EXILEが釜石の中学生と東京ドームでコラボステージ!EXILE ÜSA「感動した」

みんなで心を一つに! 生徒たちはコラボの決定が知らされてから猛練習をしてきたという
 今年活動を再開したEXILEが行っている全国ツアーの東京ドーム公演が20日からスタートした。その2日目となる21日の公演に、岩手県釜石市立釜石東中学校の生徒114名が出演、EXILEとスペシャルコラボステージを展開した。ドームいっぱいの5万3000人の歓声や拍手を浴びながら、練習の成果を発揮して、見事に踊り切った。

 中学生が登場したのはライブも大詰めとなった「Rising Sun」の時。イントロに乗せてATSUSHIとTAKAHIROが紹介を始めると、真っ赤なTシャツを着た中学生たちが花道にすっと浮かび上がった。会場は待っていましたとばかりに大きな歓声と拍手で大歓迎。曲に合わせてゆっくりと両腕をあげて半円を描いて両手を合わせると、客席もメンバーや中学生と一緒にドームの天井を指差した右手を高く掲げた。ステージの上も下もアリーナもスタンドも、想いをひとつにした瞬間だった。

曲が進むほどに、大きく堂々とした踊りに。生徒たちの表情は自信に満ちていた
 パフォーマンスを終えた生徒たちは「思ったよりも人がいた!」とほっとした表情。控室ではハイタッチでお互いを称えあったり、キラキラした表情で戻ってくる仲間を大きな拍手で迎え、それぞれの“東京ドームデビュー”を、テンション高めに語り合っていた。

 3年生の髙橋櫻晟(おうせい)さんは「最初のリハーサルの時は、人がいなくて全然緊張しなかったのですが、本番6万人ぐらいの人が目の前にいて、踊る前からすごく緊張しました。踊った時は自分の出せる力を出して踊れたし、みんなも力を出し切って踊れたと思います」と、コメント。

 3年生の小笠原羽美佳(うみか)さんは「最初はここまで大きな舞台で踊ることは想像できていなかった。これから先、東京ドームで踊るとか公演するとかは、たぶん、ないに等しいと思います。すごく貴重な体験ができたので良かったと思います」と、話した。

 終演後、プロジェクトを率いてきたEXILE ÜSAとEXILE TETSUYAは、生徒たちの控室を訪れてパフォーマンスを絶賛。

 ÜSAは、「ドームの上の方から見ていたんですけど、みんな一生懸命頑張ってくれたのが伝わってきた。素晴らしい踊りでした。みんな揃っていたし、気持ちが一つになっているのがパフォーマンスから伝わってきて、本当に感動しました!」。

 ステージで一緒に踊ったTETSUYAは、「踊り終わって幕が閉まっていったとき、EXILEのメンバーがすごく感動していて、本当にこの企画をやって良かったね!って心から言っていました。僕も踊りながらすごく感動していて、鳥肌が立つダンスでした。こんな素敵なダンスを踊れるのってダンサーの僕でも数回。数えるぐらいしかない」。さらに「復興の兆しが見えたり、みんなの笑顔が取り戻せたり、明るいこともありますが、さらに先にもっといい未来があるように、僕らも“日本を元気に”を掲げて、活動していきたいと思います」と、誓った。

釜石東中学校の生徒たちは「東京ドームでパフォーマンスできたのはみなさんのおかげ」と、同校で大切に歌い継いでいる合唱曲『いつかこの海をこえて』をアカペラで歌い、感謝した
 コラボステージは、2018年の「中学生Rising Sunプロジェクト」の一環として行われたもの。中学生はプロジェクトの集大成として、この8月に、2019年に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の会場のひとつ「釜石鵜住居復興スタジアム」のオープニングイベントで、ÜSAやTETSUYA、ほかのEXILEメンバーとともに、東北の中学校の生徒たちと一緒に「Rising Sun」をパフォーマンスしている。

「中学生Rising Sunプロジェクト」は、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北の子どもたちに元気や夢を届けたいという思いから行われている取り組みで、EXILEが東日本大震災からの被災地の復興支援を目的として発表したチャリティーソング「Rising Sun」でEXILEメンバーと中学生が一緒に踊るというもの。二十一世紀倶楽部主催の「夢の課外授業」と文部科学省が協議し、EXILEメンバーや株式会社LDH JAPANの協力で2012年にスタートした。プロジェクトにはこれまで、のべ3000超の中学生が参加している。