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ウーピー・ゴールドバーグ「『天使にラブ・ソングを…』は人を幸せにする作品なのよ」

2017.10.16 Vol.699

 映画『天使にラブ・ソングを…』シリーズでのデロリス役は、米女優ウーピー・ゴールドバーグのはまり役。映画は大ヒットし、ミュージカルも製作された。ウーピーはそのどちらにも出演。そして今は、ミュージカルのプロデューサーを務める。

「このミュージカルを手掛けている男性から手伝いたいかって打診を受けたの。私は、もちろん!って答えたわ。この作品が人の記憶に残るってうれしく思っているわ。いい気分になれるし音楽もいいし、そもそも人を幸せにする作品なのよ」

 そのブロードウエイ・ミュージカル『天使にラブ・ソングを〜(シスター・アクト)〜』が25日、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブで再び幕を開ける。

「音楽が違うわ。映画ではモータウン系の音楽を使っていたのだけれど、ブロードウェイで『モータウン』というミュージカルを上演することになって、ディズニーミュージカルを手掛けたアラン・メンケン氏が起用されたの。彼の起用は大成功だったわ。それと、舞台のデロリスはだいぶ若いの。違いはたくさんあるけど基本的なストーリーは変わらないわ。とある女性が隠れる場所が必要になって、修道女に紛れて隠れ、いろいろなことが起きる」

 ライブだからこそ、「もっと『感じられる』」と、ウーピー。 

「全体的なライブ感がこの作品のハイライト。俳優たちが舞台上に居て、汗かいたり、歌ったり、ダンスしている時に脚が動いているのが聞こえたりすると…今この瞬間に起きているんだ、って思うわ」

 日本公演の幕は25日に上がる。

「観劇するときは、劇場に来て、座って、心を開き(解放し)ましょう。楽しさと音楽に乗ってこの素晴らしくクレイジーでおかしな旅に出掛けましょう!」

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