髙田延彦「肋骨骨折で痛み止めを飲みすぎてもうろう」大晦日の解説中の出来事を謝罪

 RIZINの髙田延彦統括本部長が1月7日、大晦日に行われた「RIZIN.14」での解説中の出来事について、自らがMCを務める「髙田横粂の世相談義」内で謝罪した。

神妙な表情で謝罪した髙田氏

右手を上げるのもつらい状態
 大晦日は髙田氏は午前の「平成最後のやれんのか!」から解説席に座ったのだが、「RIZIN.14」のメーンにさしかかるころにろれつが回らない状態になってしまい、SNS上でさまざまな意見が飛び交っていた。

 髙田氏はこの日の番組の冒頭で「メーンの天心選手の試合の前後からろれつが回っていない。酔っぱらっているんじゃないかといった心配と批判の声をいただいた。それに関して今までコメントしていなかったんですが」と断ったうえで「年末に運動中に右の肋骨を2本折ってしまい、日常生活もままならないような状態に陥ってしまった。そんななか大晦日を迎えたんですが、朝から晩まで自分が自分らしく、あるいはRIZINの大きなイベントに真正面から向き合うことができない状態だった。 “出てこいや!”で右手を上げるのもつらい状態。朝起きた時にヤバいなと思い、出がけに痛み止めを多めに飲んで、さいたまスーパーアリーナに向かい、到着した時も飲んだ。それでも痛みがなかなか引かなかったので、休憩時間などで控室に戻るたびにも飲んでいた。痛みに対する不安があって、1日で飲む限度をはるかに超えた分量を摂取してしまった。それで天心選手の試合が始まるころからもうろうとしてきた。ろれつが回っていないというのは自分では分かっていなかったが、夢と現実の間にいるような感じになっていた。こんな言い訳してもしようがない。見苦しい姿を会場の皆さんやメディアを通じて見ていた方にお見せしてしまって大変申し訳ない気持ちでいっぱい。この場を借りてお詫びしたい」などと謝罪した。

 この日は「RIZIN.14」で初代バンタム級王者となった堀口恭司をゲストに迎え、横粂氏と3人で映像を見ながら試合を振り返った。

 同番組はRIZINの統括本部長を務める髙田延彦氏とトークバラエティー番組「バイキング」(フジテレビ系)などでコメンテーターを務める元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏が「今現在、髙田延彦が気になっている時事ネタ」を徹底討論する、生ワイドショー番組。「FRESH LIVE」で月曜21時から不定期で配信中。次回は1月21日に配信の予定。