軍司泰斗と玖村将史が来年2月にベルトかけ対戦【Krushスーパー・バンタム級トーナメント】

軍司(左)のパンチが椿原を襲う(撮影・三村諒)
軍司は今回も椿原に苦戦。僅差の判定で勝利

 Krushの2018年最終大会となる「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で行われた「第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント」準決勝で軍司泰斗と玖村将史が勝利を収め、「Krush.98」(2019年2月16日、東京・後楽園ホール)で行われる決勝に駒を進めた。

 軍司はプロアマ通じて3回戦い、1勝2敗と負け越している椿原龍矢と対戦した。

 この2人の対戦は常にどちらが勝ってもおかしくないような内容なのだが、今回も3Rが終わった時点でジャッジ3者ともイーブンの0-0で延長ラウンドに突入。

 延長は前半こそ椿原が手数で勝ったものの、軍司は終盤、ボディーフックで椿原の動きを鈍らせ、終了間際にはロープに詰め左フック、右ストレートの連打で追い込むシーンを作った。

 延長の判定はマストシステムなことから会場が固唾をのんでコールを待つ。2人のジャッジが割れる中、最後の1人は10-9で軍司を支持した。
玖村(右)の飛びヒザが炸裂(撮影・三村諒)
玖村がサラビアに競り勝つ

 玖村はビクトー・サラビアと対戦。こちらも延長にもつれ込む熱戦となったが、玖村が3-0の判定で勝利を収めた。

 玖村は1Rから左のジャブでペースをつかみかけるが、サラビアはパワフルなフックを振り回しカウンターを狙う。サラビアは玖村のミドルには右フックを合わせ、左右のボディーで攻め込んでいく。玖村はラウンド終盤、飛びヒザをヒットさせパンチの連打につなげるなど、1Rから両者アグレッシブに動き回る。

 サラビアは2R終了間際にはパンチの連打で玖村をぐらつかせ、3R序盤には右ストレートで玖村をロープに吹っ飛ばすなど、印象的な場面を作るが、玖村もラウンド終盤盛り返し、3Rが終了。

 判定は1-1でドローとなり延長戦へ。玖村は前蹴りを多用し、サラビアのパンチを封じてはジャブにミドルでポイントを稼いでいく。

 延長はジャッジ3者とも10-9で玖村を支持。玖村が決勝へ駒を進めた。

 この試合後に軍司もリングに上がり「次の2月16日は(玖村は)パンチの選手なのでしっかり練習して最高の試合をしたい」、玖村は「今日はしょっぱい試合ですみません。大きいことを言ったから次はしっかり練習してきてKOで倒してチャンピオンになりたいと思います」などとそれぞれ話した。
軍司(左)と玖村(右)で決勝が行われる(撮影・三村諒)
「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)

◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフェザー級/3分3R
◯安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定2-0=28-28、29-28、29-28)勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R
◯久保一馬(FIGHT CLUB 428)(判定3-0=30-29、29-30、30-29)勇治(ネクサスジム)●

◆プレリミナリーファイト第3試合/Krushフェザー級/3分3R
●山浦力也(北斗会館浅科道場)(判定0-3=25-28×3)斗麗(WIZARDキックボクシングジム)◯

◆第1試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R
◯高梨knuckle美穂(Y'ZD GYM)(判定3-0=30-28、29-28、30-27)MOE(若獅子会館)●

◆第2試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R
◯C-ZUKA(T-GYM)(判定3-0=30-28、30-27、30-28)福原 優(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)●

◆第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●桝本“ゴリ”翔也 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=29-30×3)森坂 陸(エスジム)◯

◆第4試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R38秒、KO)アリ・ザリンファー(WSRフェアテックス・イラン)●

◆第5試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
◯神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(2R2分53秒、KO)平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)●

◆第6試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
◯郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)(延長判定3-0=10-9×3/本戦判定0-1=28-29、28-28、28-28)山本直樹(優弥道場)●

◆第7試合/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(延長判定2-1=10-9、9-10、10-9/本戦判定0-0=29-29、29-29、30-30)椿原龍矢(月心会チーム侍)●

◆セミファイナル(第8試合)/第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
◯玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)(延長判定3-0=10-9×3/本戦判定1-1=29-28、28-29、29-29)ビクトー・サラビア(Muay Thai America Gym)●

◆メインイベント(第9試合)/Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯島野浩太朗(菅原道場)(延長判定3-0=10-9×3/本戦判定0-0=29-29×3)大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●