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2009年05月25日

 

第62回 千代田区日比谷~有楽町ガード下

約26年前、吉川晃司が始まった場所

 日比谷公園から帝国ホテル側に横断歩道を渡り、吉川が足を止めたのは、ある地図の前。帝国ホテルの入り口脇にあったそれはこの界隈の江戸時代のマップだった。その中に吉川家の古い親戚筋の屋敷を見つけ、さらにテンションがあがる。


2009年05月11日

 

第61回 千代田区日比谷公園散策

アスレチックでは雲梯をやろう!

 日比谷野音の裏側にあるフリースペースでは、ランチの後にくつろぐビジネスマンがおしゃべりに花をさかせていた。そこにウオーキングスタイルで現れた吉川。野音の思い出を聞きながら、都心のオアシス・日比谷公園探索に向かった。


2008年11月10日

 

第51回 千代田区神保町~山の上ホテル

本を読まなきゃ人間深くならないよ

 神保町のすずらん通りにある中国書専門店『内山書店』に入ると、吉川は棚から分厚い本を取り出してこう説明した。

「これが宮城谷(昌光)さんに勧められて買った中国の4000年分の地図。“小説に付いてる地図だけじゃ分からない”と言ったら、中国の全時代を網羅してるものがあるから、それを傍らに置いて読むといいって教わったの。でも、時々字が分からない(笑)。中国の略字って、あまりにも略されてるからね。宮城谷さんには、地図の他に『資治通鑑(しじつうがん)』っていう中国の史書も勧められたけど、これはもう見た瞬間にあぜんとした。原文のまんまなの。漢文、しかも見たことのない複雑な文字で、要は和訳されていない(笑)。さすがに買わなかったけど、宮城谷さんの研究ぶりはすさまじいと思ったね」


2008年10月27日

 

第50回 千代田区淡路町~神保町

女性にメイク道具を贈るのはいいか悪いか?

「歩き始めからあんなに腹いっぱいになったのは、連載史上初めてだね(笑)」

 魅力的な食べ物屋が並ぶ淡路町の路地を歩きながら、吉川は笑っていた。神田明神の『天野屋』に始まり、『志のだ寿司』『近江屋洋菓子店』とつまみ食いを続けてあっという間に満腹になり、目当てだった神田『薮蕎麦』やお汁粉『竹むら』もすべてパス。しかしここ淡路町界隈にはさらに胃袋を刺激する店が軒を連ねていた。『ミルクホール』というのれんを掲げる食堂の前を通っては、「いいねー、こういうとこ。ここで食べてもよかった(笑)」。腹ごなしに付近を散策すると、路地の間に『一八稲荷』を発見したりしたが、別の通りに抜け出ると再びいい匂いが鼻をついた。「この香りはごま油…?いや、何か他の油も混ぜてるね」。香ばしい匂い漂う先には天ぷらの『八ツ手屋』。外観もこれまた吉川好みの老舗感たっぷりだ。苦笑しながら店の前を通過し、“食べる時は計画的に”の心得を抱きながら淡路町の路地を後にした。


2008年10月13日

 

第49回 千代田区神田明神~淡路町

老舗めぐりは食べ過ぎに注意!

 昔の日本を感じさせる雰囲気のある店内。飾り棚には、ひょうきんな顔の狸の置物や、美しい江戸切り子のグラスなどが飾られていた。「次回はここに行こう」という吉川の希望でやってきたのは、神田明神の門前にある甘酒屋『天野屋』。「江戸に仇打ちに来た人が生活のために甘酒屋を始め、仇は見つからずにそのまま店が本職になった」と吉川が話してくれていた例の店である。