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“音タコ”を観て思う“日本の伏線回収ブーム”【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2018.10.31 Vol.web Oliginal

 こんにちは、黒田勇樹です。今回から新趣向として、TOKYO HEADLINE WEBで「黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記」を書かせていただくこととなりました。ここでは映画とか演劇、いやジャンルに関わらずさまざまなエンタメ作品についての僕なりの感想や評論などを書かせていただきます。

 もちろん人生相談はそのまま続けていきますが、気まぐれにこの「ハイパーメディア鑑賞記」がちょいちょい入ってくると思います。

 今後とも「ハイパーメディア人生相談」、そして「ハイパーメディア鑑賞記」をお楽しみください。では始めましょう。

クドカンが描く地獄絵図は爆笑青春ストーリー?『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』

2016.06.25 Vol.669

 映画『謝罪の王様』や『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などヒット作の脚本を手掛けてきた宮藤官九郎。待望の最新作は、監督&脚本を務めた完全オリジナル作品。その舞台となるのは“地獄”。これまで、その世界観をモチーフに数々の作品が生み出されてきたが、鬼才クドカンが仕掛けるのは、誰も見たことが無い爆笑と感動の地獄めぐり!

 17歳でこの世を去り、大好きなクラスメイトにキスしたい一心で現世によみがえるため奮闘する主人公・大助役には『るろうに剣心』シリーズの神木隆之介。大助をサポートする地獄の赤鬼キラーK役は、ドラマ『ムコ殿』以来、15年ぶりに神木と共演する長瀬智也。一目見たら忘れられない赤鬼メイクで、これまでにない怪演を披露している。キラーKが率いる地獄のロックバンド・地獄図(ヘルズ)が演奏する、映画オリジナル曲や、神木が披露する歌とギターの腕前にも注目を。他、尾野真千子、森川葵、宮沢りえらの超豪華キャストに加え、驚きの実力派ミュージシャンも多数出演。

 豪華な顔ぶれ、一筋縄ではいかないキャラクター、そしてバカバカしくも中毒性のあるギャグ満載と、クドカンワールドが炸裂する一本。

STORY:ごく普通の高校生・大助は、修学旅行の最中に不慮の事故に遭う。ふと目を覚ますとそこは、空が深紅に染まり人々が責苦を受けるホンモノの地獄だった。大好きな同級生・ひろ美ちゃんとキスもしたことがないのに…とショックを受ける大助の前に現れたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図を率いる赤鬼のキラーK。キラーKから現世に転生するチャンスがあると聞いた大助は彼の特訓のもと地獄めぐりをすることに…!

監督:宮藤官九郎 出演:長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太他/2時間5分/アスミック・エース、東宝配給/全国公開中  http://tooyoungtodie.jp/

クドカン 朝ドラ高評価「今のうちだけかも」

2013.04.19 Vol.590

 NHK連続テレビ小説『あまちゃん』などを手掛ける人気脚本家、宮藤官九郎が、15日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」にゲスト出演した。宮藤が同番組に出演するのは10年ぶり。

 宮藤にとって、高田はあこがれの人で、スタジオでは活発なトークが展開された。『あまちゃん』の高評価に、宮藤が「今のうちだけかも…」と謙遜(けんそん)すると、高田は「ごまかし、ごまかし半年間もっていかないと。気がつくと心臓も止まっちゃうんだから」とニヤリ。

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