復帰戦のRENAが緊急搬送で計量パスできず【12・31 RIZIN.14】

前々日会見では元気な姿を見せていたRENAだったが…

契約体重での開催に向け協議
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開前日計量が12月30日、さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

「RIZIN.14」の第1試合に出場予定だったRENAが最終調整中に倒れ、病院に直行。過度の貧血および脱水症状と診断され時間内の計量に間に合わなかったため失格となった。その後、主催者のRIZINとRENA、対戦相手のサマンサ・ジャン=フランソワサイドが契約体重による試合成立に向け話し合いを持ち、公開計量の時点では話し合いが継続中。試合が行われるかどうかは協議の行方に委ねられることとなった。

 榊原信行実行委員長は公開計量後に囲み取材を行い、「ドクターの許可と本人の意思を確認し、サマンサと折り合いがつくかどうか」と断ったうえで、「やる方向」という見解を示した。もっともRENAは予備計量の秤に乗る前に倒れたことから現在の体重がどれくらいかということはRIZIN側も把握できておらず、契約体重が何キロになるかによって状況は大きく変わりそうだ。

 RENAは前々日会見ではいつもと変わらぬ元気な姿を見せてはいたが、「復帰は来年の4月くらいを考えていたのでちょっと早い。ちょっとぽっちゃりしてる」などと話していた。