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東京駅前でフジロック 東京ミッドタウン八重洲でイベント フリーライブやワークショップ、フェスご飯も

2023.07.15 Vol.Web Original


 JR東京駅前の東京ミッドタウン八重洲で、フジロックの愛称で親しまれる人気夏フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」の雰囲気を楽しめるイベント「FUJI ROCK WEEK at 東京ミッドタウン八重洲」が17日まで開催中だ。

 イベントではフジロックにゆかりのあるアーティストによるフリーライブやトークショーが行われている。15日は曽我部恵一、Michael Kaneko、T字路s、16日は磯野君(YONA YONA WEEKENDERS)、優河 with 千葉広樹、フェス好きで知られるハライチの澤部佑とFestival Lifeの津田昌太朗氏によるトークショーもある。最終日の17日は、草田一駿、ユカリサ、DYGLが出演する。

 また、ハギレでつくるアクセサリーや、てるてる坊主の「てるてるさん」を作るといったワークショップ(有料、500円~)も。またフジロックの会場で食べられる人気のフェスご飯、苗場食堂名物「きりざいめし」、越後名物もち豚丼のキッチンカーも出店する。

 また、東京ミッドタウン八重洲の2階にある「ヤエスパブリック」も、写真やフラッグ、映像などを駆使してフジロックの雰囲気を体感できる空間に。フジロック・オフィシャルショップ「GANBAN/岩盤」も期間限定で出店し、チケットやTシャツやフジロックに便利なアウトドアアイテムなどグッズの販売もある。

ハライチ・岩井勇気の哲学者のような一言に、思考の「平行線」を感じたあの日。〈徳井健太の菩薩目線 第164回〉

2023.03.20 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第164回目は、感覚の違いについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 ハライチ・岩井勇気がMCを務めるボートレースのラジオがある。ありがたいことに、そこそこの頻度で呼んでくれ、そのたびにラジオでいろいろと岩井と話をさせてもらう。

 岩井とは『ゴッドタン』の腐り芸人同士として轡を並べる仲だけど、必ずしも考えていることが合致するわけではない。勝手に俺は仲が良いとは思っているけれど、考え方が合う・合わないは別腹だ。

 ラジオでは、美術の話になった。俺も岩井も美術館に足を運ぶことが好き、この点では一致した。だけど――。

 つい先日、俺は「エゴン・シーレ展」を観に行った。その作家のバックグラウンドや頭の中というものをなんとか理解しつつ、その上で各作品を素人なりに咀嚼する。

 エゴン・シーレは、裸の少女を含め女の子の絵をたくさん描き残している。彼は、 未成年少女(14歳)と一晩を明かしてしまい、誘惑や淫行の疑いで逮捕されるという背景を持つ。

 そういったことを考えると、彼は性的な目を持ちながら筆を握っていたのかななんて考えてしまう。エゴン・シーレは何を思って、少女の絵を描き続けていたのだろうかと夢想する。

 そのことを岩井に伝えると、「そういうのは要らないんですよ」という。岩井は油絵を描くから美術に関しては一家言を持っている。彼が言うには、その絵が死に瀕した作品だろうがなんだろうが関係ない。絵は絵であると主張する。

 バックボーンを考えてしまう俺は釈然としない。

「だったらM-1で考えよう。たとえば、ラストイヤーのコンビの漫才のネタと、まだまだチャンスのある2~3年目の漫才では、気持ちの入り方が違うだろ。背景は重要でしょ」

 と反論すると、岩井は「そんなのは関係ない。ネタはおもしろい方が勝つべきだと思う」と譲らない。このままでは平行線になると分かったから、その話はやめたけれど、今もずっと喉に刺さった小骨のように気になって仕方ない。

 多分どっちも正解だと思う。どっちも間違っていない。目玉焼きに醤油をかけるか、ソースをかけるか、一生相いれないのと一緒。

 豪打でとどろかせた往年の名選手が引退試合を迎える。その最後の打席、ピッチャーは礼節を重んじ、全球ストレート勝負でバッターへと投げ込む。こうしたシーンに胸が熱くなる人もいれば、ペナントレースの一試合であることに変わりはないのだから、「真剣勝負をするべきだ」と主張する人もいる。

 子どもの頃から世話になった大好きな婆ちゃんが作ってくれた肉じゃが。その肉じゃがが、まったく同じ味でコンビニ商品として再現されていた――。「コンビニでいいじゃん」なんて言われたら、俺は「味の話をしているんじゃない。大好きだったおばあちゃんが作ってくれた。そこに意味があるんだ」と泣いてしまうに違いない。

 こんな二人を絶対にめぐり逢わせちゃいけない。

 昔、岩井と人が死ぬときの話をしたことがあった。『ゴッドタン』の収録の合間だったと思う。話は、子どもや奥さんに財産を残したいかという点に及んだ。

 残すことは当たり前だと思う俺に対し、岩井は哲学者みたいなことを言い始めた。

「自分が死んだ後の世界ってなくなるじゃないですか。60億人みんながみんな、自分の映画を見ている感覚だと思う。死ぬということは、その自分の映画が終わるだけ。俺が死んでしまったら徳井さんがいたかどうかは証明できないんですよ。残さなくていい」

「いやいや、それはおかしいだろう。お前にも親がいて、子どもができるときが来るかもしれない。そうすると子どもの人生を考えるだろ?」

「でも、その確証は持てないですよね?」

 めぐり合っちゃいけないのにめぐり合ってしまった。気がつくと板倉さんが、「お前らの言ってることは平行線になるだけだからもうやめろ」と割って入っていた。ありがとう板倉さん。

 以前、そんな話をしたことを、岩井と美術館の話をしながら思い出していた。久しぶりにまためぐり合ったら、やっぱり何も変わっていない、お互いに。

 岩井の考え方が、わからないでもない。

 ドラマを見ていて、そのシーンに脚本家がどんな思いを込めて書いたかなんて、観ている視聴者は想像しない。そう考えれば、絵もまた同じかもしれない。作家の思いなんて、想像しただけ無駄かもしれない。

 だったら、これはどうだろう。やっとの思いで自分の足で登頂した富士山、その山頂で食べるカップラーメンは、いつもと変わらないカップラーメンの味がするんだろうか?  

 そんなことをグルグルグルグルと考えている。「意味ないからやめた方が良いですよ」、そう嗤う岩井の声が聞こえてくる。

「第10回腐り芸人セラピー」。“世界の悟り”矢作さんから学んだこと。〈徳井健太の菩薩目線 第153回〉

2022.11.30 Vol.Web Original

 

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第153回目は、感謝について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 コンビ間は、複雑怪奇。

 11月19日に放送された「第10回腐り芸人セラピー」(『ゴッドタン』)を経て、あらためてそんなことを思う。腐り芸人もついに10回。まさか岩井(勇気)が、フジテレビのお昼の顔になる日が来るなんて、月日の流れを否応なしに感じます。

(※来年1月からハライチは、フジテレビ平日昼の情報番組『ぽかぽか』のMCを担当することが決定)

 今回は、ティモンディの前田裕太とわらふぢなるお(ふぢわら・口笛なるお)が「腐り芸人セラピー」を受診。高岸(宏行)が活躍することで頭を悩ませているという前田の吐露は、多くのコンビが通る道かもしれない。

 「コンビ間格差」、「じゃないほう芸人」なんて言葉があるように、コンビやトリオの中で一人だけが目立ち活躍の場が増えることは、今では珍しいことではなくなった。澤部(佑)だけが目立っていたハライチもそうだし、吉村(崇)だけがバラエティに呼ばれていた、俺たち平成ノブシコブシもそう。

  コンビなんだから喜ばしいことのはず……なのに、釈然としない。悶々とするうちに、岩井(勇気)も俺もダークサイドへ堕ち、「腐り芸人」になっていた。前田もまた、同じように悩みを抱えているのだろう。

  収録中、俺が勝手に“世界の悟り”だと思っている矢作(兼)さんが、こんなことを話すシーンがあった。

  矢作さん曰く、小木さんの態度が悪いから、自分(矢作さん)に単独でCMのオファーが届くという。でも、矢作さんは自分のことを決して態度が良い人間だなんて思っていないそうだ。だったら、なぜ矢作さんにオファーが来るのか?

 「小木の態度が悪いから、横にいる普通の態度の俺が“良い人”に見えるだけなの。俺にCMのオファーが来るのは、小木のおかげなんだよ」

  そう説明していた。もう説法。仏様の考え方。

  片方が目立ってしまうことで、自分は置いてけぼりになっているんじゃないかという焦りが生まれるかもしれない。だけど、それは個性の違いにしか過ぎないわけで、違う考え方や違う人たちがいるから自分の価値が生まれたり、浮かび上がったりすることだってある。矢作さんみたいな考え方の人ばかりだったら、世の中から戦争はなくなるのに。

  矢作大師の説法は、これだけではない。

  わらふぢなるおの悩みは、「もうネタを作りたくない」というものだった。賞レースで結果を残している彼らの実力を疑う人はいないはず。テレビに出るためにネタを作り続けているものの、売り切れていないことに、内心穏やかじゃない。売れるために、また新たなネタを作る。だけど、過去のネタを越えるような面白いネタを作ること、あるいは作れるだろうと期待されることに疲れているという。ふぢわらは、(すでに作った)ベストのネタを超えることができないとこぼしていた。

  そんな二人を見て、矢作さんは、「今日の面白いは、明日の面白くないかもしれないでしょ。自分たちのネタは、自分たちが面白いと思ったからやっていただけだったけどなぁ」と、さらりと言う。誰かの期待なんてどうでも良くて、自分たちが面白いと思ったものをやれるだけで楽しい――。なんて素敵な考え方なんだろう。矢作さんがあと10人いれば、この世から争いはなくなるに決まっている。

  月並みな考えだろうけど、「感謝する」って気持ちはとても大事なことだよね。妬んでもいいし、さらけ出してもいい。でも、それ以上に感謝の気持ちがある、感謝できる環境があるから、物事は想像している以上にうまくいくのかもしれない。感謝こそ腐りの処方箋。“世界の悟り”矢作さんから学ぶことは多い。 

 

※徳井健太の菩薩目線は、毎月10・20・30日更新です

福山雅治主演『ガリレオ』SPドラマに村上虹郎、森七菜ら 村上「存分にぶつかりました」

2022.08.03 Vol.Web Original

 福山雅治が主演する人気シリーズ『ガリレオ』の新作SPドラマとなる、土曜プレミアム 『ガリレオ 禁断の魔術』(フジテレビ、9月17日21時~)の追加キャストとして、渡辺いっけい、村上虹郎、森七菜、澤部佑(ハライチ)が発表された。

 ドラマは、映画『沈黙のパレード』(9月16日公開)の事件の4年前に起きたある事件を描く。帝都大学の准教授の湯川学(福山)を、刑事の草薙俊平(北村一輝)と部下の牧村朋佳(新木優子)が訪れた。フリーライターの長岡修(平原テツ)が殺害された事件で、被害者の部屋から突然倉庫の壁に穴が開くという奇妙な動画ファイルが見つかったのだ。殺害された男性が長岡だと話すと、湯川の表情は一変。「映像が撮影された場所を見せてくれ」と話す湯川、草薙は牧村は、ともに現場へと向かう。

 村上虹郎が演じるのは、帝都大学医学部の新入生・古芝伸吾。湯川とは同じ高校の物理研究会の先輩・後輩で、湯川は物理研究会のOBとして、高校生の伸吾に実験の指導もしていた。主演の福山とは今作が初共演となる。

 村上は、「超殿堂入りシリーズ新作への参加、光栄です。自分のキャラクターは敬愛する天才・湯川先生の弟子なのでやはり難解な数式と対峙する局面もあり、福山さんの胸を借り存分にぶつかりました」と、振り返る。

 森七菜が演じるのは、「クラサカ工機」という町工場の娘で高校生の倉坂由里奈。

 森は、「『ガリレオ』は小さい頃から知っていたシリーズだったので、9年ぶりにシリーズが帰ってくることも、出演できることも驚きました。福山さんとは2度目の共演ということもあり、とても優しくしていただき、安心感のある中で撮影することができました。村上虹郎さん演じる伸吾と湯川教授をつなぐ大事な役割の倉坂由里奈ですが、彼女自身の中にも何が隠れているのか気にしながら見てもらえたらうれしいです。この秋には映画も公開されるので、『ガリレオ』に染まる秋になるといいなと思っています」と、アピールしている。

 シリーズおなじみの面々も登場。渡辺は、「撮影前、僕は不安でした。最後の放送からおおよそ10年…。もう年齢的にも精神的にも栗林を楽しく演じることは出来ないのではないか?と。でもそれは杞憂でした。あの白衣であの眼鏡であの研究室に入ると僕はすっかり栗林宏美でした。いや正確に言えば、湯川先生を演じるあの方が全くもって変わらぬたたずまいでそこにいらしたので、僕も変わらずそこにいられました。『ガリレオ』は相変わらず、実に面白い。どうぞお楽しみに」

 澤部佑(ハライチ)も、「“役者澤部”を育ててくれた『ガリレオ』にまた出演できると聞いた時はワクワクが止まりませんでした。台本を読んでそのワクワクはさらに爆発。湯川先生や個性豊かな登場人物が謎に少しずつ近づいてく感じ。最高です。あと澤部演じる太田川の出演シーンが結構あることに気づき膝がガクガク震えだしたこともお伝えしておきます。新木優子さん演じる牧村とも良いコンビネーションをみせておりますのでお楽しみに」と、アピールしている。

 ほか共演に、新木優子、中村雅俊(特別出演)、鈴木浩介、渡辺いっけい、北村一輝ら。

 ドラマは、東野圭吾の「ガリレオ」シリーズを原作に、福山雅治主演で人気を博した連続ドラマ『ガリレオ』シリーズ。劇場版として『容疑者xの献身』(2008年)、『真夏の方程式』(2013年)が公開されて好評を博した。9月16日には、映画第3弾となる『沈黙のパレード』の公開が決定している。

ハライチ澤部「いま芸人を辞めてもいい」? 見上愛と勝負服で日本ダービー盛り上げ

2022.05.24 Vol.Web Original

 

 29日開催の「第89回 日本ダービー」を盛り上げるPR発表会が23日行われ、年間プロモーションキャラクターを務める俳優の見上愛と、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑が登壇した。
 
 見上はジョッキー姿で実物大の馬に乗って登場。「実寸大のお馬さんのサイズと思っていなかった。前に(本物の馬に)乗せてもらったときの感覚そのままで、すごい楽しかったです。本物より安定感はありました」と、笑顔。その馬をひいて登場した澤部は「見上さんをお馬さんに乗せて連れてくるというのが芸人始めた時の夢だったので、いま芸人を辞めてもいいです。夢が叶いましたので」と、興奮ぎみに挨拶した。

 

ハライチ・岩井からの一言で、大人になるのは尊い作業だと再認識した〈徳井健太の菩薩目線 第130回〉

2022.04.10 Vol.web original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第130回目は、『ゴッドタン』の楽屋での出来事について、独自の梵鐘を鳴らす――。

川栄李奈に「かわえ~ぃ!かわえ~ぃ!」クレヨンしんちゃんが大興奮

2022.03.16 Vol.Web Original


 川栄李奈が15日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(4月22日公開)の公開アフレコイベントに出席した。

  川栄は「しんちゃんの30作目の記念すべき作品に出演できてうれしいです」とあいさつすると、しんちゃんは「りなかわえ~い!」と大興奮。子どもの頃からアニメをずっと見ていたといい、「小学校4年生ぐらいの時、(しんちゃんの妹の)ひまわりの人形を自分の妹だと言って、周りの友達に嘘をついてきた(笑)。そのぐらいひまわりが大好きで……」と告白すると、しんちゃんは「“ついで”? オラは“ついで”?」と床に倒れこむと「忍法、自暴自棄」。

 映画は、大人気の『映画クレヨンしんちゃん』シリーズの最新版で、通算30作目となる作品。ひろしとみさえの間にしんちゃんが生まれて5年が経ち、野原一家が平穏な暮らしを送っていたところに、しんちゃんの本当の母だと名乗る、屁祖隠ちよめ(川栄李奈)が現れて、物語が展開する。

 くノ一を演じる川栄は「ちよめちゃんは格好いい女性なんですけど、かわいさもある。そこを上手に演じられたらと思います」と、意気込んだ。

ハライチが同郷のスーパースター『クレヨンしんちゃん』と共演 劇場版最新作内で最高傑作の新ネタ披露

2022.03.15 Vol.Web Original

 お笑いコンビのハライチが15日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(4月22日公開)の公開アフレコイベントに出席した。

 ハライチは同作に本人役で声の出演を果たしている。本人役で登場したことについて、澤部は「不思議な感じですよね。似ているのよ、すごい。だからやりながら、すごい気持ち悪くて」。一方、岩井は「キャラクターデザインの方が好きで。その方にデザインしてもらったということでテンション上がりました」と喜んだ。

 ハライチとしんちゃんは同じ埼玉県出身。澤部は「しんちゃんは、春日部、埼玉のスーパースター。追いつけ追い越せの気持ちでやっていましたよ!」。それに対して、しんちゃんが「どんな感じで?」と突っ込まれると「どんな感じでっていうと、具体的には難しいけれども……」と、もごもごしていた。

M-1グランプリ準決勝進出25組が決定! 見取り図、錦鯉、ニューヨークらに加え、アルピーとハライチも

2021.11.18 Vol.Web Original

 漫才日本一を決める『M-1グランプリ2021』の準決勝に進出する25組が18日発表された。見取り図、錦鯉、ニューヨーク、オズワルド、インディアンズ、東京ホテイソンら昨年の決勝進出組に加え、アルコ&ピース、ハライチの話題の出演組も順当に準決勝へと駒を進めた。

 準決勝は12月2日に行われ、その日に決勝戦進出者と敗者復活戦に臨むメンバーが決定する。決勝は12月19日。決勝1週間前となる12日には、歴代チャンピオンらが出演し過去16回の大会を振り返る事前特番(ABCテレビ・テレビ朝日系列24局、昼12時55分~)を放送し、今年の大会を盛り上げる。

 今年の大会には過去最多となる6017組がエントリーした。

 決定した進出者は以下の通り。(五十音順)

 アインシュタイン、アルコ&ピース、インディアンス、オズワルド、カベポスター、からし蓮根、キュウ、 金属バット、さや香、真空ジェシカ、ダイタク、 男性ブランコ、東京ホテイソン、錦鯉、ニューヨーク、ハライチ、ヘンダーソン、マユリカ、見取り図、 モグライダー、もも、ゆにばーす、 ヨネダ2000、ランジャタイ、 ロングコートダディ。

ハライチ、アインシュタイン、トム・ブラウンらが2回戦へ! ラストイヤーのハライチ岩井「大事にやっていきたい」<M-1グランプリ2021>

2021.09.07 Vol.Web Original


 漫才日本一を決める「M-1グランプリ2021」が着々と進行中だ。現在、1回戦が進行中で、多くの漫才師たちがチャンピオンの座を目指し、し烈な戦いを繰り広げている。

 7日、渋谷で行われた1回戦には、アインシュタイン、トム・ブラウン、そしてハライチら実力派のコンビが続々登場した。

 4年ぶりの出場となったハライチ。ステージを終えると、「緊張はしてました、ほどよく(笑)。 M-1に戻ってきんだな感はありました」という澤部佑。岩井勇気も「懐かしい感じはありましたね 」

 今回がラストイヤー。どう戦っていくかと聞かれると、岩井は「いつもどう戦っていこうかって考えてなくて、いつもやりたいネタをやってるだけなんですよね」とし、「お客さんの前でやりたいネタができるんで楽しみですね」。澤部も「ラストイヤーだし、記念受験というところもやっぱりありますし、楽しくできたらいいですね」とコメント。

 澤部はまた「行けるところまで行こうと! いろんな仕事で緊張感は感じてるんですけど、それとは違う緊張感を味わいに来てるんだ、というところがありますんで、すでに1回戦で高揚感はありますんでね…階段を 上がっていったらより楽しいと思いますんで、頑張ります!」と意気込む。岩井は「人前でやること減りましたからね、お客さんの前でできるネタを大事にやっていきたいと思います!」と語った。

 アインシュタインの河井ゆずるは「今年は決勝に行きたいとかじゃなくて、行かないといけないと思っているので、その気持ちのまま突っ走っていきたい」と前のめり。稲田直樹は「結果がダメなときは毎年お正月に帰ったときに 気まずくなるので、来年のお正月は気まずくならないように頑張りたいと思います…」と、稲ちゃんらしく闘志を燃やす。

 トム・ブラウンのみちおも「今年こそは絶対に勝つという気持ちで頑張ります!」。布川ひろきも「予選全部で一番ウケていきたい」と話した。

 この日は33組が合格。ハライチ、アインシュタイン、トム・ブラウンも2回戦へと進む。12月開催の決勝に出場するためには、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝を勝ち抜く必要がある。

ハライチ 岩井勇気、エッセイ最新作で短編小説

2021.08.24 Vol.Web Original

 お笑いコンビ、ハライチの岩井勇気が9月に発売する最新エッセイ『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)で、小説に初挑戦したことがわかった。

 書き下ろしの短編で、タイトルは『小説・僕の人生には事件が起きない』。ある休日の夕方にスーパーに向かう「僕」は、路地を通り抜けると「裏の世界」に。そこには、もう一人の「僕」がいて……。あり得たかもしれない「もう一つの人生」を描く。

 最新作には、小説のほか、「喉に刺さった魚の骨がとれない」「1人居酒屋デビューした前乗りの夜」「廃墟の隣の大家さんの家に引っ越す」などエッセイ22本に、書き下ろしのエッセイも1本収録している。

 9月28日発売。

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