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4・3シュートボクシング 宍戸が引退試合で壮絶に散る

2016.04.04 Vol.663

 シュートボクシング(SB)の「SHOOTBOXING 2016 act.2」(4月3日、東京・後楽園ホール)で“ミスターシュートボクシング”宍戸大樹の引退試合が行われた。
 最後の対戦相手は昨年9月に対戦し、延長の末、判定で勝利を収めたジャオウェハー・シーリーラックジム。激闘のうえでの判定だったが「不完全燃焼だった」という宍戸の意を汲んでの再戦。また宍戸は今回の試合にあたり、ヒジによる攻撃を認めた旧SBルールの採用を希望。不退転の決意でこの試合に臨んだ。
 セミファイナルが終わって、宍戸の入場テーマ曲が流れると、最後を見届けに来たファンが大宍戸コールで出迎える。リングインすると、いつものように右手を挙げてリングを周回。鳴り止まない宍戸コールの中、最後のゴングが鳴る。
 昨年の対戦ではジャオウェハーの強烈な右ミドルキックに大苦戦した。ジャオウェハーはその後、MAXムエタイでスーパーライト級王座を獲得するなど、よりパワーアップしての来日。
 1R、宍戸はサークリングしながらローとミドルで牽制する。ジャオウェハーは序盤は宍戸の動きを見極めるようにじっくり構えるが、すぐに右ミドルで反撃。コーナーに詰めて、右ヒジを放つとその威力に宍戸の顔がゆがむ。宍戸もサイドキックからバックブローと得意の流れで攻め込み、ヒジ攻撃を見せる。1Rから緊張感あふれる攻防が展開された。

“ミスターSB”宍戸大樹の引退試合の対戦相手が決定

2016.03.09 Vol.661

 シュートボクシング(SB)の2016年第2弾大会となる「SHOOTBOXING 2016 act.2」(4月3日、東京・後楽園ホール)で引退試合を行う“ミスターSB”宍戸大樹の対戦相手が、ジャオウェハー・シーリーラックジムに決まった。
 ジャオウェハーは昨年9月のシリーズ最終戦で宍戸の持つ「SB東洋太平洋ウェルター級」のベルトを賭けて対戦したムエタイ王者。昨年の宍戸戦の後に所属ジムをグランタイボクシングジムからシーリーラックジムへと移籍し、それ以降3連勝。先日、主戦場のMAXムエタイで新たにスーパーライト級のタイトルマッチに挑み見事KO勝利を収めている。

 前回の対戦では、宍戸はジャオウェハーの強烈な右ミドルキックに大苦戦。延長ラウンドの末の判定勝ちで王座を守った。
「不完全燃焼だった」という宍戸は今回の試合にあたり、ヒジによる攻撃を認めた旧SBルールの採用を希望。もともとヒジ打ちを得意としており、相手の額を切り裂いてのKO勝利も多かった宍戸。まさに“立ち技何でもあり”のルールで自身の集大成を飾ることができるのか…。

 今大会は「宍戸大樹引退記念チケット」(7000円)を発売。券面には宍戸オリジナルデザインが施され、ジム利用優待券や限定グッズも付いたレアなスペシャルチケットとなっている。シュートボクシング公式オンラインショップ( https://shop.shootboxing.org/products/list.php?category_id=24 )などで購入できる。

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