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「ワイルド・スピード」シリーズ1作目の新録版試写会で楠大典が「細かいところを見ようと思ったら吹き替え版がいいんですよ」とアピール

2024.01.23 Vol.Web Original

「ワイルド・スピード【ザ・シネマ新録版】」完成披露試写会が1月23日、都内で開催され、声優の楠大典ら「ワイスピ」ファミリーが登壇しトークイベントを行った。楠は「細かいところを見ようと思ったら吹き替え版がいいんですよ」と吹き替え版をPRした。

 ワイルド・スピードは2001年にアメリカで公開された、ロサンゼルスを舞台にドラッグレース(ゼロヨン)に熱中するストリートレーサーたちを題材としたカーアクション映画。

 この日のイベントは22年前のシリーズ1作目を「4Kストア版」で新録吹き替えした「(吹)ワイルド・スピード【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】」を洋画専門チャンネルザ・シネマが1月28日から独占TV初放送するのに先駆けて行われたもの。主人公のドミニク・トレット役の楠、同じく主人公のブライアン・オコナー役の高橋広樹、ドミニクの恋人レティ・オルティス役の甲斐田裕子、ドミニクの妹ミア・トレット役の園崎未恵が登壇した。

 この4人はシリーズ4作目の「ワイルド・スピード MAX」以降、継続して同じ役を演じており、文字通り「ワイスピ吹き替えファミリー」といえる存在なのだが、4人が公の場で揃うのは初めてというレアなイベントとなった。また吹き替えは必ずしも全員で集まって行うわけではないことから「収録でも4人そろわない」という。

 楠は「最初の作品のほうはやっていなかったんですが、今回はできるということでうれしく思っている」、高橋は「ここ数年は(演じるオコナーが)休憩中ではございますが、またいずれ帰って来れたらいいなという思いを持ちつつ。今回は新録版ということで、またこのメンバーで吹き替えをさせていただき幸せに思っている」、甲斐田は「私もMAXで1回死んだかと思っていたら『EURO MISSION』で帰ってきましたので、いずれブライアンも帰ってくるのではないかと思っています。楽しみにしています」、園崎は「私もMAXから15年。私たちが吹き替えをしていなかった第1作目を装いも新たに皆さんにお届けする機会に恵まれた。今回ご覧になっていただけましたら、2作目3作目と続きます。私たちが揃うのは4からになってしまうんですが、ぜひ楽しんでいただければ」などとそれぞれ挨拶。

山崎育三郎が野獣!「夢が叶った!」

2017.01.31 Vol.638

 エマ・ワトソンが主演する映画『美女と野獣』(4月21日公開)のプレミアム吹き替え版のキャスト発表会が31日、都内で行われ、ベルを演じる昆夏美、野獣を演じる山崎育三郎ら豪華キャストが勢ぞろいした。

 キャスト全員で『美女と野獣』を歌い上げスタートした発表会。日本のミュージカルシーンで活躍する面々の美声に会場はため息を漏らし、大きな拍手を贈った。 
 
 最初にあいさつに立った山崎育三郎は「幼いころ、サンタクロースに野球のグローブが欲しいと手紙を書いたら、次の日起きるとディズニーのビデオがいっぱい置いてありまして、それがディズニーにとの出会いでした。『アラジン』や『シンデレラ』、もちろん『美女と野獣』を何百回とテープが千切れるぐらいまで見ました」と振り返るとともに「いつかディズニーの吹き替えをしたいと思っていたので、今日夢がなった。思い続ければ夢は叶うと思いました」と、喜んだ。

 昆は「この映画を知ったときから早く見たいと思っていた。私がこうして作品に携わることができるのは大変光栄ですし、人生何があるか分からないという気持ちでいっぱい」と話したうえで、「ベルは、ディズニープリンセスのなかでも、芯が強かったり、自立した女性という部分が描かれています。そういう部分を考えて取り組んでいきたい」と、話した。

「この映画は単なる実写版ではありません。今後100年語り継がれるエンターテインメントになります」と、山崎。さらに「男性にも見てもらいたい。この映画には、野獣の悲しい生い立ち、繊細な部分なども入っています。今まで語られることのなかった彼を見ていただきたい」と、熱く語った。

 映画は、ディズニー不朽の名作の実写映画。それだけに吹き替え版のキャストも豪華で、山崎曰く「ミュージカル界のスーパースターが揃っている」。昆、山崎のほか、岩崎宏美、村井國夫、岩原光夫、藤井隆、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、池田優斗が出演する。

 藤井は「(司会の)中井美穂さんが“なぜ、あなたが”って感じでくすっとされてましたけれど(笑)、自分もどうしてなのかなと思っています。粗相のないように頑張りたい」と意気込んでいた。

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