犬と熊が戦う舞台版「銀牙 」追加キャスト発表! 演出の丸尾「犬たちが躍動する姿を期待して」

左から、荒木宏文、安里勇哉

 2019年夏に舞台化が決まっている少年漫画の名作「銀牙 -流れ星 銀-」の追加キャストが13日、発表された。

 新たに出演が発表されたのは、ミュージカル『刀剣乱舞』、歌劇「明治東亰恋伽~月光の婚約者~」など数多くの舞台で 存在感を発揮す荒木宏文と、ショーボーイユニット「TOKYO 流星群」メンバーで、 舞台「黒子のバスケ」など話題の舞台に数多く出演している安里勇哉。

 舞台は、高橋よしひろによる同名の人気漫画が原作。登場するのは犬たち。宿敵である殺人熊を倒すという目的のもとで、勇気、友情、正義、諦めない心などが描かれる。1983〜1987年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載され、30 年以上が経ったが今もなお少年漫画の名作として語り継がれている。

丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)

 脚本・演出を担当する、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)のコメントは以下。

 脚本・演出を担当することが発表されてから、演劇関係者やお客さんにまで「一体、どうやるつもりですか?!」とやたら声を掛けられるようになり ました。登場人物はほぼ全て「犬」、最大の敵は「熊」という物語ですから。「これから考えます」と正直に答えることにしています。僕だって戸惑っています。2019 年の夏まで時間掛けて、舞台「銀牙」の答えを必ず探し出そうと思っています。「銀牙」には演劇に通じる熱さがある、普遍的な仲間との絆がある。面白くならない訳がありません。どうぞ、犬たちが 舞台上で躍動する姿を期待していて下さい。

丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)