか言っていないという意外な事実も。「最後だからね」と、長塚。

 最新CMの舞台は、紅葉の名所である古刹「酬恩庵 一休寺」。例年以上に美しい紅葉が目に飛び込んでくる映像だ。ナレーションには「京都に通い始めて、25年になります。」とあるが、長塚もCMで関わった寺には実際に通ってきたといい、過去作品の借景が美しい天龍寺について振り返るパートでは、椅子から立ち上がってスクリーンの写真を指差して「ここで写真を撮りました!」と、少しお茶目なところも見せた。

 この日はまた、最初のCMの生ナレーションを披露。「声は変わらないといわれながら結構変わる。昔のを聞くと、だいぶ塩辛くなったなと思います」と、話した。

 新CMは13日からオンエア。



「そうだ 京都、行こう。」25周年記念ポスター展、都内3カ所で開催

 ポスター展では、過去25年間に「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンで使用された作品約60点を展示する。表参道のスパイラルエスプラナードでは髙崎監督とコピーライターの太田恵美さんの思い出に残る作品8点を、それぞれのコメントとともに展示。丸の内の行幸地下ギャラリーでは約60点の作品が展示され、大手町の東京サンケイビル ブリックギャラリーでは秋をテーマにした作品が展示される。

 会期は、スパイラルが16日まで、行幸地下ギャラリーが11月8日まで、ブリックギャラリーは明日10日から26日まで。