大森南朋とAKIRA、カラオケの最後は名曲『この道』を熱唱!

 映画『この道』完成披露試写会が11日、都内にて行われ、大森南朋、EXILE AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、羽田美智子と佐々部清監督が登壇した。

 数々の名作童謡を生んだ天才詩人・北原白秋と、西洋音楽を日本に導入した山田耕筰との友情が紡いだ日本歌謡誕生の秘話を描く。自由奔放な遊び人でもあった白秋を大森が、勤勉で真面目な耕筰をAKIRAが、それぞれ人間味たっぷりに演じる。
 撮影で苦労したことを質問されると、大森は「撮影は冬の京都、しかも2月だったので、とにかく寒くて。しかも夏という設定なので息が白くなってはいけないということで、昔からの方法なんですけど、氷を4〜5個食べさせられて」と振り返ると、三番目の妻・菊子役の貫地谷しほりも「でも(白い息が)出るんですよね」と苦笑。AKIRAは特殊メイクで頭を丸めた晩年の耕筰を演じたシーンを振り返り「5〜6時間メイクをして60代の耕筰さんを演じたんですが、合唱団の生徒さんたちが誰も僕だと気づかなくて」と明かすと大森も「EXILEのAKIRAが来るって聞いていただろうからね(笑)」も笑いを漏らす。「それが坊主頭のおじいちゃんが来て(笑)。でも合唱中にだんだんみんな気づきはじめて、ヒジでお互いに“ヤバイよ、ヤバイよ”って突き始めて(笑)。何とか指揮をやり通しました」と苦笑い。
「北原白秋という偉人を演じるということで失礼なことになったらいけないと思っていたんですが、台本を読んだ時点でだいぶ失礼なことになっていた」と、姦通罪で逮捕された経歴を持つ奔放な白秋を演じた大森。本格的な共演はこれが初めてという貫地谷は「大森さんはすごくかわいらしくて、怒られるとシュンとした顔をするので自然と“お母さん”のような存在になっていきました」と語り、与謝野晶子を演じた羽田美智子は「白秋さんの色気は愛する女性だけじゃなく全女性に向けられているので勘違いされることもあったと思う。晶子は白秋にとて姉のような存在だったけれどそれだけではなくて。普段の南朋くんと私のような…」と言いかけ、会場が思わずざわつくと「あ、男女の関係はないですけど」と付け加えさらに爆笑を買ってしまった。

 劇中の白秋と耕筰さながら、すっかり意気投合し京都では一緒にカラオケも楽しんだと明かした大森とAKIRA。「2人とも音楽をやっているので。いろいろ歌いましたが最後は『この道』でしめました」。
 この日は、北原白秋、山田耕筰・作詞作曲の校歌を歌い継ぐ宝仙学園高等学校女子部合唱隊が登壇。校歌を披露した後、AKIRAの指揮で『この道』を合唱し、清々しい歌声で会場を感動に包み込んだ。

 映画『この道』は2019年1月11日(金)より全国公開。