サッカー日本代表に香川と昌子が復帰。札幌の鈴木ら4人が初選出【キリンチャレンジカップ】

 日本サッカー協会が3月14日、都内で会見を開き3月22日と26日に行われる「キリンチャレンジカップ2019」に出場する日本代表メンバーを発表した。

 1月に行われたアジアカップから13人を入れ替え、ロシアW杯組からDFの昌子源とMFの香川真司が復帰。DFの安西幸輝、畠中慎之輔、FWの鈴木武蔵、鎌田大地の4人が初選出された。

 日本代表は3月22日に神奈川・日産スタジアムでコロンビア代表、26日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸でボリビア代表と対戦する。
森保一監督
22日にコロンビア、26日にボリビアと対戦

 この日、会見に臨んだ森保一監督は冒頭「アジアカップは残念ながら準優勝に終わった。この結果は取り戻せないので、UAEで味わった悔しさをこれからの代表活動の糧にしていき、日本代表をより強く、より発展させたい」などと挨拶した。

 今回の選考については「アジアカップからメンバー13人を入れ替えて臨むことになる。アジアカップで培ったこと、経験したことをさらに発展させられるように、チームとしてより強くできるように、また新たな選手を加えて日本代表のベースアップを図ること、これからの戦いにより結果を出せるメンバー編成を最終的にできるようにやっていきたい」などと話した。

 そしてこの2試合については「現在の立ち位置、日本代表のできることと足りないこと」を見極める場と位置付けた。今回大幅にメンバーを入れ替えたことについては固定したメンバーで戦った場合、その選手が抜けた時に一気にパフォーマンスが落ちてしまうことから、多くの選手に代表の戦い方やコンセプトを植え付け、厳しい戦いを経験させることで代表の土台を広く強固にしていくためのものと説明した。

 今回は特に「南米のチームの技術の高さと体の使い方、個人での駆け引きといったところに試合を通じて選手には感じ取ってもらいたい」という。

 香川と昌子の復帰については「ロシアW杯に参加していた選手たちはみんな力があるので、招集したいとは監督になってからも思っていた。これまで彼らを招集できていなかったのはタイミングやケガの問題。そして日本代表を強化していく過程においてタイミングが合わなかったというところはある。ただし力があるというのは分かっていることなので、今回招集できるのはうれしい」と話し「2人だけでなく、招集できなかった選手の中にも力のある選手はいるし、ロシアのW杯から招集できていない選手もいる。招集できていなくても代表の候補としてテーブルに上がっている選手はまだまだいる」などと今後もロシア組の招集がありうることを示唆した。

 今回漏れた選手については「すでにチームの中での役割を把握した」ことと「ケガや彼らが現在チームで置かれた状況を踏まえた」結果と説明した。
関塚隆技術委員長(左)と森保監督
鈴木と鎌田には「得点」を期待

 初招集の鈴木と鎌田についてはFWの要である大迫が抜けても攻撃のパフォーマンスや得点力を落とさないためには攻撃陣の底上げが必要で、そのための一つの施策。

 森保監督は「大迫が日本代表にとって重要な選手であることはこれまでの活動の中で彼が示している通り。でもこれは大迫だけではなくて、誰が抜けてもその時のメンバーでベストな戦いをするということを常に掲げていきたい。誰が抜けても、チームとしてその時のメンバーで最善な戦いをできるように、選手の良さを少しでも生かして行けるように、戦い方を柔軟にしていけるように監督としてもトライしていきたい」と話したうえで「鎌田と鈴木にまず期待するのは得点。得点を取ってもらいたいし、得点を奪う局面に絡んでほしいと思っている。鎌田はベルギーではレギュラーシーズンの終盤に結果を残している。去年視察をした際も、攻撃の核として機能していた。そういうところを今回の代表でも生かしてもらえれば。鈴木に関してはJリーグで結果を出している。札幌の中では裏に抜け出すスピード、前線で起点になるという彼の良さを生かしながらプレーできている。代表でもチームのコンセプトの中で良さを最大限発揮してほしい」などと期待した。

U-22代表メンバーも発表

 この日は森保監督が兼任するU-22日本代表のメンバーも合わせて発表された。U-22代表は3月22日からミャンマーで開催される「AFC U-23選手権タイ2020」の予選に臨む。こちらについては森保監督は「U-23アジア選手権においても東京オリンピックに向けて、2020年1月にU-23のアジア選手権の本大会がある。その出場権を勝ち取り、東京オリンピックに向けて少しでもいい準備ができるようにミャンマーでのアジア選手権を戦ってチーム力を上げられればと思っている」などと話した。
SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール

〈GK〉
東口順昭  ガンバ大阪
シュミット・ダニエル  ベガルタ仙台
中村 航輔  柏レイソル

〈DF〉
西 大伍  ヴィッセル神戸
佐々木翔  サンフレッチェ広島
昌子 源  トゥールーズFC(FRA)
室屋 成  FC東京
三浦弦太  ガンバ大阪
※安西幸輝  鹿島アントラーズ
※畠中槙之輔  横浜F・マリノス
冨安健洋  シントトロイデンVV(BEL)

〈MF〉
乾 貴士  デポルティーボ・アラベス(ESP)
香川真司  ベシクタシュJK(TUR)
山口 蛍  ヴィッセル神戸
小林祐希  SCヘーレンフェーン(NED)
宇佐美貴史  フォルトゥナ・デュッセルドルフ(GER)
柴崎 岳  ヘタフェCF(ESP)
中島翔哉  アル・ドゥハイルSC(QAT)
南野拓実  ザルツブルク(AUT)
守田英正  川崎フロンターレ
堂安 律  FCフローニンゲン(NED)

〈FW〉
※鈴木武蔵  北海道コンサドーレ札幌
※鎌田大地  シントトロイデンVV(BEL)

※は初選出
「AFC U-23選手権タイ2020予選」U-22日本代表メンバー
〈GK〉
1 小島亨介  大分トリニータ
12オビ パウエルオビンナ  流通経済大
23 波多野豪  FC東京

〈DF〉
4 板倉 滉  FCフローニンゲン(NED)
21 町田浩樹  鹿島アントラーズ
19 大南拓磨  ジュビロ磐田
22 立田悠悟  清水エスパルス
14 原 輝綺  サガン鳥栖
20 橋岡大樹  浦和レッズ

〈MF〉
3 中山雄太  PECズヴォレ(NED)
10 三好康児  横浜F・マリノス
6 長沼洋一  愛媛FC
8 伊藤達哉  ハンブルガーSV(GER)
2 藤谷 壮  ヴィッセル神戸
11 遠藤渓太  横浜F・マリノス
13 岩崎悠人  北海道コンサドーレ札幌
17 松本泰志  サンフレッチェ広島
5 杉岡大暉  湘南ベルマーレ
16 齊藤未月  湘南ベルマーレ
15 久保建英  FC東京

〈FW〉
7 前田大然  松本山雅FC
9 上田綺世  法政大
18 田川亨介  FC東京
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