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浜辺美波、山田涼介と野村周平の「気配の違いが分かった」

2024.01.10 Vol.web original

 

 映画『サイレントラブ』(1月26日公開)の完成披露舞台挨拶が10日、都内にて行われ、俳優の山田涼介、浜辺美波、野村周平、古田新太と内田英治監督が登壇。視力を失うヒロインを演じた浜辺が“静かなラブストーリー”で研ぎ澄まされた感覚を振り返った。

 声を捨てた青年と光を失った音大生が、つむぐ感動のラブストーリー。

 言葉を発しない青年を演じた山田は「こういうラブストーリーだと手話で会話することが多いと思うんですけど、この作品はそういうことを全部はぶいていて、人差し指を使って合図を送ったり…E.T.ではないからね(笑)。今まであまり見たことのないラブストーリーになっているのでは」と、内田監督オリジナル脚本による物語に感嘆。

 役作りに付いて聞かれると「内田監督から“死んだ魚のような目をして生きてほしい”と言われた」と苦笑しつつ初日から役をつかんだことを明かし、内田監督も「存在を消されていて、現場でよく“どこにいるんだ?”と。で、意外とすぐ近くにいたりして(笑)」と“死んだ魚の目”を演じきった山田に太鼓判。

 一方、視力を失った音大生を演じた浜辺は「台本では指先や体温でコミュニケーションをとると書いてあって、どれくらい近づくと体温で分かるんだろうと不安だったんですけど、近い距離に山田さんや野村さんがいると本当に気配でどっちか分かるくらい違うものがあって。実際に納得できました」と明かし「あのときは、人を見ず目線を落としていたので、研ぎ澄まされていた気がします」と振り返った。

 撮影現場では「ほとんど会話しなかった」という山田と浜辺。役柄上、ピアノの猛特訓をしたという浜辺と野村が「(現場で)ピアノの前に行くと、すぐ連弾しちゃうんですよね」と和気あいあいと振り返り、山田が「僕だけ蚊帳の外です」とぼやく一幕も。

 最後、山田は「“世界一静かなラブストーリー”というキャッチコピーが付いてますけど、2人のピュアな物語でもありつつ、静と動がはっきりしている。人間のきれいな部分と影の部分を内田監督が素晴らしい形で表現している映画。激しい部分は…皆さん、ポスターに騙されてびっくりするんじゃないかと思う」と期待をあおっていた。

 

天海祐希「新感線は最後になると思うので見に来て」古田新太、石田ニコル、神尾楓珠らと『薔薇とサムライ2』

2022.07.18 Vol.Web Original

 劇団☆新感線の最新公演、2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演 SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』製作発表が18日行われ、古田新太、天海祐希、石田ニコル、神尾楓珠ら主要キャストが登壇。会見の模様はYouTubeで生配信された。

 12年前に上演された、海賊アンヌと石川五右衛門が大暴れする『薔薇とサムライ』の続編。「こういう企画が成立するというのも新感線の長い歴史のなかで、キャラクターが生きているのだと思って有難いとと思う。何はともあれ、こういうご時世ですので、楽しくて賑やかで元気の出る舞台になればと思います」と、脚本の中島かずき。

 司会を務めた笠井信輔アナに、「新感線の超人気キャラ、石川五右衛門」と紹介された古田は「もう石川五右衛門、5回目なんですね……すっかり飽きています。今回の楽しみは、初共演の若い衆と一緒にやれること。前面に並んでいるのはいつものメンバーなのでおもしろいものにしたい」と挨拶。
 
 前作では女海賊のアンヌを演じた天海だが、本作ではアンヌは女王となって帰ってくる。天海は、最初は驚いたというが、「またアンヌに会えるかと思うと楽しみだった。いま一番ワクワクしていると思います。初めてご一緒させていただける皆さん、力強いみなさんと、元気をお届けできるのを楽しみにしている」と、意気込んだ。

映画『KAPPEI』初日挨拶でキャスト陣に酷評される異常事態!救世主はなにわ男子・西畑大吾?

2022.03.18 Vol.web original

 

 映画『KAPPEI カッペイ』初日舞台挨拶が18日、都内にて行われ、主演・伊藤英明をはじめ豪華キャスト陣と平野隆監督が登壇。伊藤は「見たけど何も残らなかった」と自ら酷評しつつ、映画さながらの爆笑トークを繰り広げた。 

 主人公カッペイを演じた伊藤は「実は宣伝活動のときにも本作を見てなかった。どうしても足が向かなくて。お話を頂いたときも“コレジャナイ感”があって」と冒頭からネガティブモード。初日を迎えた今朝、息子と見に行ったと明かし「面白かったです。上白石(萌歌)ってすごい女優だなと。それ以外覚えてない、というかそれ以外何も残らなかった」と明かし、会場も大笑い。

 挙句の果てには「これは西畑くんの力を、西畑くんのファンの力をお借りして広めていきたい」と、なにわ男子・西畑の人気にあやかる気満々。古田新太や小澤征悦までも「西畑くんについていくので、大河とか朝ドラとかやって」と圧をかけ、西畑は「プレッシャーがすごい」とタジタジ。

 さらに伊藤は、物語にちなみ、自分の人生の救世主は?と聞かれると「もしそういうエピソードがあったとしても、この作品で話したくない。もっと重みのあるトーク番組で話したいです」と言い切り会場を苦笑させたが、突然「“うぶらぶ”です!」と、なにわ男子が歌う主題歌『初心LOVE(うぶらぶ)』が救世主だと言い出し、歌の一説を口ずさんだ西畑を小澤、古田がはやし立てたりと、もはやカオス状態。

なにわ男子・西畑大吾、伊藤英明の“袖なしGジャン”を着るも「ガリガリすぎて似合わなかった」

2022.02.16 Vol.web original

 

 映画『KAPPEI カッペイ』プレミア試写会舞台挨拶が16日、都内にて行われ、主演・伊藤英明、共演の西畑大吾(なにわ男子)ら豪華キャスト陣と平野隆監督が登場した。

『デトロイト・メタル・シティ』の若杉公徳原作によるギャグ漫画の実写化。ノストラダムスの予言を信じ、週末の世に備え幼いころから厳しい修行に人生をささげてきたものの、一向に週末のときは訪れず、活躍の場を与えられなかった「終末の戦士」たちが、彼らの能力をまったく必要としない現代の東京で繰り広げる恋の騒動を描くコメディー。

 オファーを受けたときの印象を聞かれた主演・伊藤は「平野監督から、満を持して伊藤英明にやってもらいたい役があるんだと言われてお会いしたんですが。僕も40代。スパイアクションか、映画賞を取るような映画かと思っていたので…これじゃないよ感がして。衣装合わせもしたんですが、1パターンしかないのに何種類もの素材のGジャンを着せられて、最終的に決まった衣装を見てもがっかりして…今から降りると、このご時世、いろいろ詮索されるし」とぼやき続け、会場も苦笑。

 そんな伊藤よりも衝撃的な衣装を着た山本耕史は、伊藤から「よくこの役受けましたねと言われたけど、実は僕も降りたかった」と明かし、さらに笑いをさそった。

伊藤英明、なにわ男子・西畑大吾らが劇中衣装とは真逆のタキシード姿でレッドカーペットに登場

2022.02.16 Vol.web original

 

 映画『KAPPEI カッペイ』プレミアイベントが16日、都内にて行われ、主演・伊藤英明をはじめ西畑大吾(なにわ男子)ら豪華キャスト陣と平野隆監督がが登場した。

 レッドカーペットならぬレッド“カッペイ”トに、タキシード姿で集結した「終末の戦士」たち。主人公・勝平を演じた伊藤英明は集まった報道陣に「いいんですか、みなさんこの映画にこんな…もっと他に行く取材があったんじゃないですか?」と笑わせつつ「同世代の俳優が一生懸命ギャグに向き合って作った映画。老若男女に楽しんでいただけると思います」と手ごたえを語った。

 終末の戦士たちを演じる濃い面々のなか、気弱な大学生を演じる西畑大吾は「今日は皆さんタキシードを着ていますが、劇中ではこんな格好で…ホンマに報復絶倒のコメディーになっています」と、キャラクターのパネルを示しつつ胸を張り、大貫勇輔は「こんなご時世だからこそこの映画を見て笑顔になっていただけたら」とアピール。

江口のりこ、赤楚衛二と町田啓太は「意外にキラキラしていない」? <木曜劇場『SUPER RICH』>

2021.10.12 Vol.Web Original


 

 14日にスタートする新ドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ、毎週木曜22時~)の生配信イベントが10日行われ、主演の江口のりこを筆頭に、赤楚衛二、町田啓太、古田新太のメインキャストが出演した。

江口のりこが真剣な表情で質問を引き出し……

 事前に視聴者からの質問に答えていく座談会形式のイベント。予告編についての質問や共演の印象などさまざまな質問が寄せられた。

 古田がひいた「共演者の意外な一面は?」という質問では、古田が「初共演の人たちばかりで、赤楚くんとか町田くんとか、キレイな若者しかいなくて…」と現場でとまどったと明かし、江口と戸次重幸を見つけたときには、「のりちゃん! 戸次!」とうれしかったと振り返った。

 江口も「古田さんいたらめっちゃ安心」と古田に共感。また、赤楚と町田については「一緒にいて楽しい」とのこと。「でもこの2人は意外にキラキラしていない、めちゃめちゃ気取っていいのに」と話していた。

 赤楚と町田は、江口と古田とは初共演で緊張していたそう。赤楚が「しゃべりかけたらいけない気がしちゃって」と当初の印象を明かすと、町田も「最初、江口さんは無口な方かと思っていました」と続けた。

“全員、人間”純文学のようなストロングスタイルの映画『空白』に、震えてきた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2021.09.29 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 緊急事態宣言が解除されるらしいですね。仕事柄、このニュースを一番気にしなきゃいけないんでしょうが、今週は自民党の総裁選とか小室圭さんの帰国とかふるさと納税返礼品のホタテ水着のニュースとかいろいろあって困ります。

 小室さん、こっそり人生相談に投稿してくれないかな〜と思っている今日この頃です。あ、菅さんも…。

 では今週も始めましょう。

松嶋菜々子がスーパーキャリアウーマン!江口のりこ主演の『SUPER RICH』

2021.09.25 Vol.Web Original

 


 松嶋菜々子が10月14日スタートのドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系、木曜22時)に出演する。江口のりこ演じる主人公があこがれる先輩役で、江口とは今回が初共演となる。

 ドラマは、江口演じるベンチャー企業の破天荒な女性社長・氷河衛が幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める姿を描く。仕事にプライベートに悩みながらも、ひたむきに生きるアラフォー女性のリアルを描き出す。

 松嶋が演じるのは、主人公のかつての上司の島谷聡美。新卒で大手IT企業MEDIA社に入社した衛を育て上げ、衛が会社を辞めて電子書籍企業を立ち上げたときも応援してくれた最高の上司でありあこがれの人。主人公が企業のトップとして感じるプレッシャーや孤独を同じ立場で分かち合ってくれる貴重な存在だ。

 出演にあたって松嶋は「私の役柄、島谷聡美は、衛が独立前に勤めていた会社の上司でキャリアをもった女性です。自分で会社を経営する衛を気にかけていて、時に厳しい言葉もかけますが、衛にとって頼れる存在でありたいと思っています」と語る。

 初共演となる江口については「お会いした時の第一印象は、“とてもかわいらしい方”でした」といい、「まだ一度しか現場をご一緒できていないので、これからいろいろとお話しできたらと思っています」を話している。

 他出演に、赤楚衛二、町田啓太、菅野莉央、板垣瑞生、嘉島陸、野々村はなの、茅島みずき、矢本悠馬、志田未来、中村ゆり、戸次重幸、美保純、古田新太ら。

 初回は22時8分スタートで、15分拡大で放送する。

 

松坂桃李、古田新太との共演に疲弊?「カロリー消費が高すぎて」

2021.09.23 Vol.Web original

 

 映画『空白』初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、古田新太、松坂桃李らキャストと𠮷田恵輔監督が登壇した。

 万引きを疑われ、店長に追いかけられた末に事故死した亡き娘の無実を証明しようとする父親・添田と。モンスター化していく添田に巻き込まれていく人々の「罪」と「許し」を描くヒューマンサスペンス。

 初日から満席続出の報告に、𠮷田監督も笑顔。キャストを見渡し「イメージした人たちがそろった。この人たちがいれば監督は必要ない」と胸を張った。

 シリアスでハードな心理描写が続くが、主演・古田は「非常に楽な、楽しい現場でした。皆さん、早く帰りたい人が多かったので」と振り返り、撮影当時は緊急事態宣言前だったこともあり「終わったらすぐ飲みに行こう!となる現場でした」とケロリ。

 一方、古田演じる添田に狂気のように追い詰められる青柳を演じた松坂は「古田さんとのシーンはカロリーの消費量が高くて、とてもじゃないけど飲みに行く気力がわかなかった。毎日疲弊しきってホテルに帰っていました」と苦笑。

映画『空白』主演・古田新太「よく怖そうって言われるけど…」実際は監督にも、街で“職質”されても“イエスマン”!?

2021.09.20 Vol.745

 万引きを疑われた少女の事故死。少女の父は怒りで狂気のモンスターと化し、周りの者すべての人生を揺るがせていく…。『新聞記者』『MOTHER マザー』のスターサンズが『ヒメアノ〜ル』の𠮷田恵輔監督とタッグを組んで挑み、監督オリジナル脚本で挑むヒューマンサスペンス『空白』。主演は、本作が7年ぶりの主演映画となる俳優・古田新太。怒りを暴走させモンスターと化していく主人公を圧倒的な存在感で演じ切った古田の、意外な役作りとは?

古田新太は日本のソン・ガンホ!? 共演・寺島しのぶは「一番怖いのは古田さん」

2021.09.08 Vol.Web original

 

 映画『空白』トークイベントが8日、都内にて行われ、主演・古田新太と共演の寺島しのぶ、𠮷田恵輔監督が登壇。

 この日は映画のタイトルにちなみ全員が白い衣装で登壇。冒頭、司会を務める赤ペン瀧川がスライドでストーリーと見どころを紹介。ネタ満載の映画解説に、𠮷田監督は「うちの宣伝部が作っているものより圧倒的に力がある」、古田は「こういう映画だったんですね」、寺島は「見たくなりましたよ」と出演者ながらすっかり客目線で感心。

 中学生の少女がスーパーで万引きを疑われ、店長に追いかけられた末に事故死。亡き娘の無実を証明しようとする父親・添田は店長を激しく追及。恐るべきモンスターと化し、周囲を巻き込んでいくというストーリー。

 添田を演じた古田が「なんでオイラなのと思った。この映画、一つもふざけてないんです」といぶかしがりつつ「スケジュールが開いてたから」引き受けたと明かすと、𠮷田監督は「脚本を書いているとき韓国ノワールを意識していて、添田役にソン・ガンホをイメージしていた。日本のソン・ガンホはと考えたとき、古田さんがパッと思い浮かんで」と、『パラサイト 半地下の家族』の主演でも知られるソン・ガンホから古田をイメージしたと明かした。

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