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MMAデビュー戦でKO勝ちの皇治「ここでこけたら青木真也、竹浦正起の顔に泥を塗るなと思った」【RIZIN.45】

2024.01.01 Vol. Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でMMAデビュー戦に臨み見事に勝利を収めた皇治(TEAM ONE)が試合後の会見で改めて周囲のサポートに感謝の言葉を口にした。

 皇治はサッカーの元日本代表・三浦知良の次男である三浦孝太(BRAVE)と対戦し、2Rにサッカーボールキックの3連発でKO勝ちを収めた。

 対戦した三浦については「いやあ男前だったね。それだけ。何もないっすよ。今回の対戦相手には何もなかった。俺のただのMMAのデビュー戦。でも彼もいろんな恐怖と戦ってリングに上がってきたと思うんでリスペクトしているし、男前やからこれから格闘技頑張るなら頑張ってほしいけど、痛いことせんと顔でいったほうがいいんちゃうかと思ったけどね。めちゃくちゃ男前やった。顔ちっちゃいし。フェイスオフとか嫌やったもん。並んでほしくなかった。それくらい男前」と語りつつも「カズさんの息子だけあってカーフキックは痛かった。その辺のキックボクサーより痛かった」と評価する場面も。

 MMAについては「UFCいこかな!と。俺が言うことじゃないですけど、MMAをなめたらだめですよね。大変な競技やと思います。俺も別に実績のある選手に勝ったわけじゃないし、なんとも思ってないですけど。MMAは大変でした。MMAの選手が立ち技に来たら、立ち技の選手が“負けてたまるか”と思うのと一緒で、俺たち立ち技の選手がぽっと行ってぽっと勝てるほど甘くない世界。もっと精進しようと思います」と気を引き締めた。とは言いつつ「やってきたことは全然出せてない。正直組みとか余裕やったですよ。全然余裕やったす。孝太くんバカにしているのではなく。そんな8カ月でできるほどMMAは甘くないですけど、やってきたことは出せてない。だって青木とか竹浦と毎日やってるんですよ。それに比べたら」とまだまだ伸びしろがあることを強調した。

皇治がドーピング検査で再度陽性の木村ミノルに「NARIAGARI」参戦呼びかけ。vs平山迅戦実現をアピール

2023.11.24 Vol.Web Original

 格闘家で格闘技イベント「NARIAGARI」のCEOも務める皇治(TEAM ONE)が11月24日、ドーピング検査で再度の陽性反応が出た木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)にNARIAGARIへの参戦を呼びかけた。

 木村は「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で約6年9カ月ぶりの参戦を果たし、ロクク・ダリとキックボクシングルールで対戦。1R1分8秒でKO勝ちを収めたが、試合の際に受けたドーピング検査で陽性反応が出たことから、RIZINはダリとの試合は無効試合とし、試合をした6月24日を起点とする半年間の出場停止処分が下していた。11月11日に行われた会見では「2度目のドーピング検査で陰性だった場合」という条件付きで大晦日での安保瑠輝也(MFL team CLUB es)との復帰戦が発表されていたのだが、この日、都内で行われた会見でRIZINの榊原信行CEOが検査結果が再び陽性であったことからこのカードが中止となったことを発表した。

 皇治は木村について「半年やそこらで抜くのは無理やろと思ってました」と語ったうえで「NARIAGARIにおいで」と呼びかけた。

K-1グループとの3vs3の対抗戦が決定。元K-1の平山迅「勝ってNARIAGARIファイターとしてK-1に暴れに行く」【NARIAGARI】

2023.11.22 Vol.Web Original

 格闘家の皇治(TEAM ONE)がCEOを務める格闘技イベント「NARIAGARI」の第3弾大会となる「NARIAGARI VOL.3」(12月2日、大阪・176BOX)の追加カード発表会見が11月21日、都内で開催された。

 会見にはK-1グループの宮田充Krushプロデューサーも出席し、NARIAGARI vs K-1グループの対抗戦3試合が発表された。

 会見の冒頭、宮田氏は「前回のK-1の会見でNARIAGARIのファイターが出場することに対してファンの皆さんや関係者、ファイターの皆さんからいろいろな声が上がった。それが収まりつつある中で今回の発表になる。いろいろなファイターが出てきて賛否を呼ぶイベントだが、今回の3人のファイターについてはとてもいい選手が対戦相手に挙がっていて、とても意義のあるものだと思っている。ここでどんな戦いが繰り広げられて、来年、NARIAGARIがどんなふうに展開していくかも含めて僕も楽しみだし、今回の大会は生配信もされるということで、これをきっかけに見たことのない人もNARIAGARIの戦い、そこで戦うK-1ファイターの戦いに注目していただければうれしいと思う」などと今回の参戦についての見解を口にした。

 これを受けて皇治は「僕はK-1が好きで、感謝もしていて、K-1があったから今の自分がいてますし、勝ったり負けたりですが、こうなってRIZINの舞台で張り切らさせてもらっているのはK-1があったから。だからK-1に感謝していて、K-1がちょっと元気がない時に僕が行くことで賛否両論起こるならええわと思って行ったんですよ。それでPRおじさんみたいになって、PRしにいったら思いのほかファイターたちがやかましい。“NARIAGARIの選手を出すな”とかファンが言うのはいいんですが、ファイターまでごちゃごちゃいうのは“お前らが盛り上げられないから俺が来てんやろ”という話なんで、気に食わんからしばき倒したろ、と思ってNARIAGARIvsK-1は面白いんじゃないかなと思った。NARIAGARIに対してK-1ファイターは“調子に乗るな”と思っていると思うんですよ。それを代表してNARIAGARIをつぶしに来てくれていると思う。これに勝ったら逆にみんなK-1に上がっていくと思うし、負けたら僕らは考えなあかんところ。僕が言いたいのは結局、出所なんて関係なくて、必死こいてる奴が成り上がっていいけばいいと思っている。僕らはそういう選手を抱えていると思っているんで、それを全力でK-1ファイターにぶつけたいと思いました」と今回の対抗戦が実現した経緯を語った。

平山迅が1年2カ月ぶりの再起戦でKO勝ち。破った川﨑に「辞めるな。上がって来いよ」とメッセージ【Krush】

2022.07.31 Vol.Web Original

「Krush.139」(7月30日、東京・後楽園ホール)の第8試合で行われたスーパー・ライト級戦で平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が約1年2カ月ぶりの実戦に臨み、川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)に3RでKO勝ちを収め再起を果たした。

 平山は2020年9月のK-1大阪大会で不可思から3度のダウンを奪って判定勝ちを収め、昨年5月にはKrushで佐々木大蔵の持つスーパー・ライト級王座に挑戦するも判定負け。12月のK-1大阪大会への出場が発表されたもののケガで欠場していた。

 対する川﨑は2019年3月に後にKrushライト級王者になる瓦田脩二にKO勝ちを収め、続く8月のK-1大阪大会では元Krushスーパー・ライト級王者だった篠原悠人に敗れるも互角の打ち合いを展開するなどスーパー・ライト級のトップ戦線の一角に位置していたものの、この篠原戦の敗戦からここまで泥沼の4連敗。今回からスーパー・ライト級に階級を上げての一戦だった。

王座防衛の佐々木大蔵「好きな格闘技に常に触れられているのがモチベーション」【Krush】

2021.05.31 Vol.Web Original

平山迅を相手に2度目の防衛に成功

「Krush.125」(5月30日、東京・後楽園ホール)に一夜明け会見が5月31日、東京都内で開催された。

 メインイベントで平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を相手にKrushスーパー・ライト級王座の2度目の防衛し成功した佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が試合を振り返った。

 佐々木は「ベルトを防衛するという意識はなかった。平山選手に勝つことだけを考えて、後は自分のやるべきことを考えながら、試合を進めていたつもり。結果として防衛できて、平山選手に勝つことができた。今後、平山選手の思いも自分に課して、どんどん高みを目指していこうと思っている」と語った。

 今回も盤石の試合運びを見せた佐々木は「映像で見ても、“ここはこうしたらよかったな”とか、試合中は冷静に戦えていたので、自分のやりたいように、下書きに色付けするように進行できた」と話す。

 試合では佐々木のミドルキックが面白いように平山を捕らえ、勝利の大きなポイントとなった。「1発入って、直感的にどんどん入るかなというものがあったので、体が反応した」と話すが、序盤はそれほど数は打たず。これについては「平山選手の圧。出すに出せない場面もあった。好きにさせてもらえなかったのは平山選手の強さでもあった。互いに手を出していないときでも駆け引きはあった。目に見えない部分でお互いに感じていたと思う」と対戦した者にしか分からない平山の強さを解説した。

佐々木大蔵が平山に判定勝ちで2度目の防衛。「一人一人思いやりを持って日々過ごしていきましょう」とメッセージ【Krush】

2021.05.31 Vol.Web Original

試合後、コロナ禍の中、暮らすすべての人たちへメッセージ

「Krush.125」(5月30日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ」で王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を判定で破り2度目の防衛に成功した。

 試合は1Rから佐々木がローキック、ジャブで平山の前進を牽制し右ストレートをヒット。佐々木はスイッチを繰り返し左右のロー、インロー、ミドルと蹴り分ける。平山も右ロー、そしてワンツーのストレート。佐々木もワンツーから左ミドルにつなぐ。

 2Rになると平山が圧力をかけパンチを放っていくが、佐々木は右ロー、左ミドル、そして左ジャブで平山の勢いを止める。平山の右ストレートはバックステップで回避。そして前蹴りを平山の顔面に打ち込んでいく。そして右ストレート、左ミドルの連打で平山を翻弄。

王者・佐々木「とても楽しみ。その一言に尽きる」、平山「間違いなく勝つ」【Krush.125】

2021.05.29 Vol.Web Original

メインでスーパー・ライト級王座をかけて対戦

「Krush.125」(5月30日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月29日、東京都内で開催された。

 メインイベントで行われる「Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ」に出場する王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と挑戦者・平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)はともに規定体重をクリアした。

 計量後に行われた会見で平山は「今は平常心。調子もよくて、明日リングに上がる時にピークを迎えて試合に臨みたい。しっかり準備してきた」「タイトル戦やから気合が入るとかはない。相手が実績のある佐々木選手ということで。勝てばベルトがついてくるという感じ。自分は一戦一戦かなり気合が入っているほう。タイトルマッチだからといって気合が入るとかではなく、常に気合が入っている」と翌日のタイトル戦に向けて秘めた闘志を燃やした。

 佐々木は「とても楽しみ。その一言に尽きる思い」と語ったうえで、こちらも「タイトルマッチだからどう準備してくるとかいうことではなく、平山選手という相手が決まってから、常にそこを考えながら、そして自分を高めながらやってきた。自分流に言うと“下書き準備”が最大限できたかなという思いがある。明日はそこに色付けしていきたい」とこちらも平常心で試合に臨む。

難攻不落の王者・佐々木大蔵に平山迅が「集大成という気持ち」で挑戦【5・30 Krush】

2021.03.10 Vol.Web Original

不可思戦の勝利で平山がタイトル挑戦にこぎつける

「Krush.125」(5月30日、東京・後楽園ホール)の第1弾対戦カード発表会見が3月10日、東京都内で開催された。

 スーパー・ライト級王者の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。

 佐々木は2019年6月の不可思戦からK-1とKrushで6連勝中。昨年2月には鈴木勇人からKrushスーパー・ライト級王座を奪い、2階級制覇を成し遂げた。その後、近藤拳成を相手に初防衛を果たすと中野滉太、大和哲也と若手のホープからベテランのトップクラスまで安定した強さで退け、絶対王者といってもいい安定感を見せている。

 対する平山は昨年9月のK-1大阪大会で実績で大きく勝る不可思から3つのダウンを奪っての判定勝ちを収め、今回の王座挑戦にこぎつけた。

 今回のタイトル戦についてはK-1の中村拓己プロデューサーは不可思戦の勝利で平山を次の挑戦者にと考え、12月のK-1両国大会で勝利した佐々木にタイトル戦をオファーしたが佐々木のケガがあり、5月大会での王座戦の開催となったという。

「覚悟があった」平山迅が不可思から3つのダウンを奪って判定勝ち【K-1大阪】

2020.09.23 Vol.Web Original

1R、カウンターの左ジャブで先制のダウン奪う

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1秋の大阪決戦~」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたスーパー・ライト級のスーパーファイトで不可思(クロスポイント吉祥寺)と平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦。平山が3つのダウンを奪って判定勝ちを収めた。

 1R序盤から平山の左ジャブが冴えわたる。不可思はプレッシャーをかけてローを放っていくが、このジャブが邪魔でなかなか中に入れない。

 平山のジャブと不可思のローという展開の中、不可思はローからワンツーも見せていくが、平山の左ジャブがカウンター気味に入り、ダウンを喫してしまう。

 2Rになっても平山のジャブと不可思のローという展開が続くが、ダウンを取られた不可思の右ローが目立ち始める。平山は右アッパーも見せ反撃するが、不可思の徹底した右ローで平山の左足ははれ、ローを嫌がる場面も出る。

 不可思が主導権を取り返したかと思われたところで、今度は平山が左フックでダウンを奪う。

不可思が村田諒太の言葉に刺激。「自分もまだまだ」と闘志再燃【9・22 K-1大阪】

2020.09.02 Vol.Web Original

スーパーファイトで平山と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場する不可思(クロスポイント吉祥寺)が9月2日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 不可思はスーパー・ライト級のスーパーファイトで平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する。

 この日は2分間のミット打ちを披露し、その後に会見を行った。

 不可思はカード発表会見で3月の「K’FESTA.3」で安保瑠輝也に敗れた後に練習環境を変えたことを明かしていたのだが、この日は改めて、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための自粛などにより所属ジムでの練習ができなかったことから、かねてから行ってみたいと思っていたIDEAL-GYMの渡辺理想氏のもとに足を運び、現在はそちらでの練習をメインにしていると話した。

2019年のMVP江川優生が“なにわのSAMURAI”椿原龍矢と対戦【9・22 K-1大阪】

2020.07.28 Vol.Web Original

昨年11月の横浜大会以来の登場

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が7月28日、東京都内で開催された。

 K-1 WORLD GPフェザー級王者で「K-1 AWARDS 2019」のMVPである江川優生(POWER OF DREAM)が椿原龍矢(月心会チーム侍)を相手に2020年の初戦を迎える。

 江川は昨年11月のK-1横浜大会で行われた「第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント」で3試合連続1RKO勝ちで王座を獲得。しかし今年3月の「K’FESTA.3」はケガのため欠場していた。

 対する椿原はK-1やKrushでスーパー・バンタム級で活躍。西京春馬や軍司泰斗といった強豪相手に勝利を挙げるなど実績を重ねたが、前戦からフェザー級に階級を上げ、かつて江川から勝利を収めたこともある桝本翔也と対戦し、左ハイキック一発でKO勝ちを収めている。

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