今年1年を予感させる!? 美少年とヅカの年末年始
1月も半ばになってしまいましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年末から年が明けて、またも芝居漬けの日々を過ごしました。
12月24日はこのコラムでも再三ご紹介してきました宝塚雪組の朝海ひかるさんのさよなら公演に行ってまいりました。お芝居、ショーともに自分の魅力を引き出してくれるオリジナル作品で卒業できるのは宝塚の生徒として理想の形だと思うので、寂しいですが、すがすがしい気分です。そして翌25日はミュージカル『テニスの王子様』の日本青年館に行ってきました。ちなみに夫の実家が関西なものですから年が明けて帰省したときに、3、4日と新大阪でも観てしまいました。6日には宝塚大劇場で月組の『パリの空よりも高く/ファンシーダンス』と星組の『Hallelujah(ハレルヤ) GO! GO!』を観劇。帰省してるんだかなんだか…。
東京に戻りまして7日には新宿コマ劇場で「エリザベート・ガラコンサート」。今年3月28日から梅田芸術劇場で『エリザベート』のウィーンオリジナルバージョンの上演があるので楽しみです。
まさに美少年とヅカの年末年始でした。
話は戻りますが、大晦日は新感線のカウンドダウン公演に行ってきました。本編が終わった後、年越し蕎麦と年越しそうめんが振る舞われました。高田聖子さんが八代亜紀さんの『舟歌』を歌いながらせりあがってきたり、阿部サダヲさんが“ひとりグループ魂”状態で歌ったり、市川染五郎さんなんて獅子舞まで披露してくれたり、楽しい時間を過ごしてきました。
本編の『朧の森に棲む鬼』のほうは、新感線3回目の出演となる市川染五郎さんがもの凄い悪人を溢れんばかりの色気を持って演じられていました。新しい染五郎さんの魅力を引き出した中島かずきさんの筆、いのうえひでのりさんの演出も、これからの新感線のあり方を感じさせました。
でも「1ステージ1萌え」をテーマにいわせていただきますと、今回の萌えツボは、染五郎さん演じるライを信じて信じてついていくのに裏切られる弟分の阿部さんの姿とそのせつなさに萌えました。
今回の作品は滅びの美学がうまく描かれていたように思います。配役のバランスも良かった。古田新太さん、高田さん、秋山菜津子さんはじめそうそうたるメンバーが揃っているんだけど主役の染五郎さんをはじめ食い合うことなく並び立っていました。
この原稿を書いた後にも宝塚宙組、星組特別公演、志の輔落語、劇団鹿殺し、『哀しい予感』『ROCK MUSICAL BLEACH』『エア・ギア』見にいってきます。これだけ見たいものが1月からあるなんて幸せ。そして今週は高橋克実さんと八島智人さんの『禿禿祭』たっぷり堪能してまいります。
今年もいい舞台に出会える予感がいっぱいです。
中井の気になる!!◆『スウィーニー・トッド』(日比谷・日生劇場 ~1月29日) ◆『テニスの王子様 Absolute King 立海feat.六角~First Service』(池袋・サンシャイン劇場 1月18~21日) ◆『ひばり』(渋谷・シアターコクーン 2月7~28日) ◆『フールフォアラブ』(渋谷・パルコ劇場 2月7~25日) ◆『地獄八景:浮世百景』(三軒茶屋・世田谷パブリックシアター 2月9~18日)