2012年01月30日

 

愛と勇気でハードルなんて踏み倒せ!

 いろいろなハードルがバシバシとやってくる感がビシバシのご時世。愛と勇気を持って、ハードルなんて全部踏み倒してやれという気概を持って臨もうではありませんか!」

 2012年初の「D.N.A.ロックの殿堂~吉川晃司 EDGE OF HEART~」の収録は、エネルギッシュなあいさつでスタートした。昨年大みそかにツアーファイナルを終え、お正月は「いつも以上に眠り、元旦は魚をさばき、その後はたまりにたまった書物や見たかった映画を見たり」して、吉川らしい“寝正月”を過ごしたことで、多少はリフレッシュできた? 聞こえてくる声も、いつもに比べて力強い。

 年も明けてそろそろ1カ月。今、吉川が何をしているかというと「残務整理」。前回の収録で正月は2012年にやることを整理すると話していたが、絶賛その作業に追われているという。「去年は後ろにいろいろとほっぽらかしたままで前に向かって走るしかなかった状況だったから、今年はそういったものを拾いつつ、どうするかを考えてる」

 そう話すそばから、さまざまな動きが見えてきた。番組でも紹介した初めてのストレートプレイの舞台『陽だまりの樹』(4月上演)の製作発表が都内で行われ、吉川は「裸でぶつかる」と意気込みを語った。そして、8月25日には映画『るろうに剣心』が公開。そのほかにもいい話が次々にラインアップされているという。

 東日本大震災で傷ついた人たちや地域への支援の動きもまだしばらく続きそう。「やっぱりね、俺は戦争が始まったようなもんだって思ってるから。傷ついた地域、傷ついた人たちのために、他の地域の人間は、生産性を高めてどんどんやっていかなきゃなあって思うんだ」

 原発問題についても同じだ。「専門家でもない俺が、原発のことなどに触れるといろいろ反応や批判の意見もいただいてますよ。俺は活動家ではないけれど、発信できる場所を与えられているということで、みんなで考えていきましょうよっていうことは言っていいと思ってる。徐々に正しい方向に、みんなが元気で、幸せな生活ができる国に戻していかないとおかしいよね」

 もちろん、本分である音楽活動にはより一層力を入れる。「去年いろいろエネルギーを使ったところもあって、支援活動にはどこかで一段落つけないと思考が持たないなって感じなんだよね。よりエネルギッシュにより有効打が打てるようなこともやりつつ、本分の歌もしっかりやっていかないとね。本分は歌い手。ちゃんと曲を書き、詞を作り、楽器を弾いて、CDを作らないと! 会社が潰れたらもともこもないからさ(笑)。だから、今年もファイトでいきます!」