オランダが生んだ 現代ポップミュージックの奇才!
Apl. 14. 2008
2月に来日していたシンガー、ウーター・ヘメル。オランダのジャズ界では、「新世代のフランク・シナトラ」、「シルクの声を持つジャズ界のプリンス」なんてキャッチフレーズがついていますが、見た目はブロンドヘアーの細オモテ。見るからに繊細そうな雰囲気を持っています。で、肩書きはジャズシンガーですが、アルバムはきわめてポップな仕上がりで、多くのファンを獲得しました。
そんなウーター・ヘメルも要注目なんですが、今回はそのライヴのスペシャルゲストとして来日していた、同じくオランダ人のアーティスト、ベニー・シングスをピックアップ。ウーターと同じレーベルのアーティストで、実はウーターのアルバムのプロデューサーも務めた人物で、彼のアルバムをポップに仕上げた張本人なんですね。現代ポップミュージックの奇才、とも呼ばれています。
で、現在、TOKIO HOT 100のチャートに2曲エントリーしているわけですが、音楽のことはいったん置いといて、彼の場合はその見た目がユニーク。モジャモジャの髪の毛とモジャモジャのヒゲ、つまり顔の周りのすべてをモジャモジャが覆っていて、まさにオランダの熊五郎。そして見た目も個性的なら創作方法もユニークで、音楽を作るために、まず絵を描く。そしてその絵を眺めて湧いて出てきたインスピレーションで音楽を作る、という過程を踏んでいるんだそうです。ちなみにどんな絵を描いているのか、と問われた際に、「虹の絵」と答えたそうですが、虹って言うぐらいですから、さぞかしカラフルでポップな曲が出来上がったことでしょう。そんな逸話を聞くだけでユニークな人だと言うことはわかりますが、同時に「こだわり」の人なんだと思います。その両軸があって、類い稀なるポップセンスが生まれているのです。
ちなみに、ベニー・シングスはどうやら最近、すべてのモジャモジャを剃ってしまったもよう。奇才はやることも極端!