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扇久保が完勝で初防衛。佐藤がバンタム級新王者に【10・15修斗】

2017.10.16 Vol.Web Original

扇久保は勝利後、英語でUFC参戦アピール
「プロフェッショナル修斗公式戦」(10月15日、千葉・舞浜アンフィシアター)で4大タイトル戦が行われた。

 メーンでは世界フライ級王者の扇久保博正が初防衛戦に臨み、挑戦者のオニボウズを1R4分24秒、スリーパーホールドで破り初防衛に成功した。

 扇久保は左ミドルをキャッチされ、押し込まれたものの、逆にテイクダウンに成功すると、ハーフガードからパウンド、ヒジを落とし続け、オニボウズがたまらず横を向いたところでバックに移行。スリーパーホールドでがっちり絞り上げると、オニボウズはたまらずタップした。

 扇久保は試合後のマイクで「もっと大きな舞台で戦っていきたい」と会場の観客にアピールした後、英語でUFC参戦をアピールした。

10・16修斗 井上学が3年ぶりの復帰戦飾る 箕輪が4連勝で新人王決勝へ

2016.10.17 Vol.676

 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.22」(10月16日、東京・新宿FACE)のメーンで初代バンタム級キングオブパンクラシストの井上学が約3年ぶりの復帰戦を六本木洋と戦い、3-0の判定で勝利を飾った。

 井上は序盤こそ六本木の打撃を食らう場面も見られたが、徐々にかつての動きを取り戻し、左のインロー、ハイキックから執拗なタックルを繰り出しテイクダウンを奪う。六本木がコーナーを使って立ち上がると足をフックしサイドからのパンチの連打を浴びせるなど終始試合をリード。危なげない試合運びで勝利を収めた。
 しかし井上は試合後「いつも通り地味な試合になってしまったんですけど、3年半休んでいて簡単に勝てるほど修斗のリングは甘くないということが分かりました。これからもっと練習してどんどん上を目指していきたい」と反省。かつて堀口恭司、佐々木憂流迦といった強豪を苦しめた井上の復活で修斗のバンタム級戦線がまたひとつ面白くなってきた。

 この日はフライ級の新人王決定トーナメント準決勝2試合が行われ、箕輪ひろばと大西ヒロトが勝利を収め、12月に行われる決勝に駒を進めた。
 箕輪は小巻洋平と対戦。立っても寝ても動きの止まらないスピーディーな攻防を繰り広げ、会場を沸かせる。グラウンドでは終始上のポジションをキープするも、小巻の下からのヒールホールドや三角絞めにヒヤリとさせられる場面も。しかし最後はきっちりとV1アームロックで2R3分48秒、ギブアップを奪って見せた。
 大西は小川竜輔と対戦。グラウンドで執拗に下からの攻撃を繰り出し、最後は三角絞めで仕留めた。

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