GENERATIONS 小森隼の【小森の小言】第22弾 悩んでも、考えても、時間は過ぎていく。

最近の天候事情に悩まされている。
前回の小言でも話しましたが、改めて迷惑である。
潔く、厚着をしろ。
と、言われればそれで終わりなのですが
どうしても身軽で動きたい。
春の気候に恋い焦がれている。
まさしくこれは恋でしょう。
太陽さん
僕はあなたの暖かさを待ち望んでます。
どうか、どうか1日でも早く春を連れて来て下さい。

天候ネタはしばらく続くでしょう。


さてさて、最近の僕はというと
少し時間を持て余してます。
3月1週目は大阪に行ったり名古屋に行ったりと
東京を離れる事があり、その移動中だったり仕事終わりの夜だったり
東京への帰路だったり何かと一人の時間が多く
自由な時間が多いのです。
自由な時間と言うと聞こえは良いが
単に暇なのである。とても。
寝てしまえばそれで終わりなのだが
そう言う時に限って僕の神経は踊り出し
目を閉じても、まるでミラーボールが回ってるようにまぶしく感じて
ホテルの一室とは到底思えない。
心臓のBPMは上がる一方。
完全にフェス状態。


羊を数えても
脳内の羊は増えていく一方。
挙げ句の果てには集まった羊たちは踊り出すのである。
しかもちょっと上手い!
一緒に踊れれば楽しいだろう。


趣味はコーヒー、紅茶。
どう考えても移動中で行える趣味ではないし
ホテルには器具が無いことからこの時に限っては
趣味でもなんでもなくただの妄想。
こう言うコーヒーが飲みたいとか、ハーブティーの種類って何種類だろうとか、、、
答えの出ない事ばかりを考えてもその思考もすぐに尽きてしまう。
だから読書をしてみようと試みるわけです。
ショッピングサイトにダイブして色々な種類の本を探します。
今年で24歳を迎える僕ですが
何のきっかけか漫画だけでなく活字も読むようになり
少し大人になったんじゃないかと自問自答繰り返してます。


現代技術は進む一方で
携帯で本も読める事から僕の携帯は
完全に博学状態である。
経営の本から日本の歴史から色々な方のエッセイだったり
僕が興味を持てば持つほど携帯が賢くなっていく。
だから問題はここからで
携帯ばかり賢くなるが
肝心の僕はそれを全て処理できていないのである。

本を一冊読むのに大体約4時間ほど
小説などのストーリー物なら7時間はかかるものもある。
なので深夜から読み始めると最後まで読み終える時のほうが少ないのです。
でも、携帯の中の文章は無くなる事はなく、、、
そうなると、ここからが問題で
自分の自由な時間を有意義に使うはずが
その買った本のおかげで逆にそこに縛られてしまうのです。
僕と言う人間は自由だと感じると、自らに何かを背負わせたくなって
逆に縛られると嫌になる。
帰りの新幹線でも、あんなに魅力的だった本が
とても憂鬱なものになる。
どんよりとした自己嫌悪と
永遠にも感じる文章を読みながら東京に帰るのです。
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