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栗原恵×中山俊樹対談「バランスよく成り立っているチームが最終的に勝つことが多い」

2024.02.11 Vol.Web Original

 2015年に国連総会で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、目標達成期限の2030年まで折り返し地点を過ぎた。持続可能な未来へ向けた取り組みや、目標達成のヒントとなる話題を各界の著名人とビジネスパーソンが語り合う「シリーズ:未来トーク」。

 今回は目標8「働きがいも経済成長も」と17「パートナーシップで目標を達成しよう」に関わるテーマ「チームワーク」について。バレーボール全日本代表として活躍し、2019年に現役引退。現在はタレントとして活動する栗原恵氏と、通信インフラ設備の構築を中心に事業を展開し、災害発生時には応急復旧工事を行う株式会社ミライト・ワン代表取締役社長の中山俊樹氏が語る。

社員研修として活かされるブラインドサッカー
「目をOFFにするからこそ、相手の心や配慮の気持ちが見えてくる」

2018.07.22 Vol.Web Original

視覚に障がいを持った選手がプレーできるように考案された、パラリンピックの正式種目・ブラインドサッカー。日本ブラインドサッカー協会は、誰でも参加できる取り組みを行っており、“健常者も障がい者も普通に混ざり合う社会を目指す”という理念を掲げて活動している。その一環として、競技のノウハウを社内研修として活かす体験型研修「OFF T!ME Biz」なるプログラムを行っていることをご存じだろうか? ブラインドサッカーを通じて人の心をより理解する。その背景を伺った――。

「ブラインドサッカーを知ってほしいという思いよりも 、コミュニケーション能力の向上や、配慮や優しさを学ぶためにブラインドサッカーの競技性を活かしたいという思いの方が強かったです。目が見えない中で学べること。その延長線上に、ブラインドサッカーの魅力も知ってもらえたらいいなって」

 そう話すのは、日本ブラインドサッカー協会ダイバーシティ事業部の剣持雅俊事業部長。今から8年ほど前に、スポ育として小中学生向けに開始した体験型プログラムは、その後、「OFF T!ME」として一般個人向けに発展。今現在も精力的に活動し、性別、年齢、障がいの有無に関わらず、年間2万人が体験しているという。2017年度の企業研修型体験プログラム「OFF T!ME Biz」の研修導入実績は、ANAやマルイをはじめ100社というから驚きだ。

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