土屋太鳳が英語スピーチ、志尊淳は英語で取材!『バンブルビー』プロデューサーも「次は東京を破壊したい」

 
 映画『バンブルビー』のジャパンプレミアイベントが12日、都内にて行われ、来日キャスト、スタッフと日本語吹き替え版に出演する土屋太鳳、志尊淳が登壇した。

『トランスフォーマー』シリーズにも登場する人気キャラクター・バンブルビーと出会った孤独な少女チャーリーが心を通わせ合い、共に危機に立ち向かう姿を描く。主人公チャーリーを演じるのは『トゥルー・グリッド』でアカデミー賞にノミネートされブレイクしたヘイリー・スタインフェルド。日本の昔話のような世界を舞台にしたストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』を手がけたトラヴィス・ナイトが監督を務める。

 この日は、バンブルビーのカラーに合わせたイエローカーペットが敷かれ、志尊、土屋に続き主演のヘイリー・スタインフェルド、トラヴィス・ナイト監督、プロデューサーのロレンツォ・ボナヴェンチュラが登場。熱狂するファンの声に笑顔で応えた。英語でヘイリーに取材したという志尊は「すごくフレンドリーな方でした。まだ日本で食事に出かけていないと言っていたので天ぷら屋さんとか教えてあげたいですね」。

 
 続いて行われた舞台挨拶で、ヘイリーが「13〜14歳のころに初めて来日して以来、日本は世界の中でも大好きな場所の1つ。これまでにも音楽やファッション関係で来日したことがあったけど、今回は自分にとって大切な作品と一緒に『トランスフォーマー』の聖地である日本に来ることができてうれしい」と挨拶すると、ナイト監督も「実は8歳のときに父と一緒に来日したことがあって、そのとき僕の人生が一変したんだ。その経験がインスピレーションとなって『KUBO』が生まれたんです」と日本との縁を明かした。

 
 そんなヘイリーや監督たちとの対面に、志尊と土屋も感激。志尊は「個人的に大好きな作品だったので、最初は僕でいいのかなと思ったんですが、自分が関わることで迷惑をかけてはいけないと、責任を持って演じました」と思いを明かし、土屋は「夢が現実になる…正夢? のような。初めてお会いしたのに、やっと会えたという気持ち」と興奮ぎみに喜びをあらわに。

 
 さらに土屋は「せっかく来日していただいたので英語で挨拶したいと思います」と言うと「(吹き替えで)チャーリーを演じることができて、とても興奮したし幸せでした。今日は皆さんとおなじステージに立てて光栄です。この映画は愛や力、勇気にあふれた素晴らしい作品です。ぜひ楽しんでください」と英語でスピーチ。大きな拍手に包まれ「緊張しました、心臓がバクバク(笑)」とホッとした笑顔を見せた。そんな土屋にヘイリーも「私は日本語で挨拶できないから、次回頑張ります(笑)」と拍手。最後にシリーズ全作を手がけたプロデューサーのボナヴェンチュラ氏が「これだけ『トランスフォーマー』が日本発祥と言いつつ全5作で、まだ皆さんへの感謝をスクリーンの中で表していなかったことに気づきました。もしシリーズの次回作を作ることができたら東京をまず破壊したいと思います、大阪でも京都でもなく!」と、東京を舞台にした新作への意欲を明かし、会場のファンを歓喜に包んだ。
『バンブルビー』は3月22日より全国公開。