Krushバンタム級、金子晃大がKOで初防衛【10・28 Krush】

2R、隼也(右)から3つ目のダウンを奪う金子 撮影・小林郁人
 10月28日(土)東京・後楽園ホールで「Krush.94」が開催。6月にデビュー以来無敗でバンタム級のチャンピオンになった金子が、初の防衛戦を行った。対戦相手はムエタイスタイルの隼也ウィラサクレック。

 1R、金子は早い攻撃で隼也を翻弄。金子のパンチを警戒していた隼也だが、前蹴りや膝蹴り、さらにはパンチをボディに入れられ、なかなか自分の戦いをさせてもらえない。続く2Rも金子は攻撃の手を緩めず、じりじりと詰めていったところでパンチを連打。たまらず隼也は膝をつきダウン。すぐに立ち上がったものの、鼻からの出血が激しく顔中真っ赤に。その後、ボディに入れたパンチで、金子が2ダウン目を奪うと、最後は再びパンチラッシュと蹴りで、3つ目のダウンを取り、初防衛戦を圧巻のKOで勝利した。

 試合後、金子は「今日はKOがめっちゃ多かったので、僕もKOしなきゃと思い、KOしました。隼也選手はムエタイっぽいなと思っていたので、その対策で城戸さんとかムエタイっぽい人とやってきたので、蹴りは見えました。次はK-1のベルトを狙いたいと思います」と相変わらずの金子節。

 一方、負けた隼也は「単純に金子選手が強かった。パンチでくるとわかっていて、きたんですけど、パンチも強くて。パンチばかり意識してたら膝蹴りをもらってた。そこはちょっとやられたなって感じです。(今後は)負けたので何も言えないので考えます」と悔しさをにじませていた。
スーパー・バンタム級トーナメント一回戦をKOで勝利した玖村(右) 撮影・小林郁人
Krushスーパー・バンタム級トーナメント、準決勝進出は残りの2席は、玖村将史とビクトー・サラビア


 また、この日は「第6代スーバー・バンタム級王座決定トーナメント」の一回戦も行われ、大岩翔太と玖村将史、桝本“ゴリ”翔也とビクトー・サラビアが対戦した。

 大岩と玖村の対戦は、1Rに玖村が左のフック一撃で大岩がダウン。すぐに立ち上がるかと思われたが、まったく足に力が入らずに、そのままKO負けという展開に。玖村は「見てくれたらわかるように、このトーナメントは僕がダントツで強い事を証明しようと思うので、次の試合も楽しみにして下さい」と自信あふれるコメント。トーナメントの行方についても「決勝には誰がくるか分からないけど、誰がきても倒すつもり。あと2試合しっかりと、圧倒的に勝てるように練習して、ベルトを巻いてK-1に出ていきたいと思います」と話した。
延長の結果、惜しくも敗退した桝本(右)とサラビア 撮影・小林郁人
 桝本とサラビアの対戦は、対照的に延長判定までもつれる展開に。判定までいったが、どちらも決定打がなく、印象は五分五分。本戦でかろうじてサラビア優勢というジャッジが影響したのか、結果は2-1で辛くもサラビアが勝利した。試合後サラビアは「自分のイメージ通り進んで、イメージ通りの結果になった。Krushのベルトを巻くイメージも出来てるので、そのイメージ通りベルト巻きたいと思います」と語った。

Krushスーパー・バンタム級トーナメント一回戦を勝ち上がった選手。軍司泰斗、椿原龍矢、宮田プロデューサー、玖村将史、ビクトー・サラビア(左から) 撮影・小林郁人
 Krushスーパー・バンタム級トーナメントは、9月の大会で行われた一回戦Aブロックで、軍司泰斗と椿原龍矢の準決勝進出が決定しており、今回の試合で12月に行われる準決勝進出者がすべて出そろった事になる。会場に来ていた軍司、椿原を含め4選手がリングに上がり、それぞれ意気込みを語った。

椿原「今日の試合を見て、やる気も気合も入りました。12月の試合に向けて一生懸命練習しようと思います」

軍司「この前の試合はつまらない試合をしてしまったので、次の試合は盛り上げて、ベルトを取ります」

玖村「サラビア選手とやりたかったので、勝ってくれて。12月は一番盛り上げる試合をします」

サラビア「誰と戦おうとベルトを取ります」

KOで初防衛戦に勝利した金子晃大 撮影・小林郁人
すべての試合結果


◇プレリミナリーファイト第1試合/Krush スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○久保一馬(2R、2分20秒 KO)渡部瞬弥● 

◇プレリミナリーファイト第2試合/ Krushフェザー級/3分3R
安達元貴(判定0-0 29-29、29-29、29-29、ドロー)龍斗

◇プレリミナリーファイト第3試合/ Krushライト級/3分3R
○林京平(2R、0分37秒、KO)山下和希●

◇第1試合/ Krushスーパー・フェザー級//3分3R・延長1R
○鈴木宙樹(2R、1分36秒、KO)スーパーアンジ●

◇第2試合/ Krush女子フライ級 /3分3R・延長1R
○壽美(判定3-0=30-27、30-26、30-27)ワン・ジンロン●

◇第3試合/ Krush バンタム級 /3分3R・延長1R
●隆聖(判定2-0=29-29、30-29、30-29)萩原秀斗○

◇第4試合/ Krush ウエルター級 /3分3R・延長1R
●記村一成(判定3-0=30-26、30-26、30-25)海斗○

◇第5試合/ Krushフェザー級 /3分3R・延長1R
○伊澤波人(3R 、1分26秒、KO)鷹大●

◇第6試合/ Krush スーパー・フェザー級 /3分3R・延長1R
○山本直樹(1R、1分46秒、KO)友尊●

◇第7試合/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・一回戦 /3分3R・延長1R
●大岩翔大(1R、2分47秒、KO)玖村将史○

◇第8試合/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・一回戦/ 3分3R・延長1R
●桝本“ゴリ”翔也(判定2-1、延長=10-9、10-9、10-9)ビクトー・サラビア○

◇メインイベント第1試合(第9試合)/ Krush バンタム級タイトルマッチ /3分3R・延長1R
○金子晃大(2R、2分、21秒、KO)隼也ウィラサクレック●