11.21「Krush.95」追加カード発表 21歳でキャリア49戦の栗秋がKrush初参戦

三輪裕樹(左)と栗秋祥梧

 Krushがスタートして満10周年記念となる「Krush.95」(11月21日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表が29日、都内の会場で行われた。

 今回発表されたのは、Krushフェザー級の三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の一戦。
 Krush初参戦となる栗秋は21歳という若さでキャリア49戦、5つのベルトを獲得している実力者。今回のオファーについて「(出場することに)迷いはなかった。直感で出てみようと思ったので、すぐに参戦を決意しました。SNSなどで見ていると、すごく盛り上がっていて、本当にいい大会だなと思っていた。相手もいい選手なので、しっかりインパクトを残した試合をしたいと思います」話した。
 一方、Krushで2連勝と絶好調の三輪は「10周年の記念大会に出られるのは光栄。相手は強くて、しかもイケメンなので、絶対に倒したい。気合入っています。ぶっ倒します」と闘志を燃やした。

 相手の印象を聞かれた栗秋は「動画を見るとパンチとローの選手かなという印象。しっかり向き合って、冷静に対処してKOを狙いたい」と分析。それを受けて三輪は「ムエタイのスタイルでテクニックもスピードもあると感じましたが、冷静にはさせません。ライバル?ではない。相手の方が格上。僕はチャレンジャーなので、自分のやるべきことをちゃんとやろうと思います」と返した。

 今後についても栗秋が「早いうちにK-1のチャンピオンの村越選手と戦いたい」と目標を掲げると三輪は「先は見てない。今に全部かけるつもり。栗秋選手を倒して、その後どうとかは今は考えない。目の前の敵を倒すと、先が見えてくるので、ただ目の前の敵を倒すだけ」とコメント。まったく違う個性の2人の対戦に注目だ。