ベッキーに再び60日の出場停止処分。レッスルマニアの代理はシャーロット【2・11 WWE】

怒りに拳を震わせるベッキー(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

オープニングで一度は出場停止処分が解かれたものの…
 WWEのビンス・マクマホン会長は2月11日(米国現地時間)、「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム)でロンダ・ラウジーと対戦予定だったベッキー・リンチに再度の60日の出場停止処分を言い渡し、事実上、対戦権を剥奪。代わりにシャーロット・フレアーをロンダの相手に指名した。

 この日行われた「ロウ」(ミシガン州グランドラピッズ/ヴァン・アンデル・アリーナ)のオープニングで、ベッキーと権力者トリプルH&ステファニー・マクマホンが対峙。トリプルHは先週の暴言を謝罪し、ベッキーがメディカルクリアとなって出場停止処分が解かれたことを伝えた。

シャーロットの右手を挙げ、レッスルマニアでの代理出場をアピールするビンス会長(左)(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

ビンス会長が「態度が気に入らない」と理不尽裁定
 しかし、トリプルH&ステファニーは「パンチと平手打ちを食らった」としてロンダとのレッスルマニアでの王座戦に関してベッキーに条件として“謝罪”を要求。これにベッキーは「誰も私の機会は奪えないし、謝罪もしない」と一度は対立したが、エンディングに再び現れると仕方なく謝罪した。

 すると、そこへロンダ、続けてビンス会長も登場すると事態は急展開。ビンス会長はベッキーの謝罪を拒否すると、「態度が気に入らない」と再びベッキーに60日の出場停止処分を言い渡し、シャーロットを呼び込むと「シャーロットが新ロウ女子王者になるだろう」とベッキーの代わりにシャーロットがロンダとの王座戦に出場することを示唆した。

ロリンズがレスナー戦に向け究極のアピール(©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

ロリンズは「俺はレスナーに勝つ。これは予想ではなくネタバレだ!」とアピール
 この日は「レッスルマニア35」でブロック・レスナーとのユニバーサル王座戦に挑戦するセス・ロリンズがレスナーの代理人ポール・ヘイマンと舌戦を繰り広げた。

 ロリンズは「俺はロイヤルランブルで勝利してレッスルマニアのチケットを手に入れたが、レスナーのF5を6連発食らって沈んだ。でも俺はまだ闘えるし、レスナーをフットスタンプで倒してやる」と意気込みを語ると、ここでヘイマンが現れる。

 ヘイマンは「教えてやる。レスナーはビーストだ。レッスルマニアはお前にとって自殺行為になる」と忠告すると、ロリンズは「自殺行為だって気にしない。俺はすべてを犠牲にして魂を悪魔に売ってでもレスナーに勝つ。これは予想ではなくネタバレだ!」と言い放った。