黒田勇樹のハイパーメディア人生相談

第65回 絵が上達するには何かコツはありますか?

  こんにちは、黒田勇樹です。
 激団リジョロ『眼浸-Never Land-』の稽古がホントに佳境に差し掛かって来ました。苦しいけど楽しい。楽しいというか、この時期にこういう役ができる幸運を感じながら稽古しています。
 そんななかでもたくさんのご相談いただきまして、ありがとうございます。きっちりお返事させていただいております。ご心配なく!!
 では今週も始めましょう。

自分のストレス発散の為にとにかく描いて描いて描いてますが、中々上手くなりません。

ニックネーム:ぬか漬けと味噌漬けはイントネーションが似ている気がする
性別:male
年齢:18

私は現在、絵を練習しています。
イラストレーターになりたい!とか、漫画家になりたい!というわけではないのですが、只管に練習しています。
将来の仕事に繋がる事ではありませんが、自分のストレス発散の為にとにかく描いて描いて描いてます。
ですが、中々上手くなりません。すぐにでも絵が上達すれば良いのですが、私は秀才でも天才でもダ・ヴィンチでもありません。
加えて、持病で思うように日常生活を送れてないのでイマイチスッキリしない日々です。
そこで、黒田さんから何かしらのアドバイスが頂ければと思い、相談する事にしました。絵が上達するには何かコツはありますか?また、持病で悩んでる時にストレス発散(前述したお絵描き以外)するのにオススメの行動って何かありますか?

アニメ作ってみれば? 家にこもっている間は只管これで暇と戦っていた気がします。

 あら、素敵な相談。
 絵、いいよね。僕も下手くそですが、よく描きます。
 休みの日は、酒を片手に歌を唄いながら絵を描いていて、女性とパスタを愛しているので「前世はイタリア人なんじゃないか?」と言われていた時期があります。
 酒は辞めちゃったけど、今もコーヒー片手に絵を描いている時間は至福の時で、やっぱり歌を唄います。
 相談者さんは、絵を描いてるうちに上手くなりたくなっちゃったんだよね、それでそこに壁を見つけちゃったから、趣味やストレス発散としての機能が低下してしまった、と。

 アニメ作ってみれば?

 まさに僕が、「黒田くんは絵が好きだから」と彼女にペンタブプレゼントしてもらった時に「やっぱ枚数描くのが上達の近道だろうけど、そんな根気ないな」と模索してたどり着いたのがアニメ制作でした。枚数描けるし、動かそうと思うとどんどんデッサンやディティールが正確になってくるし、動いたとき楽しいし。
 俳優業が不振で、家にこもっている間は只管これで暇と戦っていた気がします。

 持病に関しては、俺も喘息持ちなんだけども、付き合ってくしかないんだよね。
 俳優業って、文化系の花形みたいに思う人も多くて、学生時代持病持ちで体育会系で活躍できなかった人間が集まるせいか、喘息持ちが多い印象(個人の感想です)なんだけど、結局真剣にやっていく中で、体力との壁にぶつかる。
 発作を起こしてしまえば大事な仕事に参加できない。そうなると選択肢は、「諦める」か「うまく付き合うか」だけ。薬についての知識をつけたり、生活習慣を見直したり、基礎体力をつけていったり、付き合う方法を必死に探すしかないんですよ。

 相談者さんの病気がどの程度のもので、これから回復の見込みがあるのかとか、どう不自由なのかとかはわからないけど、病気って悩んでも治んないから、逆にきちんと調べてみたり、同じ病気を抱えていても社会で活躍している人がいないか探してみたり、向かい合うことの方が大事なんではないかと思ったりします。
 病気を理解しうまく付き合えてこそ、その先に「思うように自由な日常」が現れるわけだし。

 どうでしょう?参考になりましたか?
 言い足りないことがあったらどんどんメール追撃して下さい。
 もしも、アニメが完成したら、こっそりでいいから見せて下さい。
 相談者さんに素敵な毎日が訪れることを、心から祈ってます。

その病気の第一人者として、情報を広めていけたらと思います

ニックネーム:ぬか漬けと味噌漬けはイントネーションが似ている気がする
性別:male
年齢:18

黒田さんのお返事、元気を貰えました!

私も、絵を描くときは歌を歌いながら描いたりする事が多いんですよね。ギャバンの主題歌や、黒田さんが出演されていた映画、MISSING ACEの主題歌など、元気をもらえるような歌を口ずさみながらペンを走らせています。

アニメを作るという発想はありませんでした。何しろ、今はペンタブではなくアナログ…紙に描いているので、アニメなど、アナログで挑戦するには難しいものには目を向けていませんでした。
今現在、私はまだ学生なのでペンタブなど、PCで作業する為に必要なツールを購入するお金がないので、アニメ制作は未来の楽しみとして取っておくことにします。

私の持病は内科系のものなのですが、まだ日本では認知度が低く、中々理解してくれるお医者さんも居ません。なので、私と同じ病気で、且つ活躍している人となると、探すのが難しいかもしれません。だからこそ、私がその病気の第一人者として、情報を広めていけたらと思います。
私は10年以上その病気と付き合っているのですが、未だに付き合い方がよく分かっていません。ですが、これからもっと理解を深めていけたら、と思います。

今回はお話を聞いていただき、ありがとうございました。
絵が上達、またはアニメが作れたら、また同じペンネームでメール、もしくはTwitterで黒田さんにお話ししてみようと思います。
黒田さん、改めてありがとうございました!

ゆっくりと、時間をかけて責任と自信のある大人になって下さい

 はーい!お待ちしてます!
 うん、なんか気分のいい相談でしたね。
病気だったり、環境だったり、実は五体満足に「普通」に暮らせている人なんて本当に少なくて、でも、そういうことを、言い方間違えちゃうと「甘え」と言われたり「弱音」と言われたり、またそういう理解してくれない人たちも、どこか弱い人たちだったりするから、結局皆怖くて、そういう部分に踏み込まないように、表面の薄いところでコミュニケーションとってしまいがちな現代社会ですから、なかなかこういうこと人と話さないよね。

 僕でよければなんでも聞きますので、またいつでもどんな内容でも。

 アニメはパソコン使わずともパラパラ漫画から始められるし、楽しいからこちらも選択肢に入れといて下さい。
歌も、唄っていたようで良かったです、君とは仲良くなれそうだ(笑)

 さて、最後に病気との付き合い方、理解の広め方。
 お医者さんでも理解してくれている人が少ないレベルということで、本当に大変な部分もあるだろうけど、だからと言って大人を信じなくならないように。
 理解できている人がいるからこそ、相談者さんの現状があるのだろうし。
 余計なお世話かもしれないけど、もっとどんどん大人を頼るんだよ。

 色んな大人にぶつかっておくと、自分が大人になったとき、とても強くなれるから。
 そういう大人に自分がなることで、きっとまた助けてあげられる自分みたいな人も増えると思う。
 ゆっくりと、時間をかけて責任と自信のある大人になって下さい。

 ま、お互い自分に出来ることを出来るペースで、鼻歌唄いながらやっていきましょう。

 相談者さんの活躍が耳に入ってくる日を楽しみにしています。
 あ、ペンネームは短くした方がいいと思うよ。

最近の黒田くん

 

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他の連載も読んでね!「妄想的語源しらべぇ」

http://sirabee.com/author/yuuki_kuroda/

「身を固める前に言っておきたいこと」

http://medicalesthe.com/

「黒田勇樹殺人事件」FBページ

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プロフィール

黒田勇樹(くろだ・ゆうき)

黒田勇樹(くろだ・ゆうき)

1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともに TBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。
山田洋次監督映画『学校III』にてキネマ旬報新人男優賞などを受賞。
2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパー・メディア・フリーター」と名乗り、ネットを中心に謎の活動を開始。
2012年3月には自身のことを記録した『非俳優生活100days』を刊行。 現在は「廃優」と名乗り、俳優業に復帰しているとの噂も。
公式サイト:黒田運送(株) http://yuukikuroda.com
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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