野性爆弾が変幻自在な新型クリーナーをPR……なのに「楽しんで」?

変幻自在な……芸人、野性爆弾! 左から、掃除の妖精として登場したくっきー、そしてロッシー

 お笑いコンビの野性爆弾が23日、都内で行われたエレクトロラックスのスティック型掃除機の新ライン「Pure F9(ピュア・エフ・ナイン」の発表会に出席、新製品を使う楽しさを爆発させた。ロッシーは「めちゃめちゃ楽しい。面白いし、すごい便利だと思います」と太鼓判。そのうえで、掃除機を「楽しんで」とPRした。

 インテリアにもなじむオシャレなデザインで人気の掃除機。新ラインは、掃除機の重心を調整できたり、本体に内蔵されているノズルを引き出して掃除もできる。さらに、さまざまなノズルを付け替えたりと、掃除する場所に合わせて、掃除がしやすい形に変化するのが特徴だ。

 くっきーは掃除の妖精として登場。新製品を赤ちゃんを抱くように抱えたり、ヘッドを外して伸ばしたりしながら、変幻自在っぷりをアピール。よく掃除をするというロッシーは慣れた手つきで、カーペットの上からフローリングの上、さらには報道陣の席までやってきて新商品のスゴさを強調した。



くっきーは「ガッチャンガッチャン形を変えられるのがいいですよ。それが楽しい。おもちゃみたいです。ガキの頃、もってたような。カスタムパーツとか出たらいいですね。ブロックタイヤとか、レールがしけたり」

 ロッシーは「それはもう掃除機じゃなくなってる」といいつつ、「男は好きなやつです。たぶん、パパの掃除担当が増えますね」と、話した。

 掃除はほとんどせず「窓を開けて風を通せばいいかなと思っていた」という、くっきーだが「せっかくなんで、これを使ってやるようにします」と、した。

 このイベントには変幻自在の掃除機にちなんで変幻自在の芸人としてオファーを受けた。イベント後の取材で、掃除の妖精として登場したことについて聞かれると、くっきーは「これは今日でもう封印かなって感じ。1回出たら次のステップに上がっていかなければいけない。最終的には和尚になろうと思っています」。和尚を「10」とするなら、掃除の妖精は「2」だという。



 くっきーは今年上半期最もブレイクした芸人として挙げられた。

 野性爆弾としての今後の目標を聞かれると、ロッシーは「イベントとかをたくさんやっていきたい。番組もそうですけど、こうして呼ばれたら、お掃除に来ますよ。お掃除妖精つれて」。くっきーは「こいつ(ロッシー)の子どもがいてるんですよ。顔そっくりで。その子が立派に成長するというのがコンビの夢ですかね」。ロッシーは「めちゃめちゃええ話! でもお互い様ですからね。家庭がありますから」。

 取材の終わりに「なんか爆弾発言はないの?」とふられると、くっきーは少し考えて「(ロッシーが)テレビ出ても一言もしゃべらんと帰る時があるんですけど、実は小さい声でずっとしゃべっていて。横にいると怖いんです、まじ恐怖なんですよ……はよ、解散したいんですよ(笑)」。そこまで一気にいうと「……あ、うそです!うそです! 一生一緒にやっていきます。一生こいつを背負っていかなければ。こいつの子どもの成長もあるし」と、笑いながら大慌てだった。