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異色のバチェラー・長谷川氏の結婚観と、視聴者との“共通点” 『バチェラー・ジャパン』シーズン5・第9〜10話考察【ネタバレ有】〈アラサー女子のバチェラー語り〉

2023.08.28 Vol.Web Original

 Prime Videoで配信中の大人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5。24日には第9〜10話が配信され、バチェラーは残り2名となった女性のうち1人にローズを渡し、真実の愛を手に入れた。

 ファイナルローズセレモニーの前には、2名の女性がバチェラーの実家を訪問し、最後のデートを楽しんだ。性格も魅力も全く違う2名の女性の中から、バチェラーの長谷川氏が選んだのは――。

 今回は、本編である第9話のあらすじとともに、シーズン5全体を振り返りながら、その見どころやシリーズとしての魅力を再考していく。

 

2人の女性との「対照的」な地元デートと、バチェラーの結婚観

 西山さんの年齢に不相応なほどの精神的な落ち着き、ローズセレモニーでのしなやかな微笑み。そして、コロコロと表情が変わる大内さんの、素直な愛情表現。残った2名の女性の魅力はあまりにも違っていて、最後まで「どちらが選ばれてもおかしくない」と感じていた人も多かっただろう。

バチェラーの実家訪問の際も、2人の女性の振る舞いは対照的だった。落ち着いた笑みで大人の女性として対応する西山さんに対し、緊張が伝わるような仕草が目立った大内さん。実家訪問というイベントに対し、特に西山さんが長谷川家になじんでいるようにも見えたが、長谷川家の母が着目したのは「大内さんの方が(息子への)愛が大きいのではないか」という点だった。

西山さんはずっと、強い女性だった。プレッシャーを感じざるを得ないローズセレモニーでも、彼女はいつも笑みを浮かべていた。他の人が緊張してしまうようなシーンでもそれを感じさせず、その「精神的余裕」が、バチェラーに居心地の良さを感じさせていたのは間違いない。

 対する大内さんは、強い女性には見えづらかったかもしれない。第1話から何度もバチェラーの前で、涙や揺らめく感情をさらけ出してきた。リアクションが大きめの彼女と話す時のバチェラーは、居心地が良さそうというよりは、楽しそうだった。

 最後のデートも、2人の振る舞いは対照的だった。温泉の個室で肩に埋もれ合い「キスする許可がほしい」と言うバチェラーに対し、照れくさそうに首を振った西山さん。泣きながら相手への気持ちを語った後、許可も取らず顔を近づけてきたバチェラーに対し、一瞬手で顔を覆い、キスをガード……したかと思いきや、そのままバチェラーの顔に手を添え、自らキスした大内さん。

 どちらのストーリーにもドラマがあったが、バチェラーが求めたのは「燃えるような恋愛から発展する結婚生活」だった。このバチェラーの価値観が、大内さんを引き寄せたと考えた人も多いのではないだろうか。

 しかし、実は婚活に取り組む多くの人が、バチェラーと同じ価値観を「実は」持っている。実家訪問では長谷川家の弟も「結婚生活の想像がつきやすいのは西山さん」と話していて、バチェラー自身もその魅力に気づいているようだった。結婚にコミットする婚活では、西山さんを選ぶ方が適切なようにも思える。しかし、だ。

 婚活をしているからといって「結婚にフルコミット」できる人間というのは、実はそう多くない。頭では分かっていても、やはり人間の本能としては「恋愛的に魅力的な女性」「自身の感情が燃える恋愛」に心が傾くのは、至極当たり前のことなのだ。

 恋愛経験が多く、失敗から得た学びを活かして、頭で恋愛ができるタイプの人なら、西山さんを選んだかもしれない。しかし、本来的には恋愛は頭でできるものではないのだし、恋愛の先にある結婚だって、頭で考えてできる人の方が少ないものなのだ。

 

 

過去最高に「決めかねる」…残る3人の女性の魅力を語り尽くす『バチェラー・ジャパン』シーズン5・第7話考察【ネタバレ有】〈アラサー女子のバチェラー語り〉

2023.08.23 Vol.Web Original

 Prime Videoで配信中の大人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5。17日には、第7〜8話が配信され、バチェラーは残り3名となった女性の実家を訪問した。

 “この男、名バチェラーか。迷バチェラーか?”。公式のコピー通り、これまでのシーズンとは異なる見どころを提供してくれた5代目バチェラー・長谷川氏。残された3名の女性は、これまで長谷川氏の方から明確に好意を見せている女性ばかり。もう誰と一緒になってもおかしくないというのに、第7話では3人が2人に、そして最終話では2人を、1人に絞らなければいけない。

  今回は、本編である第7話のあらすじとともに、長谷川氏の心理や女性たちの魅力、そして今後を考察・予想していく。

 

去り際すら美しい「一見強いオンナ」に共感が止まらない

 最終話手前の実家訪問は、バチェラーの中でも特別な見どころが詰まっている。カクテルパーティもグループデートもなくなるこのタイミングでは、小手先のテクニックはもはや通用しない。自身のこれまでの生き方や育ち方がギュッと凝縮している「地元」「実家」というバトルフィールド。ここで、自身の本質の深層を、バチェラーに魅力的に感じてもらわなくてはいけない。

 実家を訪問されるのは、数年付き合ったカップルでさえ緊張する。それを、知り合って数ヶ月の男性とともに訪れるのだから、バチェラーだけでなく女性側も、もちろん覚悟がいる。

 しかし、残った3名の中で最も年上かつ、バチェラーと年齢の近い竹下理恵さんは、デートから実家訪問まで含めて、すべてが完ぺきだったと言っても過言ではなかった。それゆえに、なぜあんな結末になってしまったのか……彼女を推していた人は、涙なしに第7話を見ることができなかったことだろう。


〈座談会メンバー〉

  • ミクニ(筆者・30歳)…アラサー恋愛コラムニスト。2023年、恋リアに再熱。新作が出るたびに視聴する恋愛リアリティオタク。
  • A(フリーランス・38歳)…離婚歴2回、現在1児を女手一つで育てる大ベテラン。ヘアメイクとして、芸能の現場で活動。


ミクニ:今回の竹下さんのデート、MCからも大絶賛だったし、私もすごくいいと思った。しかも、竹下さんは回を追うごとに、どんどん長谷川さんを好きになっていくのも伝わってきた。視聴者だけでなく、長谷川さんにとってもそうだったはずだよね。

A:私は竹下さんに、共感しちゃう気持ちが止まらないのよ。あの人、一瞬気が強そうに思われるかもしれないけど、本当は全然そんなことないと思うの。ストールンローズの時だって、自分の意思は主張するけど決してその気持ちを人に押し付けたりしなかった。周りの女性を気にかけているのに、彼女がコミュニケーション強者すぎて、周りは気を使ってもらっていることに気づかないの。

ミクニ:インタビューを見ていくうちに、竹下さんが素直でまっすぐな人柄であることは伝わってきた。でも、気遣いって他人からは分かりづらくするのが美徳な文化もあるじゃない。竹下さんはそれでも「一見強いオンナ」を徹底していて、同じ女として憧れる気持ちは強かったけど……。

A:オンナにモテるオンナって、損な役回りなんだよ。気遣いなんて多くの男は気づかないし、なんとなくこう思う程度。「あ、この人と一緒にいると居心地いいな、相性いいのかな」……ってね。相性うんぬんだけでなく、そこに竹下さんのコミュ力の高さや、気遣い力の高さがあることに、長谷川氏は気づいていたかなあ。

ミクニ:その気持ちもすごく分かるけど、今回のバチェラーを見ていて学んだことがある。男性にとっては、誰のおかげで居心地がいいかなんて関係ないのかも。だから、長谷川さんは一貫して相手が自分のことを好きかどうかを確かめようとしていた。お互い好意がある中では、自分の長所なんて押し付けたら性格悪い認定をされるだけ。

A:まあ、与えたことにテイクを望む限り、結婚してもつらいことが多いだろうね。とはいえ、竹下さんは自分の長所を押し付けてはいなかったし、むしろ大人の女として、強さを保っていた。その背伸びを見抜ける聡い人と、一緒になってほしいよ。

  竹下さんが見せた、自身の本質でもある「仕事人」としての一面と、暖かい家庭の中でのハートフルな一面。どこまで掘っても完ぺきだった彼女は、去り際まで強かった。女性の活躍推進が進み、今後も竹下さんのような「一見強いオンナ」は増えていくのだろう。

 しかし、心の底にある寂しさや努力に気づき、その肩を抱いてあげられる男性の存在は、強い女性たちの土壌を支えてくれる。社会的にも精神的にも強い女性を手に入れられる男性こそ「令和のモテ男子」として君臨していくことになるに違いない。

予想が「大どんでん返し」? 見えてきたバチェラー長谷川の価値観 『バチェラー・ジャパン』シーズン5・第4話〜第6話考察〈アラサー女子のバチェラー語り〉【ネタバレ有】

2023.08.16 Vol.Web Original

 Amazon Prime Videoで配信中の大人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5。配信がスタートするやいなや、SNSには考察予想や、それぞれの推しガールズを応援する声があふれ返った。

 これまでのバチェラーたちと比べて「不器用」「優しい」「分かりやすい」と評価される長谷川氏。ハイスペ同士の血肉の争い感は薄いものの「内面で勝負する女性たちのテクニックが参考になる」という意見も多かった。

 先日第4話〜6話が配信。4話で9人残っていた女性たちは、6話の終わりには3人に。「消去法脱落」が通用しなくなってくる中盤以降は、バチェラーシリーズの見どころが詰まっているのだ。

 今回はバチェラー長谷川の「リアルさ」に共感し、ファンになったというボーイズたちとともに、第4話〜6話を視聴・考察していく。

 

問題勃発?「略奪デート」の話し合いが泥沼に…

 まず、中間配信の一番の見どころは、長谷川氏がどの女性に対して「本気の好意を向けているのか」が明確になっていったところだ。女性に優しい長谷川氏は、序盤から様々な女性に「ほぼ好き」「すごくタイプ」など、告白に近い言葉を発してきた。しかし、あまりどの女性にも優しいので「で、結局みんなが好きなの?」という風にも見えていたのが序盤配信での印象だった。

 まずはどの女性とも「しっかり対面で会話を」と気をつけているようにも見えた、バチェラー長谷川。その分デートに誘う女性も分散し“大本命”と“本命”の境目が見分けづらかった。

 第4話では、メキシコの『死者の日』にちなみ、全員でスカルメイクを楽しむ。思わず南国に遊びに行きたくなる派手な絵面でTENSIONが上がるが、まずはファーストインプレッションローズを受け取っていた鈴木光さんがバチェラーとツーショットデートへ。そして、後半には輿水りささんと西山真央さんとの2on1デートも。

〈座談会メンバー〉

  • ミクニ(筆者・30歳)…アラサー恋愛コラムニスト。2023年、恋リアに再熱。新作が出るたびに視聴する恋愛リアリティオタク。
  • A(経営者・29歳)…マッチングアプリが大好きな恋愛経験多め男子。なぜか、バチェラー長谷川に心酔しかけている。
  • B(IT関係・32歳)…バチェラー好きの既婚男子。ハイスペ婚活の参考にバチェラーを見始めたが、今やただのバチェラーオタクと化してしまった。


ミクニ:西山さんはファーストインプレッションローズももらっているから余裕として……2人は他に誰が残ると思う?

A:西山さんが2on1に選ばれたのは、意外に思った人も多そうだよね。だけど、俺は西山さんをかなり推してる。26歳であの落ち着きはヤバい。完全に、恋愛というよりは「嫁候補」にしたくなるけど、顔立ちも派手さはなくともしっかりキレイ。長谷川氏はいい人だから、やっぱり本能的に「本当に性格のいい人」を見抜けている気がする。

B:俺は、4話のカクテルパーティでやっと惠一と距離を詰めてきた月田さんが気になってるかな。表現はストレートじゃないのに、それでも惠一は彼女を優遇してる。ミステリアスで何を考えてるか分からない人って、男性も女性も気になっちゃうものだよね。

ミクニ:その気持ちも分かる。だけど私は周典さんや、栃木愛シャさんも推していきたいんだよね。これまでのバチェラーでは、ハーフ系の女性が中盤で落ちがちだったから……結婚まで考えると、文化の違いとかいろいろあるのかもしれないけど。


 そんな中、カクテルパーティである事件が起こる。パーティ中のナーバスな空気感に当てられて、竹下理恵さんが体調を壊してしまう。そんな彼女に対して「安心させたい」とサプライズローズを手渡す長谷川氏。そして、竹下理恵さんに対しては「今後の生活を考えての、理想のパートナーの存在に近い」とも語った。

 周りの女性も、このことにポジティブな印象を持ったよう。「素敵な判断だった」「安心した」などの声が多く、ここでもまた、5代目バチェラーガールズの「絆」を感じる。しかし、第5話ではガールズの絆が揺らぐ事件が相次ぐ……。

『ストールンローズ』を使うと、他の女性からデートを“略奪”することができる。しかし、ローズを受け取ってもらえなければ、その瞬間旅を離脱することになってしまう、両刃のローズ。ストールンローズの存在を忘れさせるかのように、グループデートを満喫する一行。


A:グループデートは、長谷川氏の本質が色濃く出ていたよね。アクティビティにも女性からのボディタッチにも、本気で焦ってるのが伝わってきた。

B:でも、やっぱり惠一は「かっこいい」より「かわいい」の人じゃん。それで、女性たちはちゃんと惠一のことを好きになれるのかな?

ミクニ:人によって、好意の持ち方に差がありそうな感じはする。例えば、長谷川さんは鈴木光さんを推してるけど、光さんはかなり余裕がありそう。だけど、年齢が近い竹下理恵さんは、MC陣も言っていた通り長谷川さんに“無償の愛”を向けてる。

A:追う恋愛がしたいか、追われる恋愛がしたいかでも、選んでいく女性が変わりそうだね。

 しかし、楽しいデートもつかの間。ストールンローズの話し合いは、泥沼に突入してしまう。ディベートの発端は、これまでで唯一、一度もツーショットデートに行っていない月田侑里さんが「ストールンローズを使いたい」と最初に明言しなかったことだ。

 他にも使いたいメンバーがいる中で、中には「1人だけデートに行っていない子がいる中で、他の人が使ってもいいのか」と平等性を訴える人も。話し合いは膠着状態となり、結局ストールンローズは別の女性が使うことになった。


ミクニ:ストールンローズ回は、ここまでで一番の見どころになったんじゃない?

A:女の子だけで話し合いをするって、こんな感じになるんだね。バチェロレッテの時は、積極的に使いたい人が手を挙げあって、男気ジャンケンに近いノリで決まったイメージだったけど。

B:話し合いって言っても、明確な決め手はないからやりづらいよね。むしろ、そんな中で意見をはっきりと伝えていた鈴木光さん、竹下理恵さん、尾﨑真衣さんに好印象を抱いたかな。


 最後の瞬間が来るまで「ストールンローズを使いたい」と言い出すことが出来なかった月田侑里さんは、第5話で旅を去ることになってしまった。長谷川氏はたびたび「相手にも自分を好きになってほしい」と口にしており、明確な好意が見づらかったり、積極性に欠ける女性がどんどんと落とされていく展開となった。

 しかし、晴れやかに去っていく女性も多かった中で、車の前で泣き崩れる背中も見せた月田侑里さん。その涙は長谷川氏への愛なのか、それとも「やりきれなかった」想いへの無念か……。

何もかもがこれまでと違う!『バチェラー・ジャパン』シーズン5、すでに止まらない涙の理由とは…第1話〜第3話考察〈アラサー女子のバチェラー語り〉【ネタバレ有】

2023.08.09 Vol.Web Original

 Amazon Prime Videoで配信がスタートした大人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5。2023年は恋愛リアリティが大豊作の年。今年バズった恋リア(恋愛リアリティ番組)に共通しているのは「婚活世代でなくとも泣ける」共感性。中でも本作には、これまでのシーズンとは全く違う見どころが詰まっていた。

 

 今回のバチェラーはいつもと違う……そう感じさせるのは、5代目バチェラーに就任した元プロバスケットボール選手・長谷川惠一氏が、これまでのバチェラーたちとは全く違う人間性を持っているからだ。

 期待のバチェラー新シーズン観賞のため、今回はアラサー女子が華金の夜に集合。恋活中の人でもそうでない人でも、恋愛考察抜きで「語り合いたくなる」良作恋リアに出会えた喜びとともに、配信中の第1話〜第3話までを考察。

駆け引きなしで等身大「バチェラー長谷川」の魅力

 今回はまず『バチェラー・ジャパン』という恋愛リアリティのあり方を再確認する必要があった。これまでのバチェラーは「リッチな男性を奪い合う婚活サバイバルバトル」というテーマが掲げられていたのだが、今回5代目バチェラーに就任した長谷川惠一氏は、もともと『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2の参加者であり、これまでバチェラーとなってきた男性たちの経歴と比べると、華やかさに欠けるようにも思えた。

 情報解禁後のSNS上には「バスケットボール選手ってリッチなの?」と、これまでの設定との違いに驚きを隠せないような意見もあった。しかし私たちは新生バチェラーに、そんな固定観念をバッサリ斬られることになるのだ。

 

〈座談会メンバー〉

  • ミクニ(筆者・30歳)…アラサー恋愛コラムニスト。2023年は恋愛リアリティ番組に再熱。新作が出るたびに視聴する“恋リア”オタク。
  • A(教育関係・32歳)…彼氏と別れたて、婚活真っ只中のアラサー女子。
  • B(クリエイター・29歳)…恋愛経験の少ないフリーランス女子。バチェラーはシーズン4から視聴。

 

 今回はとにかく、バチェラーの見どころが180度変わったと言っても過言ではない。まず、これまで第1話で登場しがちだった「バチェラーのイイカラダ露出シーン」がない。スポーツマンである長谷川氏のアピールポイントであるはずの肉体はあえて見せず、白いタキシードを真剣に着込んでいく長谷川氏。

『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2の参加時にも、恋愛経験はさほど多くなく、初対面の女性も苦手であると語っていた長谷川氏。これまでのバチェラーは、若いうちからモテまくって女性慣れしていそうなタイプが多かった。しかし温厚さや柔和さが際立つ長谷川氏との初回カクテルパーティは、これまでのシーズンとは雰囲気もかなり違った。

片寄涼太「バチェラーを見てまだまだ学びたい」バチェラー最新シリーズでスタジオMC!今田、藤森が「唯一の既婚者」と大歓迎! 

2023.07.25 Vol.Web Original

 人気ダンス&ボーカルグループ、GENERATIONSの片寄涼太が25日、Prime Videoで独占配信される人気婚活リアリティ番組シリーズの最新版『バチェラー・ジャパン5』(8月3日配信スタート)のが配信直前トークイベントに出席した。

 番組の大ファンだという片寄。ゲストMCとしてスタジオでバチェラーと魅力的な女の子たちの駆け引きの行方を見守ることになったことについて、「ずっと拝見していたのでめちゃくちゃびっくりしました。僕でいいのかなと想いながら、精一杯自分なりに見守らせていただきました」と挨拶。

 今田耕司と藤森慎吾は片寄の出演を大歓迎。「我々は不甲斐ないですが、唯一の既婚者……」と今田は話すと「片寄君には重い荷物を背負わせてしまった」と、苦笑い。

 藤森も「ちらほらね、どの3人が(この番組を)やってるんだって。あいつら何を言ってるんだと。片寄君が来てくれて説得力が増しました!」とホッとした表情だ。

武尊が現役中の婚活封印を宣言。「33~35歳で結婚できる」という占いにひと安心

2022.12.13 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が12月13日、現役中の婚活封印を宣言した。

 武尊はこの日、自らが自らがブランドイメージキャラクターを務める「JOODAN」のキャラクター就任&新商品発表会に出席した。会見は10月にモデルの池田美優との結婚を発表した大倉士門が司会を務めたのだが、大倉がクリスマスの予定について「交際して7年くらい経つが、2人でクリスマスを過ごしたことはない。でも今年は新婚初のクリスマスということで2人で初めてちゃんと過ごそうと思っている」などと語るとこれに「幸せになっちゃって(笑)」と突っ込んだ武尊。武尊といえば2021年の「K-1 AWARDS 2020」ではプライベートの目標として「結婚したい。婚活する」と語り、翌年の「K-1 AWARDS 2021」では那須川天心戦が控えているとあって婚活については「それどころじゃない」と語っていた。

 会見後に武尊は「なかなかうまくいかないんですよ(笑)。でも、ちょっと前に占い番組に出させてもらって。僕、33~35歳でいい人に出会って結婚できるらしく、それを聞いてちょっと安心しているんです(笑)。今、31歳で現役もあと数年かなと思っているので、現役中は自分にも余裕がないし、他のことをやれる余裕がないのでちょうどいいのかなって。今までは“早く結婚しないとできなくなっちゃう”って思って焦ってたんですが、占いで安心しているんで(笑)。いったん中断しました」などと改めて現役中の婚活を封印することを宣言した。

【アラサー女子のバチェロレッテ2語り④】最終回を経て、バチェロレッテの婚活と結婚観を振り返る

2022.08.01 Vol.Web Original

 

 婚活サバイバル『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(Prime Video)が配信中だ。番組では、年齢や仕事、育ってきた背景、そして生き方も異なる17人の魅力的な男性たちが、1人のセレブ女性の結婚相手の座を勝ち取るべくアプローチをかける。

 本連載では、『バチェラー』シリーズのファンである恋愛コラムニストの筆者が、様々な相手とバチェロレッテの見どころを語っていく。第4回配信では、最終話から作品全体を考察する。

 今回は最終話を経て、バチェロレッテ・尾崎さんの婚活を振り返りながら「女性・男性の結婚観」について掘り下げるべく、バチェラーファンの筆者が自身のパートナーと語り明かした。以下ネタバレを含む、バチェロレッテ感想ディベートとなる。

 最終話は恒例、バチェロレッテの実家訪問と、最後のデート。最後に残った2人は職業こそ一緒なものの、性格や家庭環境は大きく異なる2人だったが、最後に選ばれたのは佐藤マクファーレン優樹だった。

母と見る第7話 実家訪問から見える男性陣の真の人間性【アラサー女子のバチェロレッテ2語り③】

2022.07.25 Vol.Web Original


 婚活サバイバル『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(Prime Video)が配信中だ。番組では、年齢や仕事、育ってきた背景、そして生き方も異なる17人の魅力的な男性たちが、1人のセレブ女性の結婚相手の座を勝ち取るべくアプローチをかける。

 本連載では、『バチェラー』シリーズのファンである恋愛コラムニストの筆者が、様々な相手とバチェロレッテの見どころを語っていく。第3回配信では、7話を考察する。

 今回、残った3人の男性の実家訪問回ということもあり、Prime Videoのウォッチパーティ機能を使って、今は離れて暮らす母と鑑賞してみた。以下ネタバレを含む、バチェロレッテ感想ディベートとなる。

  7話配信は恒例の参加男性の実家訪問回。それぞれの男性が、自分のルーツを知る家族や大切な人のもとへ、バチェロレッテを連れて行く。家族と接することでこれまで見てきた長所が裏付けされたり、今まで見えなかった新しい一面が見つかったり、何かと発見の多い家族との対面。3人の男性は形は違えど、それぞれ優しさを感じる男性ばかり。男性たちが育った家庭環境や家族を知れるのは、とても興味深い。

子育てを経験した母視点で見る実家訪問

Prime Videoにある「ウォッチパーティ」という機能をご存知だろうか。動画の話数選択画面でオプションボタンを押すと、動画の視聴リンクが作成できる。リンクを共有すると、互いにコメントを送り合えるチャット機能付き画面での視聴が可能になる。

若者からすれば一代ブームの恋愛リアリティショーだが、親世代からすればギリギリ「あいのり」を見たことがある程度。婚活サバイバルであるバチェロレッテをどう見るのかも気になるが、実家訪問を見る目線は、子育てを経験したからこその視点の鋭さがあった。

母:こういうのは初めて見たけど、最初の頃は誰が誰だか全然分からなくて大変だったよ。でも、残っている子は最初から目立ってる子ばかりだったから、たまたま覚えてて助かった。

ミクニ:今回はそれぞれの実家を回ったけど、全体的な感想としてはどうだった?

母:まず親心からすると、やっぱりまだ結婚することが確定していないうちに紹介されるっていうのはちょっとねえ。こんないい子が来たら、親からしたらうれしいに決まってるじゃない。これでダメだったよって言うのを後で聞かされるっていうのは、親御さんが浮かばれないよ。

ミクニ:たしかに番組のルールとはいえ、家族の気持ちを考えるとつらいよね。どの家族も真剣に尾崎さんと向き合ってるのも伝わる。それに、尾崎さんができた人間なのも相まって、どの家族も「ウチの息子のいいところを理解してくれている人」って感じで評価してたし。結婚目前の彼女紹介されて、別れたって聞いたら普通に心配するもんね。

「モテてしゃーない」皇治が自らの婚活状況語る「そろそろあるかもしれないですよ」

2022.07.22 Vol.Web Original

 RIZINファイターの皇治(TEAM ONE)が7月22日、かつて拳を交えたK-1ファイターの武尊に予想外のアドバイスを送った。

 武尊は2021年2月の「K-1 AWARDS 2020」の際にリングでは「完全燃焼」、プライベートでは「婚活」を目標に掲げた。その年は、前年の大晦日で対戦に向かって動き出した「那須川天心戦の実現」が期待されたのだが、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、那須川戦はなかなか実現せず。今年1月の「K-1 AWARDS 2021」の際に婚活の進行状況を聞かれた際には「今、それどころじゃないです(笑)」と婚活は封印していることを明かしていた。武尊は現在、復活に向けて休養中とあって、その後も進展がないと思われるのだが、皇治はそんな武尊に「ここまでやった男やから、あいつもモテてしゃーないでしょ」とエールを送りつつ「子供つくったらええんちゃう? そうしたら男として結婚するしかないでしょ」と婚活を飛び越える、あまりに予想外の、いやありがた迷惑なアドバイス。

【アラサー女子のバチェロレッテ2語り②】リアル婚活戦士と見る4〜6話 結婚に必要なのは刺激か、平和な日々か

2022.07.17 Vol.Web Original

 婚活サバイバル『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(Prime Video)が配信中だ。番組では、年齢や仕事、育ってきた背景、そして生き方も異なる17人の魅力的な男性たちがさまざまなアプローチをかけて、1人のセレブ女性の結婚相手の座を勝ち取ろうとバトルする。

 本連載では、『バチェラー』シリーズのファンである恋愛コラムニストの筆者が、様々な相手とバチェロレッテの見どころを語っていく。第2回配信では、4話〜6話までを考察する。

 今回は、マッチングアプリや結婚相談所を駆使しての婚活にトライ中のアラサー女性A氏との鑑賞。以下、ネタバレを含む独女のバチェロレッテ鑑賞後感想ディベートとなる。

 中間話となる2週目の配信。7話配信は恒例「実家訪問」と決まっていることもあり、この中間話で一気に婚活の真剣度も増していく。2人に1人はデート直後旅を去ることになる「2on1デート」や、デートを略奪する機会を得る代わりに、断られれば即帰国となる「ストールンローズ」など、恋の綱渡りに拍車をかける飛び道具も、このタイミングでの登場が定番となりつつある。中間話配信がもっとも”熾烈な婚活バトル”が加速する瞬間でもある。

【アラサー女子のバチェロレッテ2語り】一気に人数が絞られる1〜3話、男女で語り合ってみた

2022.07.13 Vol.Web Original

 7月7日に配信がスタートした婚活サバイバル『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(Prime Video)。シーズン1が話題だったこともあり、待望の新シーズン配信にSNSでのコメントも賑わった。

 恋愛リアリティショーの人気は、ここ数年うなぎのぼりだ。各番組それぞれに個性があるけれど、中でも「バチェロレッテ」シリーズは、奪い合い婚活というテーマ性が魅力だ。1人のセレブ女性の結婚相手の座を勝ち取るために、思い思いのアプローチをかける男性たち。どんな男性のどんなアプローチが、女性の心を動かすのか……その観察も、一つの見どころとなっている。

 本連載では、バチェラーシリーズのファンである恋愛コラムニストの筆者が、様々な相手とバチェロレッテの見どころを語っていく。第一回配信では、1話〜3話までを考察する。

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