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ØMI「絶対に脱いでと言われた」最新フォトエッセイ、メンバーからは「リアクションが何一つない」

2023.10.21 Vol.web original

 

 三代目 J SOUL BROTHERSでボーカルを務めるØMIが、21日に都内にて行われた自身の最新フォトエッセイ『LAST SCENE』(幻冬舎)刊行記念イベントに登壇。撮影裏話を赤裸々に語った。

『LAST SCENE』はØMIにとって8年ぶりとなる2冊目のフォトエッセイ。原点に返る場所として大切にしてきたフランス・パリで撮影。タイトルには「次があると思わず、最後のつもりで全力を尽くしていく」というØMIの思いが込められている。

「パリに行くと毎回、生ガキとシャンパンを味わえる老舗のレストランに行くんですが、撮影初日だと万が一があるといけないので、最終日に打ち上げで行って、とんでもない量を食べました(笑)」と撮影とパリ滞在を楽しんだ様子。

「フォトエッセイでは自分の素を出すことが一番」と、前作から8年間の思いをエッセイに赤裸々につづるとともに、色気たっぷりの浴室ショットなども満載。

 出版社から「絶対に脱いでください、と。僕はただうなずくだけでした(笑)」と振り返り「メガネもマストでお願いします、と。女性ならではのポイントがあるんでしょうね」と照れ笑いしつつ「自分のパーソナルな部分を知っていただくうえで、そういう表現ができたのは楽しかった」と振り返った。

 赤裸々ショットでは肉体美を披露。写真集のためにトレーニングはと聞かれると「一応やらない主義でやってきているんですけど、さすがに浴槽に入るシーンは、誰も見ていないところで腕立て伏せをこそっとやって、パンプアップしてから現場に入りました(笑)」と告白。

 そんな力作フォトエッセイだが、グループのメンバーには「渡したんですがリアクションを何一つもらってない。本当にひと言もない。密かに読んでもらっているとは思うんですけど。この後、自分から聞こうと思ってます(笑)」と苦笑。

 現在、5人組ガールズグループ「MOONCHILD」のプロデュースも手掛けるØMI。エッセイでは三代目JSBでは叶えられなかった夢についてもつづっているが「若いグループの子たちと話すと、三代目を見て育ってきたと言ってくれることがすごく多い。自分たちの足跡が今の子たちに刺激を与えられたのであれば、この先も残すものはたくさんあると感じました」と、グループでの活動にもさらなる意欲を見せていた。

三代目 JSB 今市隆二が「愛してるよ」ソロコンセプトライブツアーがフィナーレ

2022.12.23 Vol.Web Original


 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの今市隆二が22日、兵庫・神戸国際会館こくさいホールで『RYUJI IMAICHI CONCEPT LIVE 2022 “RILY’S NIGHT”』の最終公演を開催した。今年6月の同会場での公演を皮切りに、約半年に渡って行われたソロツアーを無事に完走した。本記事はそのオフィシャルリポート。

 この日もスタート前の会場で流れていたのは、今市が敬愛するマイケル・ジャクソンの楽曲。そこへ続々と多くのファンが集っていき、これから始まるステージへ向けて目を輝かせるところから“RILY’S NIGHT”は始まる。やがて暗転すると会場からざわめきが消え、迫力ある演奏とともに幕が開ければ、深い青を基調とした光に包まれた今市が登場する。1曲目は今年11月にリリースされたアルバム『GOOD OLD FUTURE』でも冒頭を飾っている「Donʼt Give Up」だ。バンドとコーラスで生み出される豊潤なグルーヴに続いて、華やかな音色にたちまち高揚させられる「TUXEDO」。さらに80’s感の強いシンセサウンドが煌めく「Talkin’ bout love」では「一緒に!」と手を挙げて観客を煽り、その勢いのままEXILEの楽曲をサンプリングした「THROWBACK pt.2」を披露。ステージの中心で休む間もなく歌い踊る。

 ライブ前に行われた取材にて、今市はツアーを振り返ってこう語っていた。

「コロナ化を経て直接会うことの大切さを感じましたし、ライブの持つパワーや音楽の素晴らしさを、直接自分から全国へ出向いて届けたいという想いがありました。また、それとは別でホール規模でツアーを回りたいという夢もあり、それを同時に叶えることができたので、充実した半年間でした。ホールは本当に会話をしているような気持ちになれる距離感で、すべてがダイレクトという感じ。しっかり触れ合えている気がしました」

 また、今回のライブは自身のルーツである90’sのR&Bを追求し、めくるめく演奏とパフォーマンスによって届けるというコンセプトに基づいたショーでもあった。誰もが一度は耳にしたことがあるKC and the Sunshine Band「That’s the Way (I Like It)」の引用から、ソウルフルなファンクチューン「Angel」へつながる。そうしたバンドならではの流動的かつフレキシブルな展開も軽やかに乗りこなし、シティポップのムードをふんだんに取り入れた「Highway to the moon」へ。夜のネオンを思わせるシンセの音色とともに、エモーショナルかつ妖艶な歌声を響かせた。また、Interludeを挟んで披露された「Diamond Dance」では再びスタンドマイクを使用し、指先まで繊細なダンスと歌声で観客を魅了。「CASTLE OF SAND」では砂漠をイメージした黄金色の照明の下、甘いラブソングを心地良いレイドバックで聴かせた。

「ついに、この日がやってきました。あふれる想いはステージにぶつけていきます。皆さんも日々それぞれ抱えていることもあるかと思いますが、それをステージにぶつけてください」

 

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