日本初上陸した「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」その“革新的コーヒー体験”とは?

118キロもの焙煎が可能という大型ロースター

 世界で5番目の店舗となる「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)」が28日、中目黒にてオープン。ロースタリーが表す「スターバックスの妥協を許さないコーヒーイノベーション」を体験しつつ、日本ならではの文化の融合も堪能できる、世界的にも注目の店舗となっている。建築家・隈研吾氏が手掛けた建物をはじめ、外観内観にあしらわれた、ロースタリー 東京ならではのデザインも見どころ。

 和紙を使ったオブジェが出迎えるエントランスから店内に入ると、目の前には、4階吹き抜けの空間にそびえ立つ高さ17メートル、直径4.6メートルの巨大な銅板のキャスク(貯蔵庫)。表面は職人によって1枚1枚手作業で仕上げられ、さらに日本の象徴でもあり春の目黒川の風物詩・桜をモチーフとしたオブジェ2100枚で飾られている。その横には、最大118キロもの焙煎が可能という大型ロースターが設置され、エキスパートによって焙煎されていく迫力ある光景を目の前で見ることができる。ここでローストされたコーヒーは、日本各地のスターバックス店舗にも届けられる。

日本初出店となるイタリアのベーカリー「プリンチ」

 メインバーでは、スターバックス リザーブ(スターバックスが厳選した希少で高品質なコーヒー)を使い、コーヒーに精通するバリスタが新感覚のコーヒー体験を提供。バーボンウイスキーの樽の中で熟成させたコーヒー豆をコールドブリューで抽出した「バレルエイジド コールド ブリュー」(1200円)や、チェリーのフルーティーな香りが印象的な「メルローズ トウキョウ」(1100円)など、ロースタリーでしか味わえない、ラグジュアリーなコーヒーメニューがめじろ押し。また、バリスタが抽出する姿やユニークな器具などをすぐ目の前で眺めることができるカウンター席は、コーヒー好きなら体験必須だ。

 さらに1階にはイタリアのベーカリー「プリンチ」が日本初出店。手作りパン、焼きたてのペストリー、厳選素材と合わせたサンドやピッツァ、本場イタリアの伝統を味わう手作りデザートの数々など、朝食からランチ、カフェ、ディナーとそれぞれに本場イタリアの食文化を楽しめるメニューがそろう。

フードもスイーツも充実

 2階はスターバックスの中でも世界最大の大きさを誇るティー バー「TEAVANA」。ロースタリー 東京限定品も含む、ブレンドティーとピュアティー計16種類をそろえる。さらに日本酒の香りをまとう玉露「さくらの小路」(1200円)や、チェリーとハイビスカスがかおる手作りアイスキャンディーが添えられた「ポップン ティー さくらジャスミン」(950円)など、目にも鮮やかな斬新なティーメニューも用意。

3階のバー「ARRIVIAMO」で期間限定で提供するカクテル「スプリング シャワー」

 3階は日本のスターバックスでは初となる本格的なバー「ARRIVIAMO」。こちらでもロースタリー 東京限定となるコーヒーとティーにインスパイアされたカクテルがそろう。日本の“シェア文化”にインスパイアされたシェア向けメニュー「トウキョウ プア オーバー」(3000円)や、グラスの中のお花見を楽しむ期間限定の「スプリング シャワー」(2000円)など、ここならではのメニューは見逃せない。またこのフロアには目黒川を目の前に臨むテラス席も設置。今年の桜の時期には最も注目の花見スポットとなりそうだ。

テラス席は桜並木が続く目黒川が目の前

 最上階の4階では、焙煎豆が袋詰めされる様子を眺めることができるコーヒーパックラインを公開。“工場”でもあるロースタリーの魅力を体感できる。フロア奥の「AMU インスピレーション ラウンジ」はセミナーなどのイベントを開催する場となる。

 スターバックス リザーブ ロースタリー 東京は28日午前7時に中目黒にてオープン。28日から3月3日、9日、10日の7時から9時までは事前応募による「優先入場制」。一般での入場は9時より。

スターバックス リザーブ ロースタリー 東京
【場所】目黒区青葉台2-19-23
【営業時間】7~23時
※28日から3月3日、9日、10日の7時から9時までは事前応募による「優先入場制」。一般での入場は9時より。
【URL】https://www.starbucks.co.jp/roastery-0228/