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「Krush.80」再起戦の卜部功也はフランスの2冠王と対戦

2017.07.11 Vol.694

 立ち技格闘技「Krush.80」(9月8日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが10日発表された。2月の「K-1初代ライト級王座決定トーナメント」でゴンナパー・ウィラサクレックに敗れて以来の再起戦となる卜部功也はフランスの2冠王ヤニック・レーヌと対戦する。

 レーヌは初来日。47戦42勝(9KO)5敗。ISKA世界スーパーライト級とWKN欧州ムエタイ・ライト級の2冠を保持する強豪だ。

 功也は「試合映像を見ると黒人選手特有のバネがあって、フットワークもある選手。なかなかとらえづらい選手ですけど、しっかり仕留めたい」とKO決着を宣言。質疑応答でも「今はジムに入る瞬間から戦場だと思っていて、チームメイトですけどスパーリングから必ず倒したいと思って練習をしている。倒すことを普段から意識しています。スパーリングでもいろいろな選手を倒していて、スパーのKO率も上がっているので、その成果を見せられると思っています」とKO勝ちへの並々ならぬ決意を見せた。

 そしてこの勝利の先にK-1ライト級のベルトを見据える功也。現王者のウェイ・ルイは「次は卜部功也と戦いたい」と“逆指名”しているのだが、「向こうは勝てる自信があって言っていると思う。格闘技は夢の奪い合い。相手の地位や名誉を奪うつもりで、自分にストイックにトレーニングを積んでいるので、今なら勝てると思う」とこちらも強い決意を見せた。

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