ハリルジャパンがイラクに4-0快勝 宇佐美初先発 原口が代表初ゴール

2015.06.12 Vol.644
 サッカーの国際親善試合「キリンチャレンジカップ2015」が11日、神奈川県の日産スタジアムで行われ、日本代表がイラク代表と対戦し4-0で快勝した。これでハリルホジッチ監督は就任以来3連勝となった。
 日本はGK川島、DF長友、槙野、吉田、酒井宏、MF長谷部、香川、柴崎、FW岡崎、本田、宇佐美という布陣。
 宇佐美は代表初スタメンで、会場に宇佐美の名がコールされると大歓声が起こった。
 日本は前半から数字に表れる支配率以上にゲームをコントロールする。開始早々に放った本田のファーストシュートはGKにクリアされたものの、その3分後の前半5分に柴崎がハーフウェーライン付近から放った浮き球のスルーパスに反応した本田がDFに競り勝ち左足でゴールを決め先制する。
 試合後「冒頭15分は失点なしで試合を進めたかった」とセルマン監督が語ったようにイラクは早くもゲームプランに狂いが生じる。
 そんなイラクに日本は攻撃の手を緩めない。前半9分には香川の蹴った左コーナーキックをファーに走り込んだ槙野が左足で押し込み2点目。槙野はうれしい3年ぶりの代表ゴールだった。
 積極的に少ないタッチでボールを前に前に運ぶ日本に、イラクDFは最終ラインを下げざるをえない状況が続く。
 32分には柴崎のパスを受けた宇佐美がドリブルで切り込み、DFを引きつけたところで、フリーになった岡崎にパス。岡崎のシュートはGKがなんとか手に当てたものの、ボールはゴール右隅に吸い込まれ3-0とリードを広げた。
 その後も岡崎、宇佐美、本田の素早いパス回しで相手DFを翻弄するなど、危なげない試合運びで前半を終える。

ハリルJAPAN チュニジアに2-0完勝 岡崎、本田が決めた

2015.03.28 Vol.369
 ハリルホジッチ監督の初陣となる国際親善試合、日本代表vsチュニジア代表戦が27日、大分県・大分銀行ドームで行われた。  25日には背番号が発表され、本田圭佑の4番、香川真司の10番などおなじみの背番号の中、遠藤保仁がつけていた7番は柴崎岳が背負うことになった。FW陣では永井謙佑が11番、宇佐美貴史は30番。  日本代表は23日から大分で合宿入り。初日は多くの選手が長距離移動や試合直後ということもあり、回復を重視して軽めの練習となり、ランニングだけ。しかし監督も選手と一緒に走るなど、チーム一体となって勝利を目指す姿勢を自ら示した。2日目以降は守備面、攻撃面それぞれでの戦術確認を行い、初戦に臨んだ。  スタメンはGK権田、DF槙野、藤春、酒井宏、MF長谷部、清武、山口、FW武藤、川又、永井という布陣。  藤春と川又は初代表にして初スタメン。大分出身の清武がコールされると一際大きな声援が上がった。ベンチ入りした18人も含めたっぷり29人が紹介されるころには会場の熱気は最高潮に。  日本は前半、フレッシュな選手たちが積極的なプレーを見せる。藤春はフリーキックのキッカーを務め、惜しくもバーに阻まれたものの川又は清武のコーナーキックに頭でどんぴしゃと合わせてみせた。右サイドの永井は積極的に裏を突く動きを見せ、相手DFを翻弄した。  ただあと一本が決まらない。  しかし後半15分、本田と香川を同時投入、27分には岡崎と宇佐美を同時投入すると一気に流れは日本へ。後半33分、香川から本田にボールが渡り、倒れこみながら上げた左からのクロスを岡崎が頭で合わせ先制。その5分後には本田→宇佐美→岡崎→香川とパスをつなげ、香川のクロスをGKがはじいたところゴール前に詰めていた本田が決め、2-0で勝利を収めた。

レゴで1年振り返る お台場にアスリートの”レゴ板”

2014.12.18 Vol.632
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 お台場のレゴランド・ディスカバリー・センター東京で、「レゴアート展~2014年を彩ったスポーツニュース~」が開催中だ。2014年に日本を騒がせたスポーツニュースに注目し、そのニュースが報じられたスポーツ紙の一面を、マスター・ビルダーと呼ばれるレゴ職人がレゴブロックで再現するもの。

 選定されたのは3つのニュース。サッカーの 本田圭佑選手のACミラン入団、テニスの錦織圭選手の日本人初の全米オープン決勝進出、そして男子フィギュアの羽生結弦選手がソチ冬季五輪で金メダルを獲得したニュースが、サイズはそれぞれ高さ120センチ×横85センチで、約3500ピースのレゴを使って再現されている。

 このアートは、1月4日まで展示。館外に展示されているため無料で見られる。

本田が復活弾も逆転負け

2014.06.20 Vol.620
 日本は14日(同15日)、コートジボワールと対戦し、1−2で敗れた。日本は前半16分、左サイドの長友からのパスをペナルティエリア内で受けた本田が左足で豪快に決め先制。しかし雨と湿気にスタミナを奪われたか、動きが落ちた日本。一方コートジボワールは後半17分にドログバを投入するや動きが一変。後半19分にボニー、21分にジェルビーニョがネットを揺らし逆転した。  日本は後半9分に遠藤、逆転された後の22分に大久保を投入したが流れを変えることはできなかった。2失点は同じような形で左サイドを崩されてのもの。課題が残る敗戦だった。

ザックジャパンはどこまで勝ち進めるのか!?

2014.06.06 Vol.619
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会が6月12日(日本時間6月13日)に開幕する。アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表はどんな戦いを見せてくれるのか? 開催国のブラジルは1950年に自国開催で優勝を逃した「マラカナンの悲劇」の悪夢を払しょくすることができるのか? ニュースターの誕生は? 7月13日(同14日)の決勝まで32日間の熱い戦いが繰り広げられる。

強化試合で内田、香川、柿谷がゴール決める

2014.06.06 Vol.619
 サッカー日本代表はワールドカップ(W杯)ブラジル大会に向け、27日に埼玉スタジアムでキプロス代表と対戦。1−0で壮行試合を飾った。  日本は直前までの国内合宿の疲労があり、前半はやや動きが悪かったが前半43分、ゴール前の混戦から詰めたDF内田篤人(シャルケ)がこぼれ球を決め先制。2月のリーグ戦でケガをして以来の実戦だったが、順調な回復ぶりを見せた。日本は後半開始から長谷部誠(ニュルンベルク)、後半13分に大久保嘉人(川崎)がピッチに入ると動きが一変。追加点こそあげられなかったが、何度もチャンスを作り出した。  日本代表は29日に事前合宿地の米フロリダ州タンパに移動。2日にはコスタリカ代表と強化試合を行い3−1で逆転勝ちした。日本は前半31分に先制点を奪われたが、後半15分に遠藤保仁(G大阪)の得点で追い付き、35分に香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)が決めて勝ち越し、終了間際に柿谷曜一朗(C大阪)が追加点を挙げた。  ザッケローニ監督は「前半からボールを動かした結果、相手(の運動量)が落ちた」と前半終了後に下げた大久保、青山らの働きも認め、「アイデンティティーを貫くのはすごく大切。力のある国に1点取られても仕方がないというメンタリティーで臨むことも必要」と、攻撃的姿勢を終始失わなかった選手たちを高く評価した。しかし翌日には「チャンスが多かったのに決めきれず、ミス絡みで失点した。W杯では命取りになる。マークをしっかりしよう」と浮き彫りとなった課題も指摘した。  今シーズンは監督が代わったこともあって出場機会に恵まれず、リーグ戦では無得点に終わった香川と、Jリーグで1得点といまいち調子に乗り切れていない柿谷がゴールを決めたのはチームにとっては朗報。しかしこの2試合を通じて、エース本田の調子が上がってこないのは気がかり。15日のコートジボワール戦まで残された時間は少ない。

大久保13、香川10 サッカー日本代表壮行イベントで背番号発表

2014.05.26 Vol.618
 6月12日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表の壮行イベント「夢を力に2014」壮行会が25日、国立代々木競技場第一体育館で開催された。
 会場には約7300人のサポーターが駆け付け、選手たちがユニホーム姿で現れると、大声援で迎えた。
 この日は注目の背番号が発表された。3大会連続出場の遠藤(G大阪)は前回と同じ7、2大会連続出場で主将を務める長谷部は17、本田(ACミラン)は4、GK川島(スタンダール)は1。初選出の香川(マンチェスター・ユナイテッド)は10、サプライズ選出の大久保(川崎)はクラブでも背負っている13をつける。
 ザッケローニ監督が「このチームを日本国民として誇りに思ってほしい。ガンバリマス」、長谷部も「たくさんのものを背負ってブラジルで戦ってこないといけないと感じている。一緒に戦いましょう」と挨拶した。
 会の終盤には、日本代表公式応援ソング『勝利の笑みを君と』を歌う、桜井和寿(Mr.Children)とGAKU-MCによる音楽ユニット、ウカスカジーがサプライズ登場し、同曲を熱唱。日本代表を送り出した。

サッカーW杯代表メンバー発表 大久保、青山、斎藤がサプライズ選出

2014.05.12 Vol.617
 日本サッカー協会は12日、都内のホテルで会見を開き、サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表23人を発表した。
 会見にはアルベルト・ザッケローニ日本代表監督と日本サッカー協会の原博実・専務理事兼技術委員長(強化担当)が登壇。ザッケローニ監督が23人の名前を読み上げた。
 GK、DFと読み進める中、MFで広島の青山敏弘の名前が読み上げられたところで会見場が一瞬ざわめく。そしてFWの一人目で川崎の大久保嘉人の名前が読み上げられると会見場は大きくどよめいた。
 やはり当初の予想通り、これまで戦ってきたメンバーが主体となったメンバーだったが、長谷部の故障中にボランチとして活躍した細貝萌(ヘルタ)が外れ、成長著しい青山が選出された。またFWでは豊田(鳥栖)、ハーフナー・マイク(フィテッセ)が外れ、ドリブラーの斎藤学が選ばれた。
 昨年12月以来、右ひざを痛め戦列を離れていた長谷部は10日のシャルケ戦で復帰したばかり。内田篤人と吉田麻也はまだ故障中だが、ザッケローニ監督は「14日の初戦まで1カ月あり、3人については代表合流時から(体調面では)100の状態で入れると報告を受けている」と選考に至った経緯を語った。
 日本代表はこの後、5月21日から鹿児島県・指宿でトレーニングキャンプに入り、27日にはキリンチャレンジカップ2014でキプロス代表と戦う。6月にアメリカでコスタリカ代表とザンビア代表と国際親善試合を行い6月7日にブラジルに移動する。
 残り1カ月でどこまでコンディションを整えられ、3試合の実戦でチームとしてのパフォーマンスを上げられるかが大きな課題となる。