SearchSearch

30代から始める「幹細胞美容」有楽町マルイでエクソソームトリートメント受けてみた

2023.09.16 Vol.Web Original

 有楽町マルイ5階に9月15日、インナービューティサロン「エステプロ・ラボ」が展開する「幹細胞培養上清液エクソソーム」を用いたトリートメントが体験できる『エクソソームトリートメント 丸の内サロン』がオープンした。

 インナービューティサロン「エステプロ・ラボ」といえば、内面美容に特化した会員制のカウンセリングサロン。トリートメントサロンは初出店となるが、再生医療の分野で注目されている「幹細胞培養上清液エクソソーム美容」を実践できるサロンとしてオープン前から話題を呼んでいる。「エステプロ・ラボ」のインナーケアへの知見を生かした、外面美容との相乗効果によるトータルビューティーを追求できるという。

コンプレックスに向き合うと、人生が明るくなる? 内田理央主演『来世ではちゃんとします3』8話〈ドラマでしゃべりたい〉

2023.02.25 Vol.Web Original

 内田理央主演のドラマ『来世ではちゃんとします3』(テレビ東京、毎週水曜0時30分)。2月22日に放送された第8話では、ソープ嬢に恋する痛客・檜山くん(ラバーガール・飛永翼)にちょっとした成長が訪れる。今までお金で貢ぐばかりしか頑張り方が分からなかった檜山くんだけど、ひょんなきっかけでダイエットを始めることに……?

男性でも、お金で恋は実らない時代だけど

    思いを寄せるソープ嬢・心ちゃんが長期欠勤中で、長い間会えないままになってしまっている檜山くん。かなり長い間「がんばって稼いだら心ちゃんに好きになってもらえるかな……」と”痛客思想”から抜け出せなかった。

 檜山くんはなぜ、好きな子のためにお金を稼ぐ努力はできるのに、外見を改善しようとは思えないのだろう。深夜、檜山くんの漫画のアシスタントに来た蜜柑ちゃん(岬あかり)にも「もっと外見どうにかした方がいいですよ」と注意されるも「俺は能力面で頑張るからいいんだ」と、話をしっかりと聞き入れない。

 外見に自信がないからこそ、その現実から目をそらしたいのかもしれないし、描かれていない過去の中で、外見を改善しようとして失敗したことがあるのかもしれない。それにしても、女性の場合は恋した時、まず最初に「外見磨きをしよう」と考える人が多いのに対して、男性はそうではないことも多いように感じる。実際、檜山くんのアシスタントである蜜柑ちゃんは、500万円近い費用で整形をし、垢抜けて見えるよう努力をした過去もある。稼ぎさえあれば誰でもそれなりの恋愛ができた時代もあったのかもしれないが、今はお金だけあっても敬遠されてしまう男性もいる。メイクや整形は、まだ男性にとって縁遠い部分もあるかもしれないが、ダイエットやおしゃれをするだけでも、垢抜けたと判断してもらえることだってあるのに。

 しかし、蜜柑ちゃんとの会話の中で、若くて才能もあって、それでいて外見もかっこいい漫画家も世の中にいることも知った檜山くん。運動と食事制限のダイエットによって、体型だけでなく輪郭や肌までキレイになった。すると、いつも自分に自信のない檜山くんの口から、ポジティブな言葉が出るようになった。ダイエットで自分の努力が目に見えて結果となったことで、自信が出てきたのかもしれない。

 どれだけ仕事を頑張っても、恋愛が上手くいかなかったり、外見に自信が持てないと自己肯定感の低下に繋がる。適度な運動や生活習慣の改善は、ダイエット効果だけでなく自律神経を整える効果もある。檜山くんのような男性にとって、男らしさといえば金銭力という思い込みもあったのかもしれないが、自分磨きすることで、精神的に余裕を持てるようになることも、かなり恋愛力に活きてくる。継続できるかが一つの鍵ではあるが、自分磨きの楽しさに気づいた檜山くんなら、今後ソープ以外でもいい出会いがあるはずだ。

コンプレックスを人と共有してみる

 一方、アセクシャルの梅ちゃんは未だに、自分の幸せを模索中。BL好きで二次創作の恋愛マンガを描いていた梅ちゃんだけど、先日自身の経験をエッセイにした漫画がSNSでバズったばかりだ。趣味に没頭するのも楽しいようだけど、このまま1人で生きていくことにも不安を感じている様子。

 バズをきっかけに連絡が来たコミックエッセイの仕事も「オタ活がテーマではネタが弱い」と突っ込まれ、へこむ梅ちゃん。たしかに今、WEBで今よく見かけるエッセイマンガといえば、婚活や不妊に不倫、浮気、子育てなど、恋愛や家族にまつわるセンシティブな内容がほとんどだ。恋愛が苦手な梅ちゃんは、そういった内容の実経験が少なく、そのこともコンプレックスに感じていた。だからこそ、母親が持ってきたお見合いの話を、受けてみることにしたのだった。

 梅ちゃんのお見合い相手の縄文杉くん(蛙亭・中野周平)は、自信はなさそうに見えるが、丁寧で素直なコミュニケーションのできる男性だった。梅ちゃんのヘビーなオタク趣味の話にも、自分ができる範囲で共感し、共通点を見つけることができた2人。誰もが緊張する婚活では、最初に気兼ねなく話せる共通の話題が出てくると、一気に仲が深まる。……なんだか、悪くない駆け出しにも見える。

 オタク話で心を開くことができた梅ちゃんは、自分のコンプレックスについても語ることができたのだった。度を超えて明るい人でない限り、みんなそれぞれ自身のコンプレックスを抱えているものだ。コンプレックスになっている以上、そこに向き合うことはストレスがかかることかもしれない。それでも、他人に自分の弱い部分を話したり、改善に向かって努力ができるようになると、自分自身心が軽くなることがある。

 コンプレックスを隠すのはあたり前で、そして簡単なことかもしれない。しかし檜山くんも梅ちゃんも、悩んだ末に自分と向き合い、ダメな部分も含めて自分を認めようと努力している。自分を認めて心に余裕が出てくると、これまでの悩みが嘘のようにすぐ解決に至ることだってある。梅ちゃんも自分の弱さを縄文杉くんに共有できたので、今後彼とは、梅ちゃんらしい距離感で仲を深めていくことができそうだ。

難問…「家族」というコンプレックスも

 終盤では、松田くんの難しいコンプレックスも垣間見えた。残業中の桃江に差し入れを持ってきた松田くん、「セックスするまで優しいだけなのかな」と不安になってしまう桃江に対して、真摯に自分の気持ちを伝えてくれる。かなりいい雰囲気の2人だけど、松田くんのところに母親からの電話がかかってくる。

 その電話を無視して、「母親のことでイライラしたくない」と、急に取り乱す松田くん。桃江と付き合うまで、様々な異性と都合よく付き合ってきた彼だけど、ここに来て急に、家族との角質が垣間見えた。本人の人間性にも大きく関わる可能性の高い、家族というコンプレックス。その詳細は次週、語られるのだろうか。

性癖が特殊なのは、恥ずかしいこと? 内田理央主演『来世ではちゃんとします3』第7話〈ドラマでしゃべりたい〉

2023.02.18 Vol.Web Original

 内田理央主演のドラマ『来世ではちゃんとします3』(テレビ東京、毎週水曜0時30分)。2月15日に放送された第7話では、職場恋愛中の主人公・桃江(内田理央)と松田くん(小関裕太)が職場恋愛を満喫中。

 オフィスの裏でたまたま会っただけなのに、出勤時間をずらそうと慌てる2人だったけど、都合よく、社内メンバーは全員外出中。松田くんは「それなら、この間の続きしちゃう?」と桃江に迫る……。

 しかし、そんな2人の前に、遅刻してきた同僚の梅ちゃん(太田莉菜)が現れてしまう。恋愛の苦手な梅ちゃんは、そんな2人のことが気に入って仕方ない。その一方で、梅ちゃんの友人であるエログロ漫画家・りんごちゃん(小西桜子)にもとある受難が。りんごちゃんが自分の性癖を「気持ち悪いから」と吐き捨てる、その理由とは……。

性癖が人と違うことを笑われ、バカにされた過去

 桃江と松田くんの職場恋愛に気づきつつある梅ちゃんのところに、りんごちゃんから一本の電話が入る。どうやら、彼氏・たっくん(ダウ90000・飯原僚也)に漫画の原稿を見られてしまい、自身の性癖を知られてしまったというのだ。帰ったら別れ話になってしまう、と梅ちゃんに泣きつくりんごちゃん。自分の性癖を「気持ち悪い」となじり、これまでは頑張って普通の子に擬態していたのに、とふさぎ込んでしまう。

 彼女は学生時代、仲が良かった子に自身の描いたエログロ漫画を黒板に貼られたこともあるという。これまでも彼女は何度か、自分を「人と違う」「理解されない」と評価していたが、その原体験にもなった出来事なのかもしれない。自身が愛しているものを否定され、笑われた経験は、幼い彼女をどのくらい傷つけただろう。彼女にとっては自然と興味を持ったエログロだったが、周りの友人にはそれを受け入れてもらえなかった。子どもだったからこそ、周りも素直に、思ったままの感想を言ったかもしれない。しかしそれは、彼女にとって存在否定に近いような言葉の暴力となったはずなのだ。

 今の日本ではジェンダーを受け入れようとする流れが一気に進んではいるが、未だ同性婚すら可決しきらない日本では、まだまだ文化レベルでマイノリティへ配慮しきることが難しい現状だ。教育現場でもまだ、ジェンダーをどのように教育していくべきか、議論はされていても徹底は難しい状況が予想できる。しかし、子どもの頃のトラウマは時間が経っても解決せずに心に残りやすく、りんごちゃん自身そのトラウマに縛られているようにも見える。だからこそ、恋人に対しても本音を隠そうとしてしまい、話し合うことすら拒否しようとする。

 しかし、彼氏からは「迎えに行くから」と電話が。会社まで押しかけてきた彼氏はなんと……たくさんの拘束具を手にしていた。拘束具を身に着けながら「こういうの興味あるの、前から知ってた。君のためなら受け入れるから」と、りんごちゃんの性癖に歩み寄ってくれたのだった。幼い頃からのトラウマが、消えるわけではない。それでも、自分を受け入れようと努力してくれる彼氏の存在。そして、性癖への理解はなくとも仲良くしてくれる梅ちゃんのような友人の存在は、きっとりんごちゃんの支えになっていくだろう。

彼氏がいなくても、パートナーは見つかる?

 しかし、どこか一方が幸福だと、誰かの不幸が際立って見えるのはなぜだろう。やっと報われる恋ができた桃江は、このところ登場の度に浮かれているのだが、未だトラウマを拭いきれないりんごちゃんも、アセクシャルの梅ちゃんのことも気がかりだ。職場ではかなり桃江と仲良くしていた梅ちゃんは、桃江と松田くんの職場恋愛に気づいてしまい、こうひとりごちる。

「私と一番仲良しだったのに、彼氏ができたらそっちになっちゃうんだね」

 結婚を選択しない者に課される業は、周りと違う将来を選択する不安に加え、今まで仲良くしていた友人も、恋愛や結婚を機に疎遠になっていく可能性があるということだ。アセクシャルの梅ちゃんにとっては、結婚しない道はかなり自然な選択でもある。しかし、トラウマを抱えるりんごちゃんにも、これまで異性に傷つけられてきた桃江にも彼氏がいて、自身には歩み寄ってくれる存在がいないというのは、梅ちゃんにとっては寂しいことのはずだ。

 りんごちゃんと彼氏の仲直りを見て、パートナーシップのある関係に憧れを持つ梅ちゃん。何も恋人のみが歩み寄れる関係というわけでもないので、同性で結婚を選択しない仲間や、老後を助け合える存在が梅ちゃんにも見つかればいいなと思う。例えば、私の身の回りにも同性愛を親にカミングアウトしないために、同じ目的を持つ異性同士で同棲生活を送る友人もいるし、結婚せずとも楽しく暮らそうと、シェアハウスで集団生活をする人もいる。自分を助けてくれる人を見つけやすい場所もあるはずだ。梅ちゃんにも、自身に合うパートナーシップの形が見つかりますように。

幸せもつかの間…新たな波乱の予感

 一方、隣の部屋に住んでいたソープ嬢の梢ちゃんと別れた林くん(後藤剛範)にも新たな災難が。なんと梢ちゃんの親友だと名乗る、黒木百合(長井短)という女性が現れて……。

 そんな百合さんのことを、なぜか家にあげてしまう林くん。この鈍感さが命取りなのだが、怪しい女にばかり絡まれてしまうのはきっと、彼の底抜けな優しさゆえなのだが……。身体の関係を匂わせながら誘惑し、家に泊めてくれるよう頼む百合さん。結局、見知らぬ怪しい女を家に泊めて、自分は満喫に泊まったという人のいい林くんだったけど、とある事実に気づいてしまう。百合さんは、なぜか松田くんにそっくりなのだった。林くんはどうなってしまうのか、そして百合さんと松田くんの関係とは……?

小関裕太演じる草食顔クズ男子が「普通の女の子」をメンヘラ化させちゃう理由って…? 内田理央主演『来世ではちゃんとします2』第2話〈ドラマでしゃべりたい〉

2021.08.21 Vol.Web Original

 内田理央主演のドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京、毎週水曜深夜0時40分)。8月18日に公開された第2話では、小関裕太演じるヒモ気質のタラシ男子・松田健にスポットライトが当たった。甘いマスクと柔らかい物腰で、数多の女の子を「ゆる〜く」たらしこんじゃう松田くんが、セフレガールのこじらせに巻き込まれちゃった結果……?

小関裕太がヒモ気質なクズ男子熱演

 小関裕太演じるクズ系ヤリチン・松田君は、内田理央演じる主人公・大森桃江ちゃんが働くデザイン事務所の同僚だ。会社ではスマートに仕事をこなす松田君だが、会社を一歩出れば、LINE履歴にはその日過ごせる女の子を探すための連絡先がズラリ。長身で細身、中性的なミディアムパーマヘアで、見た目はいわゆる「草食系」な松田君だが、今どきは男らしすぎる男性よりも、しつこすぎない塩系イケメンのほうが地雷度が高め……という世の中のクズ男事情が、しっかりドラマにも反映されている。SNSでも「フィット感が半端ない」「ベストキャスト」との声が高い。

 第2話では、そんな松田君の囲っているセフレガールズの筆頭・亜子ちゃん(小島藤子)とのこじらせバトルが勃発。松田君のずさんなLINE管理のせいで、亜子ちゃんに他のセフレたちや元カノとのLINE履歴を見られてしまう。仕事が忙しい松田君の急な誘いに応じちゃうばっかりの「都合いい系女子」の亜子ちゃんだが、松田君にはガチ恋している。

 主人公の桃ちゃんは、経験値の多さゆえか、本命のセフレボーイに対しても本気でわきまえてしまう部分があったが、亜子ちゃんのほうは彼女にはしてもらえないと分かっていても、松田君にメンブレ(メンタルブレイク)をぶつけてしまう。LINE履歴を見てメンタルが崩壊した亜子ちゃんは、翌朝松田君の手足をしばり、軟禁してしまうのだ。

 ドラマ内ではコメディー調で描かれているが、こういう男女関係のこじれはリアル世界でも意外とよくあることだったりする。例えばホストとホスト狂いの女の子の関係だったり、既婚者と独身の不倫関係だったり……愛情のパワーバランスが崩れると、途端に人間関係は簡単に崩壊する。

 

「普通の女の子」と「メンヘラ製造機」の相性の悪さ

 構図としては、亜子ちゃんが松田君を軟禁しているので、セフレでしかないのに立場をわきまえない「メンヘラ女子」に見えるかもしれない。しかし、亜子ちゃんも普段は昼間会社で働く普通のOLで、松田君を軟禁したあとも「とんでもないことをしてしまったのではないか」と後悔するような心情も見える。本気で愛に狂いきっているわけではないし、一般的な倫理観を持つ普通の女の子なのだ。

 しかし、松田君の振る舞いがあまりにも「メンヘラ製造機」すぎることとの相性が悪すぎる。松田君は桃ちゃんのセフレたちのような「ハイスペモテ男」とは異なり、スペックで男らしさを匂わせる男性ではない。しかし、とにかく上っ面が優しい。仕事が忙しい松田君のような男性は「今日が楽しければそれでいい」と思っている。妙齢の女性が男性に求めるような堅実さや誠実さを持つことを面倒に思っているし、顔がいいだけあって、上っ面だけでも優しくしておけば簡単に女性が一本釣りできちゃうので、表面的に女性に優しく振る舞うことが上手なのだ。

 情事後、重たい態度を取る女性に対し心底面倒そうな表情を見せながらも「やることはやっちゃう」のが松田君のような男なのだ。回数を重ねるごとに自分への好意を深めていく女性に対し、松田君は「どうして女はセックスすると、それ以上の関係を求めてしまうんだろう」なんてひとりごちる。面倒なら抱かなければいいのに、性欲には勝てないし、ストレス発散としては必要な部分もあったりするので、あまり深く考えず「まあいいか」とちょっとお高いサプリを飲む時くらいの感覚で、簡単に女性に手を出す。そんな男性に真剣さを求めたって返ってくるわけもないのだが、亜子ちゃんのような「普通の女の子」は、情事の後は愛が返ってくることが当たり前、と思っているので、思うように自分を愛してくれない松田君のような男にどんどん沼っていくのだ。

 飲み会に行くとよく「オレってメンヘラ女子とばかり付き合っちゃうんだよね」と武勇伝のように語る男性がたまにいるが、そういう男性はメンヘラ女性が好きなわけではなく、恋人との関係づくりや女性のメンタルケアが下手で、付き合うと普通の女の子のメンタルすら破壊してしまうのだ。シンプルに地雷すぎる。好きな人がもしそういう発言をしていたら要注意だ。

 

「都合がいい時に優しい人」は、自分を幸せにはしてくれない

 亜子ちゃんとの軟禁生活の中でも、松田君はとにかく亜子ちゃんのテンションを上げたり下げたり、悪気なく人を振り回しまくるのが上手だ。同僚からの電話では「今彼女の家にいるんだよね」と言い放ち、小耳を立てている亜子ちゃんの気持ちを盛り上げたかと思えば、元カノからの電話では「同僚と一緒にいるんだよね」なんて、息を吸うように嘘を付く。そうかと思えば、仕事終わりの亜子ちゃんのためにご飯を作って待っていたりする。これだけ、一貫しない行動で振り回されれば、普通の女性なら「この人、私のことどう思ってるんだろう」「何考えてるんだろう」とこんがらがってしまう。

 だいたいの場合、何を考えているか分からなく見える時の男性は、何も考えていない本能で行動している、と思ったほうが堅実だ。自分にとって損がない時、自分に余裕がある時なら、セフレの女の子にも優しくできるが、自分にとって都合が悪い時は、優先順位を下げてしまう。結局はその程度の関係だし、期待したところでこの先、発展はないのだが、都合のいい時は優しくしてくれるので、普通の人はどうしてもその優しさに期待してしまうのだ。

 そしてこういう男性でも、本気で好きになった女性には心から優しくなったりするのだ。どうでもいい人に対してはそれなりというか、都合のいい時にしか優しくできないし、本当に手に入れたい女性に対しては、もちろん真剣に取り組むのだ。

 メンヘラ化している人は、好きな人のことを説明する時に「優しい時もある」とよく擁護するが、都合のいい時に優しいだけの人は、自分を幸せにしてくれるわけではないと思った方がいい。男女逆でも然り、である。

 結局、身体的に軟禁なんてしてみても、人の心を縛り付けることなど、到底できない優先順位も上がらない。そんなことを学ばさせられる第2話だった。

 

(文・ミクニシオリ)

 

コロナ禍でもバレンタインデーはやってくる!恋愛コラムニストに聞く【ニューノーマルな恋愛事情 2021】

2021.02.14 Vol.738

 コロナ禍でもやってくるバレンタインデー。「本命」「義理」というよりも、友達の間で交換する「友チョコ」や「自分へのご褒美」といったワードが直結するようになってしばらく経つが、それでもやっぱり2月14日は年間で指折りのロマンティックな日で、恋する気持ちや大切な人への愛に想いを寄せる日であることには変わりはない。新型コロナウイルスの感染拡大でいろいろ変化が起きるなかで、恋愛だって変わった。友達、恋人、恋焦がれる人、会いたい人に簡単に会えない状況が続く。それでもやっぱり恋愛したい? ニューノーマルな恋愛の最新事情を恋愛コラムニストのミクニシオリに聞く。

平成最後のTGCは最強のラインアップで開催

2019.04.06 Vol.717

「第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER(以下、TGC)」が3月30日、横浜アリーナで開催された。2005年にスタートしたこのイベントは、女の子たちのファッションフェスとして完全に定着。若い女性を中心に人気を集め続けている。平成最後のTGCを見届けるとともに、満喫してきた。

【インタビュー】「豚」と罵られたイジメを乗り越えて…痩せた自分を知ってほしい。「七海ティナ」悲願のAVデビュー

2018.12.04 Vol.Web Original

 2018年12月4日、名古屋の地下アイドル七海ティナが、恵比寿マスカッツ所属のAV女優としてデビューした。

 健全なアイドル活動からのヘアヌード、そしてAVデビュー。「AV堕ち」などと言う言葉で表現されてしまいそうな彼女のAVデビューには、本人の強い意思があった。

【いまライブで聴くべきバンド】西麻布「新世界」編

2018.11.02 Vol.Web Original

 今日もまた、都内のライブハウスではたくさんのバンドやアーティストがライブを行っている……けれど、数も種類も多すぎて、誰を見に行ったらいいのか分からない!!! だったらプロに聞きましょう!

 今月うかがったのは眠らない街六本木・西麻布エリア。クラブのイメージが強い港区エリアだが、実はライブハウスもあるのをご存知だろうか。 ライブハウス「新世界」の店長の尾崎さんは、ライブハウスでは珍しい女性店長。ずっとJ-POPが好きだったという彼女は、どんなライブバンドを勧めてくれるのでしょうか。

AIで自分も知らない本当の自分好みの日本酒が見つかった!「YUMMY SAKE」を体験

2018.10.28 Vol.Web Original

 AIで自分の味覚にあった日本酒を見つけられるサービス「YUMMY SAKE(ヤミーサケ)」が話題だ。若者の日本酒離れが進む中で新たな取組みとして、2018年春に渋谷で展開し大盛況、現在は代官山と吉祥寺の日本酒店・居酒屋の「未来日本酒店」でこのサービスを提供している。「日本酒離れが進む若者」のひとりである20代の女子ライターが体験してきた。

米ポートランド発のサステナブルなレストランが神田に登場! 環境、健康、多様性を全包囲

2018.10.21 Vol.Web Original

 世界最大規模の環境都市といわれる米ポートランドのオーガニックでサスティナブルな食への意識が注目されている。先日、神田にポートランド発のレストラン「ROSY」がオープン。訪日観光客の多様化も踏まえ、宗教やライフスタイルによる食事制限を持つ人でも食べられるメニューを提供する。

 ポートランドは人口に対して飲食店の数が多いという。

「ポートランドではチェーン店は流行らないんです。地産の野菜を使う、地元の個人店が愛されます。ポートランドは野菜の自給率が高く新鮮な地産野菜が市場に出回るので、それ故ポートランドの料理は、素材そのものを楽しむオーガニックなものが多いんです」と、ROSYの代表取締役森敏氏は語る。

ロボットレストランの目の前に登場した対抗馬「人間レストラン」って?

2018.10.14 Vol.Web Original

 新宿は歌舞伎町。その中でも最もギラついたネオンに照らされているのは、ロボットレストランだろう。どんどん煌びやかになっていくそのレストランの向かいに、ひっそり対抗馬が登場した。その名も「人間レストラン」。ネットで探してもほぼ情報が出てこない、看板も見つけづらい隠れ家レストランの中は、どんな世界が広がってるのだろうか。

Copyrighted Image