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THE RAMPAGEの鈴木昂秀 ワンチャンドッキリと思った主演映画で魅力ジワリ〈ただ、あなたを理解したい〉

2024.02.23 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループ THE RAMPAGEのパフォーマー、鈴木昂秀が主演する映画『ただ、あなたを理解したい』(碓井将大監督)が2月23日に公開となる。これまでにも映画やドラマ、舞台などさまざまな場所で演技に挑戦してきたが、本作で映画初主演。THE RAMPAGEやそこから派生したヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGEでは年下で弟キャラの鈴木。この映画に出会えてラッキーだった? 鈴木に聞く。


 公開を控えた2月13日、鈴木は都内の映画館でともに映画を作った面々と舞台挨拶に立っていた。ステージの真ん中で、共演者たちの言葉を受けて顔をくしゃっとさせて笑ったり、ツッコミを入れて盛りあげたり。応援に駆けつけたMA55IVE THE RAMPAGE(以下、MA55IVE)のメンバーは、そんな鈴木の姿を誇らしく思ったという。

 インタビューしたのはそれよりも少し前。主演映画の話でインタビューを受けるってどんな気持ち?と聞くと「ちょっと不思議です。だけど、やっと公開できる、みなさんに届けられるといううれしさがあります」

『HiGH&LOW』シリーズや舞台作品への出演経験はあるが主演は初めて。出演の経緯を聞くと「映画に主演しませんかって、おいしいなーって思って」と素直過ぎる答えが返ってきた。

「その時点では、僕には具体的なストーリーであったり詳しいことは知らされなかったので、ワンチャン、ドッキリか何かかなとも思ったんです。それから時間が経つに連れて、ちゃんとしたプロットが届いて、本当なんだって。青春系を演じてる自分を想像してなかったし、演じるのがすごく楽しみになりました。台本が届くと(主人公は)自分っぽくてやりやすそうだなって感じましたし、作品への興味もどんどんどんどん湧いてきて、この作品をどうしてやっていこうかって、すごく楽しくなりました」

BALLISTIK BOYZ、最新作は「大きなターニングポイントになる」 2年ぶりのニューアルバム『Back & Forth』をリリース

2024.02.21 Vol.Web Original

 7人組ダンス&ボーカルグループのBALLISTIK BOYZが待望のニューアルバム『Back & Forth』を2月21日にリリースする。約2年ぶり、通算3枚目となる本作は、タイでの活動や経験と、新たな段階 = NEXT レベルへと進む7人の意志を強力に反映した作品に仕上がった。本作にどのように向き合ったのか、メンバーに聞く。

ーー ニューアルバム『Back & Forth』のリリースが迫ってきました。前作から約2年ぶり。どんな作品にしたいと思っていましたか?

 砂田将宏(以下、将宏):タイトルを直訳すると「行ったり来たり」。僕たちはこれまで、本当にトライ & エラーを繰り返しながら、いろいろなチャレンジをしてきました。進んだと思ったら、ちょっと戻ってみたりすることもありましたが、着実に進んできたと思っています。そういったこの2年間の自分たちを表すようなアルバムにしたいと思っていました。

ーー 前回みなさんとお話したのが『All I Ever Wanted feat.GULF KANAWUT』のリリースのタイミングで、昨年の9月ごろだったのですが、その次点で制作は進んでいたんですか?

 将宏:そうですね。ただそれも『Back & Forth』な状況ではあって(笑)。

 日髙竜太(以下、竜太):アルバムのリリースは2年ぶりということもあって、納得いくものを出したいと思っていました。この2年で発表した楽曲を見返して、他にどんな曲をやるべきなのかというのを色々考えて話し合いました。

 将宏:行ったり来たり(笑)。昨年のツアーでも披露させていただいた、僕らがゼロから作った楽曲でもある「N.E.X.T」がアルバムのリード曲になっても良かもしれないという話し合いもありましたが、リリースの頃には、年も新しくなる。そうすると、みんなが知らない曲をリード曲にしたいよねと最終的に意見が一致して、自分たちがやりたい曲って何だろうとメンバーで考えたんです。

ガッツリ踊る WOLF HOWL HARMONYにドキドキ? 最新シングル「Frozen Butterfly」で未知のウルフに会える

2024.02.14 Vol.Web Original

 LDH史上最大規模のオーディション「iCONZ〜Dreams For Children〜」から誕生した4人組ボーカル・ラップグループ、WOLF HOWL HARMONY(ウルフ・ハウル・ハーモニー)が2月14日、セカンドシングル「Frozen Butterfly」をリリースする。数えきれない人をドキドキさせて、結果もしっかりと残したデビューシングル「Sweet Rain」に続いて彼らが届けるのは、彼らの葛藤や思いを綴った、ちょっとした懐かしさとフレッシュさを兼ね備えた踊りたくなる楽曲。同じオーディションから飛び立ったグループが踊りまくる一方で、歌声でオーディエンスを湧きたたせて来た彼らが踊りだしたら……!?

満場一致で決まった「Frozen Butterfly」

 

ーー 新曲「Frozen Butterfly」は昨年末の「LDH LIVE‐EXPO 2023」で初披露されましたが正直驚きました。みなさんのファーストインプレッションは?

RYOJI:WOLF HOWL HARMONY(以下、ウルフ)は、プロデューサーのDARUMAさんを筆頭に、ファクトリーと呼ばれるチームで楽曲制作をしていて、「Frozen Butterfly」もファクトリーから何曲か候補が上がってきたところで試聴会をするみたいに聴きました。

 僕が感じたのは、新しいけど、どこか懐かしいなってことでした。2000年代ぐらいのサウンド感があって。それにバイオリンとか、クラスターのエッセンスも入ってたりとか、ウルフらしさがあるなって思いました。

ーー踊らないわけはないよねといったダンサブルな楽曲です。

SUZUKI:次の楽曲あたりでガッツリ踊るっていう話は結構前から出てはいたんですよね。「Frozen Butterfly」をリリースしようっていう前から。

RYOJI:実際にどの曲に取り組むかっていうのは、みんなで一緒に決めていくんですけど、満場一致でこれがいいよってなったのが「Frozen Butterfly」のデモ音源でした。

ーー ファンの方の手元に置かれる2枚目の作品。いよいよリリースとなった今の気持ちは?

SUZUKI:最初のシングルを出した時から次はいつ出そうかって先のことも全部想定しながら進めてきたので、出せるタイミングが来たことがすごいうれしいです。『Sweet Rain』を超える作品を作ろうと思って取り組んでいますが、いろいろな方にサポートしていただいてすごく盛り上げていただいたデビューシングルを超えるのは本当に簡単なことじゃないと思っています。

 ただ「Frozen Butterfly」は、これまで届けて来た曲の中ではちょっと毛色が違うので、僕たちの新たな一面を見せられると思っています。それにこの曲は、僕たちの強さも出せる楽曲で、人の背中を押せるような内容になってもいるので、ガッツリかましたいなって思っています。「Sweet Rain」も最高の楽曲ですけど、それを更新していかないといけない。

PSYCHIC FEVERが個人技聴かせる最新EP! JP THE WAVYと化学反応「たくさん引き出しもらった」 

2024.01.19 Vol.Web Original

EXILE TRIBEの7人組グループ、PSYCHIC FEVERの2024年が本格的に始まる。19日にデジタルEP『99.9 Psychic Radio』をリリースする。タイ・バンコクでの半年にわたる武者修行を終了したあとも、日本での活動はもちろん、精力的にバンコクやアジアに足を運んで、アジアにおける存在感を確実に大きくしている彼ら。今年は何をする?

 

「Temperature」で化学反応が起きた

ーー最新EP『99.9 Psychic Radio』について聞かせてください。制作は単独ツアーが終わったぐらいからですか?

JIMMY:昨年の夏ぐらいからですね。JP THE WAVYさんプロデュースで1曲作ろうってことになって、自分たちが作りたいもののリファレンスを出したりして、いただいたのが「Temperature」(2023年10月配信リリース)でした。

ーーEPにも収録されているジャージードリルを取り込んだ楽曲ですね。

中西椋雅(以下、椋雅):はい。で、もともとはその「Temperature」だけの予定だったんですけど、まあこれが良くて(笑)。

JIMMY:化学反応が!

小波津志(以下、志):WAVYさんも、もっとやりてー!って言ってくれて。

椋雅:JP THE WAVYさんのオールプロデュースでのEPに発展しました。

JIMMY:収録されている4曲が本当にバランスがいいんですよね。「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」は2000年初期のリバイバル、「Psyfe Cypher」はラッパー曲でラッパーだけでもしっかりとパフォーマンスできる曲です。「Temperature」は僕らのデビュー曲「Hotline」のラインにある恋愛ソング、そして「Rocket(Take You Higher)」がボーカルを堪能できるメロウな曲。自分たちの取り柄をうまくピックアップした曲が揃いました。

ーー JP THE WAVYさんとの作業は楽しめましたか?

剣:もちろんです。時間を作ってみんなで意見を出し合おう!みたいなのはあんまりなくて、レコーディング中だったり立ち話してたりするなかでのコミュニケーションなんです。だから、こういう曲がやばいかもね、こうやっていくと僕らにはいいかもねとか、自分はこう考えているといったこともしゃべってしまう……。

椋雅:歌っているときに「適当にやってみて」って言われて。レコーディングで適当に歌うなんて経験がなかったので、手探りでやってみたんですけど、そっちの方がいいねって。ラフな感じやオラついた感じが出たって。レコーディングだったのにスキルアップにもつながるような時間になったのではないかなと思います。

渡邉廉(以下、廉):僕の時もWAVYさんはブースの中まで入ってきてくれて、こうやるんだよって。すごい真剣に向きあってくれているんだって光栄に思いましたし勉強になる。アドバイスが分かりやすいし……

椋雅:本当に的確なんですよね。

半田龍臣(以下、龍臣):僕はWAVYさんの楽曲をずっと聴いていたので、こんな近い距離でラップを教えてもらえて、レコーディングにも立ちあってもらえるなんてすごく幸せな時間でした!

WEESA:僕も中学生ぐらいからずっと聴いていた人だから、ただうれしかった。こんなに付き添ってくれるんだってね。WAVYさんはお腹がすいちゃうぐらい長時間レコーディングに付き添ってくれるので、お腹空いた、ハンバーガー頼もうよ!って、一緒にハンバーガーを食べたのは結構楽しい思い出です(笑)。

THE RAMPAGE 川村壱馬、RIKU、吉野北人 「3人だけで飲んだ」レアな夜の思い出  映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』

2023.11.29 Vol.756

 THE RAMPAGEのボーカルの川村壱馬、RIKU、吉野北人がトリプル主演を務める映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』が12月1日に公開される。3人は心に傷を負った女性を癒す“デートセラピスト”として、それぞれの一夜限りの物語を彩っていく。また、映画の主題歌の『片隅』もTHE RAMPAGEが担当。刹那を演じる川村、イチヤを演じるRIKU、刻を演じる吉野に映画トリプル主演を果たす気持ちを聞いてみた。

BALLISTIK BOYZ「この作品にかけてます」新曲は世界に照準! 全英詞&タイで制作したコラボ曲〈インタビュー〉

2023.10.20 Vol.Web Original

 日本からアジア、そして世界へ向かうEXILE TRIBEの7人組ダンス&ボーカルグループ、BALLISTIK BOYZがニューシングル『All I Ever Wanted feat.GULF KANAWUT』をリリースした。表題曲はタイ国内外で人気を集めるタイの人気俳優のGULF KANAWUTをフィーチャリングしたダンス・ポップチューン。全英詞で世界に照準を合わせた意欲作だ。この夏、7人は本作を携えて、アジアのフェスを回り、半年ぶりにタイでもパフォーマンス。出演した「バンコク日本博2023」は昨年タイで活動した際に最初に立ったステージでもある。1年前とは大きな違いと手ごたえを感じたようで……。

 

ーー9月の頭に「バンコク日本博2023」でライブパフォーマンスをしましたね。帰国されてから約半年ぶりのタイだったそうですが、ステージにはどんな気持ちで立っていましたか?

日髙竜太(以下、日髙):個人的にはタイに行きたくなっていたころでしたし、日本博は僕たちのタイでの半年間の始まりでもあったので、ちょうど1年が経って、戻ってきた!みたいな気持ちでステージに立っていました。

奥田力也(以下、奥田):僕もタイのファンの皆さんとも会えるので、すごく楽しみにしてました。日本でいろいろな活動をするなかで、タイでの活動はもちろんアジアでの活動を早くしたいってずっと思っていたので、改めて行くことができてすごく良かったです。海外に行くと日本のファンの皆さんに会いたくなるし、日本にいれば海外の皆さんに会いたくなる、ずっとそういった感じなんです。

加納嘉将(以下、加納):半年ぶりにまたタイに来れたといううれしさがあり、それにガルフさんとの「All I Ever Wanted」だったりタイで楽曲を作った上でまたタイに行けたのがすごくうれしかったです。「BALLISTIK BOYZ VS PSYCHIC FEVER THE SURVIVAL 2023 THAILAND」(2月にタイで開催したライブ)の時はタイ武者修行の集大成としての締めくくりのライブというのもあったので、ありがとうの気持ちも込めてっていうのがあって……


加納嘉将

ーーエモーショナルにならざるを得なかった?

加納:だいぶ。行く前は自分がそんなふうになるとは思ってなかったですけど。そのライブがあって、日本博にはあんなに人が来てくれた。半年間に価値があったんだなって。ステージでも、去年があったからこそ、今こうできているって思うこともありました。

LDHの新しい4人組、WOLF HOWL HARMONY  デビューでワクワクとゾクゾクが止まらない?

2023.08.24 Vol.Web Original

 LDH JAPAN史上最大規模で行われたオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」から誕生した4人組グループ、WOLF HOWL HARMONY(ウルフ ハウル ハーモニー)が23日、シングル『Sweet Rain』をリリースし、デビューした。シングル曲はもちろん、グループの在りかたや姿勢で「新しい風を吹き込める」と胸を張るメンバーにインタビューした。

 

 23日、注目を集める3つのボーイズグループが同時にデビューした。7人組のKID PHENOMENONと10人組のTHE JET BOY BANGERZ、そして4人組のWOLF HOWL HARMONY(以下、WHH)で、いずれも同じオーディション「iCON Z」の男性部門第二章で誕生した。

「早く走り出したい。それも爆速で」

 6月末からは応援してくれたファンに感謝の気持ちを届けるために、再び全国各地を“夢者修行”で回っている。WHHも名古屋を皮切りに各地のステージに立ってきた。そして待ちわびていた日がやってきた。

RYOJI:長く準備をしていた分、『Sweet Rain』で世に出ていくことに、ものすごくワクワクしていますし、僕たちも自身も新しい風を吹き込めるんじゃないかとゾクゾクしています。今はゲートが開くのを待っている状態で、早く走り出したいんです。それも爆速で。どんどん大きなステージに立っていきたいんです。

HIROTO:僕も高校3年生のころから追いかけてきたデビューという夢が叶うことにワクワクしています。いま夢者修行でお客さんの前でパフォーマンスするのがすごく楽しいし、4人での共同生活も楽しいし……毎日が楽しい。でもふと我に返る時があって、LDHでデビューできるって冷静にやばいなって思ったりしています。

GHEE:ここからが本番だからね。

SUZUKI:そう、デビュー日がゴールじゃない。ここから。なんとなく過ごしてたらなんとなくで終わってしまうと思うから、自分たちがしなきゃいけないことだったり、自分たちの掲げている夢の実現に向けて逆算してやっていかないといけない。デビューもまた逆算したひとつでしかないというか……。

GHEE:浮かれていてはいけないですよね。最近の僕は、グループがもっと大きくなるためにも、何をすればいいのか、何をしなきゃいけないのかを自分と向き合いながら考えている感じです。デビュー日が近づけば近づくほどその想いが強くなって、考えも、より細かい部分まで及んでいます。

「どこか奇妙に思ってほしい」?

 4人の歌やハーモニーが強みで、より音楽性が前面に出ている印象のグループ。リーダーのRYOJIがいう「新しい風」も気になるところ。

 RYOJI:EXILE TRIBEとしては初めての4人組。CDのアートワークも人間が入っていなくてイラストです。EXILE TRIBEとしても、LDH全体でも今までになかった存在のグループであることが見て分かっていただけると思っています。デビューシングルのビジュアルを見た人、偶然に出会った人にもどこか奇妙に思ってほしいし、こいつらは何者なんだろうって気になる存在になれればと思ってるんです。

注目度上昇中のヒップホップユニット MA55IVE THE RAMPAGE  目標は「THE RAMPAGEと対バン」 9月に初のシングルパッケージをリリース

2023.08.14 Vol.Web Original

 ヒップホップユニット、MA55IVE THE RAMPAGE(以下、MA55IVE)が存在感を増している。人気も注目度も沸騰中の16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのLIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀のパフォーマー5人で構成されたヒップホップユニットだ。昨年、「ハイロー」シリーズの最新映画『HiGH&LOW THE WORST X』で劇中歌「RIDE OR DIE」を担当して注目され、今年年明けからは大型イベントのステージやB.LEAGUEのハーフタイムショーも経験。9月に初めてのシングルパッケージのリリースも決定し、勢いが止まらないMA55IVEに沖縄でインタビュー。メンバーが、MA55IVEの始まりからこの先までを語る。

 

『INVADERZ』はMA55IVEの覚悟が見える作品

ーー ユニット初となるシングルパッケージ『INVADERZ』(9月13日発売)を控えて、ファンの皆さんを中心にザワザワしています。『INVADERZ』はどんな作品になっているんですか?

山本彰吾:『INVADERZ』は、結構僕らの覚悟が見える作品になると思っています。というのも、MA55IVEの価値観と見え方が一気に改造できると思っているからです。

ーー なんだかすごそうですね!

浦川翔平:攻めたやつです……ダブステップっぽい。

山本彰吾:THE RAMPAGEでやらないことを、MA55IVEはやってくれるよなあというものになっていると思います。

ーー リリースパーティーもあり、ファンの期待も高まっています。

浦川翔平:新しい曲が皆さんに届けられる楽しみとうれしさでいっぱいです。もちろんファーストインプレッションの怖さもありますけど。

神谷健太:反応を見るのが楽しみだよね。みんな来てくれるのかなって思いますし、MA55IVEの立ち位置も分かる。それによって、これからやれることも分かってくるから。

鈴木昂秀:確かに!


始まりは「ラップやりたい人、手を挙げて!」


 
ーー さて、今日はそこからですかというところからお話を聞きたくて。まずはMA55IVEの始まり、ゼロからイチになったときのことを教えてほしいです。

LIKIYA:本当の最初でいうと、僕と翔平と(武知)海青(THE RAMPAGEのパフォーマー)だったんです。ただその時はまだMA55IVEでもなんでもないんですけど。ラップをやりたい人はいる?と聞かれて手を挙げたのがこの3人。その流れで、LDH所属のラップチームといったらDOBERMAN INIFINITIYさんですから、ドーベルさんにラップのレッスンを受けたっていう。

ーー 派生ユニットを想定しての「手を挙げて!」やレッスンだったんでしょうか。

LIKIYA:それはなかったと思います。もともと人数が多いグループなので後々そういうこともできるんじゃないかなと思ってるけど、ぐらいで。具体的には何も決まってない状態で、とにかくやってみよう!です。

浦川翔平:そこから考えると、MA55IVEって意外と長くやってるんですよね。まだMA55IVEではない状態でTHE RAMPAGEのホールツアー(”GO ON THE RAMPAGE”)でやってたのが2017年とか18年、手を挙げたのはそれより前で16とか17年だったんじゃないかな。その頃にやりたいですって手を挙げるのは度胸がいりました。THE RAMPAGEが新人ですし、まずパフォーマーとしてTHE RAMPAGEを全力でやっていく時だろうって思われる時期ですから。

ーー それでも手を挙げたんですね。

浦川翔平:子どもの頃からDJとかラップをやらせてもらってきたので、それを具現化したかったというのもどこかにあったのかもしれないですけど、単にスキルを磨きたかったんです。ドーベルさんはリアルに作品をリリースしたりライブをしているので、第一線でやっている人たちから学びたかったんです。

ーー 次に加わってくるのは(鈴木)昂秀さんですよね。

鈴木昂秀:時期的にはホールツアー前です。リハ―サル中だったと思うんですけど、HIROさんがいらっしゃって、「ラップやりたい人いないの」って軽い感じでおっしゃったんです。


「俺も好きなんです、やりたいです」

 

ーー そして順番的には、山本(彰吾)さんが登場?

LIKIYA:ホールツアーのラストだったよね、最終日。

浦川翔平:「俺も好きなんです、やりたいです」って告白してくれて。

ーーちょっとドラマがありそうですね。

山本彰吾:ヒップホップもラップも好きでしたし、チャンスがあったらという気持ちはありましたけど、自分なんてなあって思っていました。だけど、みんながやっているのを見ていたら抑えられなくなって……チャンスは今しかないなって。

LIKIYA:LINEをもらったんだよね。

鈴木昂秀:泊まってるホテルの部屋にコンコンって来てくれて、伝えてくれたんです。

山本彰吾:ひとりずつね、ボーカルも含めて。僕はもともとパフォーマーとして入っていて、マイクを持つって……結構考えたんですよ、THE RAMPAGEと共存してやっていくんだったら何も言わずに始めるのは失礼だって。それも後からポコッて入るわけだし、筋は通したくて。THE RAMPAGEで初めて筋を通したのはそこかもしれない。

ーー そして、川村壱馬さんと入れ替わるように、神谷健太さんが加わる、と。神谷さんは他のメンバーがマイクを握っているのをどんなふうに見ていたんですか?

神谷健太:みんながやっているのは知ってましたけど、自分はラップはやらないし、もともと歌が歌いたかったので自分とは別のことだと思っていました。ただ、ホールツアーでやましょー(山本彰吾)がマイクを持ってるのを見たときはちょっとあったかな……。それでLIKIYAさんに話したら、まずはラップでマイクを持ってみたらいいんじゃないか、そこから形を変えていくっていうのもあるんじゃないかと。

 

「MA55IVEのロゴがバーンと出た」

 

山本彰吾:それで、『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』ですよね。

LIKIYA:…健太が登場! それで(“RMPG”で)MA55IVEのロゴがバーンと出て

浦川翔平:アイヤイヤー!って「Determined」!  MA55IVEの名前は、VERBALさんがつけてくれました、やべぇ奴らみたいな意味合いで。

 

※初稿出稿時に時系列に誤りがありました。グループに確認し訂正いたしました。

【インタビュー】GENERATIONS 片寄涼太、関口メンディー、中務裕太が「ゾクゾクする」後輩とは?〈ミンナのウタ〉

2023.08.11 Vol.web original

 昨年デビュー10周年を迎えたGENERATIONSが8月11日公開の映画『ミンナのウタ』にメンバー全員で主演を果たす。TOKYO HEADLINEではボーカルの片寄涼太、パフォーマーの関口メンディー、中務裕太にインタビューを実施。デビューから10年経っても変わらない、青春感あふれるわちゃわちゃトークを繰り広げてくれた。映画に関する話はもちろん、推しの後輩や反響を呼んだコラボを振り返ったりなど、楽しいインタビューをお届け!

「朗読で戦国武将の“壁ドン”を表現」紺野彩夏と深堀未来が「音楽朗読劇 アシガール」共演

2023.07.28 Vol.web original

豪華キャストによる朗読と生バンドが手掛けるライブ音楽で描く「音楽朗読劇 アシガール」が8月5日、6日に豊洲で上演!原作は、森本梢子による同名人気コミック。戦国時代にタイムスリップしてしまった、足が速いことだけがとりえの女子高生・唯役の紺野彩夏(6日昼夜公演)と、唯が恋に落ちる“若君”こと羽木九八郎 忠清役の深堀未来(6日昼公演)が、新感覚の朗読劇に初共演で初挑戦!

【紺野彩夏と深堀未来、初共演で音楽朗読劇に挑戦!】

―今回が初共演のお2人。互いの印象は?

紺野彩夏(以下:紺野)「とてもクールな雰囲気で、若君っぽい方だな、と思いました(笑)」

深堀未来(以下:深堀)「人見知りなだけで、慣れてきたら全然クールじゃなくなると思いますけど、演じているときは若君のようにしっかりクールでいられるよう頑張ります(笑)! 僕はお芝居がほぼ初めてなので、紺野さんがとても頼もしいです」

―2人が演じるのは(6日昼公演)、突然、戦国時代に放り出された女子高性・唯と、羽木家の嫡男として誰からも慕われるイケメン若君・忠清。

深堀「僕は普段、BALLISTIK BOYZというグループで活動しているので、仲間を大事にする若君の思いはとても共感するものがあって、そこも熱を入れて演じることができるんじゃないかなと思っています。物語の舞台が戦国時代ということもあって、普段使わないような言葉遣いでお芝居するのは少し難しくもあるのですが、そこはたくさん稽古して自然に演じられるようにしたいです」

紺野「唯は元気いっぱいで素直な女の子なんですが、そんな魅力をしっかり伝えられるように演じたいです。とくに、現代と戦国時代を行き来するからこそ得られる感情は、唯ならではのものだと思うので、大切にしたいです。朗読劇ということで、そういった細やかな感情はちょっとした声の表現の仕方や抑揚などで表現していかなければならないと思うので、その挑戦も楽しみです」

―タイムスリップものならではの面白さも本作の魅力。

深堀「今回の朗読劇でも、けっこう現代と戦国時代を行き来する展開があるので、そこはメリハリをつけて表現したいです」

紺野「唯が戦国時代に行ったときのちょっと浮いている感じとか、時代が切り替わったときに、そのなかでちょっと浮いている様子を楽しく伝えられたらいいなと思います。音楽の生演奏と相まって、現代と戦国を行き来する演出がどうなるのか楽しみです」

「新しいPSYCHIC FEVERを届けたい!」 タイでの経験を反映した最新作リリース、そして初の単独ツアーへ

2023.05.17 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEのPSYCHIC FEVER(サイキック・フィーバー)がファーストEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』を17日にリリースする。昨夏デビューを果たすもその直後にタイに渡って武者修行。さまざまなサイズのステージに立ち、タイのアーティストと組んで楽曲を制作するなど精力的に活動してきた。その成果も期待される最新作、それに続く初の単独ツアーはいったいどうなる? メンバーに聞く。

 

ーー 最新曲の「BAKU BAKU」が絶好調! ひとつ前の「To The Top feat. DVI」のレスポンスも良かったですし、初めてのEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』(サイキック・ファイル・ワン)のリリースが控えるなか、幸先がいいですね。

半田龍臣(はんだ・りゅうしん。以下、龍臣):たくさんの方に見ていただけて本当にうれしいですね。

JIMMY(ジミー):日本の方はもちろんですが、タイ語やハングル、アラビア語のコメントも多いんですよ。

ーー タイで頑張った成果が出ているのかな、と思います。前回「Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022」の日にお話をさせていただきましたが、久しぶりに日本で熱狂を浴びて、タイに戻られて。残りのタイでの時間は楽しめましたか?

剣(つるぎ):…エンジョイっていうのは、いやっ……

小波津志(こはつ・こころ。以下、志):集大成となるライブ「BALLISTIK BOYZ VS PSYCHIC FEVER THE SURVIVAL 2023 THAILAND」のリハーサルがあったり、レコーディングもあったし、結構ツメツメだったんですよね。

剣:「BAKU BAKU」のミュージックビデオの撮影もあったし、作るものが多くて、エンジョイはできなかったです。ただその過程で、ちょっとずつ「イケるかもしれない」っていう自信もついてきたり。……本当にあっという間でしたね。

「まったく新しいタイプの楽曲ばかり」


ーー『PSYCHIC FILE Ⅰ』のリリースを控えて、今の気持ちは?

渡邉廉(わたなべ・れん。以下、廉):自分たちの作品ではあるんですけど、全く新しいタイプの楽曲ばかりで、デビューアルバムとはがらっと違ったイメージの作品なのかなって。早く皆さんのもとにお届けしたいという気持ちがありますね。

ーー『PSYCHIC FILE Ⅰ』を作る前、みなさんでどんな作品にしたいかというようなことを話したんじゃないかなと思うんですが……?

龍臣:それはタイトルの『PSYCHIC FILE Ⅰ』が示しています。このタイトルは、自分たちで話し合って決めさせていただいたもので、”FILE”には、実験的なものだったり研究といった意味を込めていて、僕たちが持っているいろいろな表現を楽曲を通じて見せられるようにと実験や研究をしています。「BAKU BAKU」を筆頭に、「ForEVER」のように僕たち自身が作詞に参加させていただいた楽曲だったり、収録されている7曲どれもが表題曲になれるような出来です!

志:すごく特徴があって全部違うんです。例えば「Highlights」では、JIMMY君、廉君、WEESAが新しい挑戦をしていて、以前の僕らだったらなかなか表現できなかったようなことを届けられる。そういうのが詰まっています。

龍臣:みんなで話し合っていたものができたという手応えがあります。応援してくださる皆さん、僕たちをこれから知って下さるかもしれないみなさんにも届いたらいいなと思います。

志:タイに行って戻ってきて……改めて僕らを紹介する作品にもなっていると思います。

廉:6月から初めての単独ツアー『PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”』が始まりますが、PSYCHIC FEVERって変わったね、PSYCHIC FEVER成長したねっていうのをお見せできるようなパフォーマンスにしていきたいと思っているので、これをツアーで披露できると思うとワクワクします!

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