デヴィ夫人、丸山桂里奈の海外での行動に「びっくりしました」

 トラベル業界の盛り上げに貢献した人に贈られる “Booking.com Traveler of the Year 表彰式” が18日、都内の会場で行われ、受賞者のデヴィ夫人と丸山桂里奈が登壇した。

 これは世界最大のオンライン宿泊予約サイトBooking.comが、今年初めて設立したもので、2人は初代の受賞者となる。

 デヴィ夫人は、78歳にして海外ロケへ多数参加し、体を張ってどんな事にもチャレンジする姿勢が評価。また、プライベートでも積極的に海外に渡航している実績と合わせての受賞となった。

 一番最近の海外旅行について聞かれると「キューバからベネズエラを経由し、17時間かけて、トルコのイスタンブールに行きました。オットマン帝国時代のドレスを着て出席する仮装舞踏会に招かれて、キューバでご一緒した日本のナイスガイを4名連れて行きました」とデヴィ夫人らしいエピソードを披露。
 
 なでしこ時代の海外での活躍が評価されての受賞となった丸山は、そのエピソードに「知らない事ばかりで、すごい世界の話」と驚きを隠せないよう。丸山自身はワールドカップの下見にコロンビアに行ったといい「街の中をドリブルして行ったんですけど、周りからボールを取りに来るぐらいサッカーの文化が根付いているんだなと感じました」とコメント。「街の中を?」と突っ込まれると「ボールが友達なので、海外に行くときはいつも持って行って、ドリブルをする。でもそのボールを取りに来る食いつきはコロンビアが一番でしたね」と澄ました様子。これにはデヴィ夫人も「びっくりしましたね」と苦笑い。

 また、旅行先の宿泊施設のこだわりを聞かれると「どの国に行っても、ホテルに入ると、お花とシャンペンとレターがあって非常にうれいしいんですけど…。逆に不満を申し上げていいかしら?」と、部屋が暗くて化粧がしにくいなどの日ごろの不満を口にしたデヴィ夫人。続けて「それと、私毎晩シャンペンを飲むんですけど、シャンペンを縦にして入れられない冷蔵庫が多い。中のものを全部出して、横に入れなくてはいけないので、とっても不便ですね」と贅沢な悩みをを明かした。

 対して丸山は「ホテルのベッドにある足元の布(フットスロー)がない所には止まりません」ときっぱり。理由を聞かれると「ホテルに入ってすぐに、ベッドで靴を履きながら休みたい。靴って一心同体じゃないですか? サッカー選手だったので。そこはこだわりたい。そこに靴を乗せるという喜びがあります。ずっと靴だと疲れちゃうので、すぐにスリッパに履き替えますけど」とまたまた不思議な発言。しかしデヴィ夫人は、ほほ笑みながら聞いていた。

 会見後の囲み取材でお互いの印象を聞かれるとデヴィ夫人は「なでしこで活躍している彼女しか知らなくて、共演した時に隣に座っていていろんな発言しているのを聞いてちょっとびっくりしました。面白い事をおっしゃるので。この方はスポーツの中でしか生きてこなくて非常にユニークな方だなと思いました」とコメント。報道陣から「それはほめ言葉ですか?」と聞かれると「そうですよ、ホホホ」と意味深な笑みで返していた。

 丸山は「オーラって目に見えないものですけど、デヴィ夫人のようなオーラをまとった方って人間の中ではいないと思います。目には見えないところにある突き抜けたオーラが私には見える。分かります? 神々しいです」と丸山節が炸裂。これにはデヴィ夫人も複雑な表情でうなずくしかなかった。

 バラエティー番組でのロケについてデヴィ夫人は「『世界の果てまでイッテQ』はロケ地が辺鄙なところにあるので、移動が大変。ホテルから往復7時間かけていって、撮影が1時間とか。本当に移動が過酷です。それと実際に使わないのに、たくさん撮影する。20カ所近く撮って、使われるのが4つとか。頭に来ます」と不満を爆発させていた。

 また、川崎麻世とカイヤの離婚騒動については「このお二人のことについては関知せず、ですね。昔ひどい目にあったので」とバッサリ。また沢田研二のドタキャン騒動には「どうしたんでしょうね。私だったら契約がどうであれ自分のファンが来ていたら出ますけどね」と最近話題の芸能ニュースにコメントした。