コミックが原作の場合は役者の似具合が重要デス!!
こんにちは、中井です。『テニミュ』で始まった私の2008年、観劇数のカウンターはいい感じで増加中です。
と言いつつ、タイトルが『ZUKAZUKA』なのに、しばらくヅカ(宝塚)の話をしていなかったことを反省。今回は星組『エル・アルコンー鷹ー』の感想からお話ししたいと思います。
これは、青池保子さんの人気コミックが原作。『テニミュ』もそうですが、アニメやマンガが原作の舞台って、役者さんがどれだけ役に似ているかが重要だと思うんです。ヅラやメイクのノウハウが豊富なヅカは、その点で安心。しかも今回の主役は、安蘭けいさんと遠野あすかさんで、歌も踊りも演技も安定した実力のトップコンビでしたから、話の芯をバッチリ伝えてくれていました。
ただ、長い原作をほとんど見せる構成で、展開がかなり忙しく、やや詰め込み過ぎの感は否めず。黒髪ロン毛と金髪巻き髪の男性ふたりが永遠のライバル関係という、私の萌えポイントはしっかり刺激され、大満足だったのですが(笑)。
毎年1月恒例の『浅草歌舞伎』も満足させていただきました。この何年かはメンバーが固定していることもあり、役者さんの成長ぶりがよく分かります。若くてきれいだから「可愛いお姫様」といった役がすんなりこちらの意識に入ってきますし。何より、どの方からも「歌舞伎が好きでたまらない」という気持ちが伝わってくるのがいいですね。同世代の役者さんたちがこうして切磋琢磨し合って、未来の歌舞伎はますますおもしろくなるのでしょう。
若くてきれいと言えば、やはり『テニミュ』。今回は、主人公側の青春学園が沖縄の比嘉中学と対戦する話だったのですが、もし原作の対・比嘉戦を普通に読み流した人がいたとしても、舞台版を観たら、もう1度原作版を読み返したくなったと思うし、比嘉中ファンにさえなったのでは、と思います。それくらい脚本も役者さんも、三次元化を見事に成功させていました。だって青学はベンチに12人いるのに対して、比嘉は5人。それでも空間はちゃんと埋まっていましたし、メンバーそれぞれの試合も見応えがあったんですよ。
最後にギンギラ太陽'Sの『翼をくださいっ!さらばYS-11』。いつも毒舌ズカズカの私ですが、たまにはこんなふうに、悪意のない素直に感動できる作品に触れるのもいいなと、心が洗われました。日本の航空事情の知識もいろいろ知ることができました。もうすでに、ほとんど忘れてしまったんですけどね…。