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今年の新語2020大賞は「ぴえん」!「〇〇警察」「密」「リモート」などコロナ関連ワード抑える

2020.11.30 Vol.Web Original

 辞書を編む専門家が選ぶ「今年の新語 2020」の選考発表会が30日、都内で行われ、大賞に「ぴえん」が選ばれた。第2位は自粛警察、マスク警察のように使われた「〇〇警察」、3位には「密」、4位には「リモート」がランクインし、新型コロナウイルスに振り回されている2020年を象徴するランキングになった。

三省堂「今年の新語」大賞に「―ペイ」! 鴻上尚史「狂乱的なCMが……」

2019.12.04 Vol.Web Original

 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語 2019」(三省堂主催)の選考発表会が4日、都内で行われ、大賞にキャッシュレス支払いサービスの名称に使用されている「ー ペイ」が選ばれた。「タピる」と「ワンチーム」は選外だった。

今年の新語に「ばえる」辞書づくりのプロが選出! 「そだねー」は選外

2018.12.06 Vol.Web Original



 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語 2018」(三省堂主催)の選考発表会が5日、渋谷の東京カルチャーカルチャーで行われ、大賞にSNSなどに投稿された写真などが際立っている場合やSNSなどに投稿したくなるほどであるときに使われる「ばえる(映える)」が選ばれた。「半端ないって」と「そだねー」は選外だった。

 流行語とは違い、「2018年を代表する言葉(日本語)で、今後、国語辞書に採録されてもおかしくない言葉」という観点で広く募集した候補1296語(応募総数2315通から重複した言葉を除いた数)から、選考委員が選考した。

 大賞の選考理由について、選考委員を務めた『三省堂国語辞典』の編集委員の飯間浩明氏は「去年までは、こんなに“ばえばえ”言わなかった。インスタばえ、あるいはSNSばえってまどろこっこしい言い方をしていたんです。去年から今年にかけて、“ばえるねえ”とか“ばえな感じ”とかいうようになって、何にでも使えるようになった」とし、「急激に見映え表す言葉が普及してみんなが使うようになった、これは無視できない」と説明。

 選考委員で『三省堂現代新国語辞典』の編集主幹の小野正弘明治大学文学部教授は、「新聞の見出しに、“映える”と書いてあったのですが、読むと“ばえる”と読んだほうがいいような内容だった」と、「ばえる」が広く浸透している例を挙げた。

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