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6月までKNOCK OUTで活躍の松下武蔵が2021年以来の参戦で彪司に判定勝ち【RISE172】

2023.10.30 Vol.Web Original

「RISE172」(10月29日、東京・後楽園ホール)で今年6月までKNOCK OUTのリングに上がっていた松下武蔵(GOD SIDE GYM)が2021年6月以来のRISE参戦を果たし、彪司(TEAM TEPPEN)と対戦。3-0の判定で復帰戦を勝利で飾った。

 松下はKNOCK OUTでは「武蔵」のリングネームで活躍。今年3月に行われたKNOCK OUT初のビッグマッチとなった代々木大会で初参戦を果たすと、いきなりKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木誠也に1RKO勝ち。次戦では小倉尚也と次期挑戦者決定戦で対戦し、ここも1RKO勝ちを収め、8月大会で古木への挑戦が決まったが、当時所属していた「WIVERN」を退会したことから大会を欠場し、タイトル挑戦は実現しなかった。

武蔵が小倉尚也に1RKO勝ちで王者・古木誠也に挑戦へ。KOでの王座奪取を宣言【KNOCK OUT】

2023.06.12 Vol.Web Original

1Rに3つのダウンを奪い小倉を圧倒

「KNOCK OUT 2023 vol.2」(6月11日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級挑戦者決定戦」で武蔵(WIVERN)が小倉尚也(スクランブル渋谷)から1Rに3つのダウンを奪ってKO勝ちを収めた。これで武蔵が8月6日の後楽園大会で王者・古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)に挑戦することとなった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。前に出る小倉に武蔵が前蹴り。なおも前に出る小倉から武蔵が高速の左ジャブでダウンを奪う。立ち上がった小倉だがダメージは大きい。一気に前に出る武蔵に小倉も応戦。小倉の左フックが武蔵の顔面をとらえるが、武蔵はなおもパンチを連打。互いの右が交錯。なおも圧をかけた武蔵が右フックで2度目のダウンを奪う。ここも立ち上がった小倉。武蔵は小倉をコーナーに詰めるとパンチの連打。応戦する小倉だったが崩れ落ち、3度目のダウン。武蔵がKO勝ちを収めた。

挑戦者決定戦で戦う小倉尚也の「8月のことは全く考えていない」に武蔵は「8月のことしか考えてない」【KNOCK OUT】

2023.06.10 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.2」(6月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月10日、都内で開催された。

 セミファイナルで行われる「KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級挑戦者決定戦」で対戦する武蔵(WIVERN)は54.7kg、小倉尚也(スクランブル渋谷)は55.0kgでともに規定体重をクリアした。

 武蔵は新生KNOCK OUT初のビッグマッチとなった3月の「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」でKNOCK OUT初参戦。いきなり現王者・古木誠也と対戦するチャンスをつかむと壮絶なダウンの奪い合いの末、1RでKO勝ちを収め観客の度肝を抜いた。プロ戦績は8戦6勝(2KO)1敗1分の18歳。KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖の“弟分”でもある。

 対する小倉はK-1グループのリングを主戦場にしているものの、昨年12月、今年3月とKNOCK OUTに連続参戦。加藤和也、工藤“red”玲央を相手に連勝し、今回「挑戦者決定戦」のチャンスをつかんだ。プロ戦績は31戦 18勝(9KO)11敗2分。

 この試合の勝者は8月6日の後楽園大会で王者・古木に挑戦する。

「LEGEND DNA FIGHT」で武蔵の愛弟子・泰良拓也が2度のダウンを奪い判定勝ち【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.14 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)で行われた「LEGEND DNA FIGHT」で武蔵の愛弟子である泰良拓也と麻原将平(ともに武蔵DNA/PFP)が明暗を分けた。

「LEGEND DNA FIGHT」はアーネスト・ホースト、ピーター・アーツ、武蔵といった往年のK-1レジェンドファイターの弟子たちが国内外の強豪ファイターに挑む試合。

 第11試合では泰良がジンフー(中国)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。泰良の右ローにジンフーも右ロー。泰良は左ジャブ、前蹴り。泰良の左ボディーにジンフーが左フック。ジンフーは右ロー。泰良の左ボディーにジンフーも左フックを合わせる。泰良の右ボディーストレートにジンフーが右ストレートをヒット。泰良は左ジャブをガードのすき間から打ち込むが、ジンフーの左フックでぐらり。ジンフーはパンチの連打も泰良はガード。じっくりと攻め込みパンチを放っていくジンフー。持ちこたえた泰良は右ローを連発。

佐竹雅昭が「勝ち負けにこだわらず、生きざまを見せてほしい」と選手たちに檄【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.13 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が5月13日、都内で開催された。

 同大会は「国際親善大会 KICK BOXING WORLD CUP 実行委員会」が主催。実行委員会の会長代行を務める日本人ヘビー級ファイターのパイオニアともいえる存在の佐竹雅昭氏が計量後の挨拶で「覚悟」「克己心」という言葉を用いて「勝ち負けにこだわらず、生きざまを見せてほしい」と選手たちに檄を飛ばした。

 佐竹氏は「私は試合に行く前日、そして当日は必ず部屋を綺麗にしていった。二度と帰って来るかもしれないという気持ちで戦っていた。現に4回くらいICUの集中治療室に入っている。それくらい格闘技というのは僕らの時代は危険なことだった。でもそういう世界だからこそ、自分の道を切り拓いてやろう、これで一丁名を挙げてやろう、そういう気持ちを常に持って戦ってきた」と自らの現役時代を振り返ったうえで「一番、選手に言いたいのは“覚悟”という言葉。私は引退してきてから武士道というものを研究してきた。一番肝心なのは、自分に負けない“克己心”。克己心という言葉は己の心を克服すると書く。相手に勝つ負けるではなく、自分に負けない気持ち。その中で覚悟というものを口で言うのは簡単だが、それを実践するのは難しい。『葉隠』の中の“武士道とは死ぬことと見つけたり”という言葉は、ただ単に自分自身が死にに行くことではない。死ぬ気で戦わないと活路は見いだせないということ。“中途半端で戦ったら負けてしまう。いったん自分自身を殺して戦いなさい。そうすると活路は見いだせる”。こういう言葉なんです。今回は第一回目、まだ赤ん坊のような状態の大会。だけど“ここから自分で自分の道を切り拓いてやる。いつでも俺はスターになってやるんだ”というそれくらいハングリーな気持ちを持って戦ってほしい。そのためにはどうすればいいか。お客さんに感動を与える選手になること。勝ち負けではなく戦い方でお客さんをつかんでもらいたい。メジャースポーツと違ってキックボクシングはまだまだこれから。だから、ただ強いだけの選手だけではダメ。多くの人の心を動かすような選手に出てきてもらいたい。勝ち負けにこだわることはない。とにかく生きざまを見せるような試合を見せて下さい。ファンになってやろう、応援してやろう。そう思わせるような選手が必要。ただ単にパンパンやっているような試合ではダメ。パンチ一発、蹴り一発に魂を込めて、見ている人たちに“ああ、こんな素晴らしい世界があるんだ。よし俺もこの世界で戦ってやろう”。これからどんどんそういう選手が来るような場所を運営側は作っていきたいと思っている。だから皆さん、いくら名前があろうがなかろうが関係ない。この世界、かっこいい、熱い戦い方をするような選手が必要。明日はとにかく勝ち負けにこだわらず、生きざまを見せるような、背中を見せて“ついて来い!”。男も女も関係ない。人間としてスターになれるような選手が明日は出てきてほしいと思っています。とにかく明日は頑張ってください。それ以上、言うことはありません。押忍」と4月26日に行われた開催発表会見同様、選手たちに熱い思いを伝えた。

佐竹雅昭と武蔵がキックボクシングでの人材育成とメジャー化に向け合体【KICK BOXING WORLD CUP】

2023.04.26 Vol.Web Original

「キックボクシングで世界をつなぐ」を趣旨とする「第一回国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)に関する会見が4月26日、都内で開催された。

 同大会は「国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP 実行委員会」主催で開催されるのだが、実行委員会には会長代行の一人に佐竹雅昭、実行副委員長にアーネスト・ホースト、武蔵、参与にピーター・アーツ、レイ・セフォーの各氏という、旧K-1で一世を風靡した選手たちの名前が並んだ。

 佐竹氏と武蔵氏は1998年に対戦し、5Rを戦いドロー、2度目の対戦となった1999年の「K-1 GRAND PRIX ’99 開幕戦」ではトーナメント1回戦で対戦し、武蔵氏が判定勝ちを収めている。佐竹氏はこの試合をもってK-1を離れ、PRIDEに戦場を移すという経緯が2人の間にはあった。

 会見で佐竹氏は「格闘技を引退し、京都という町で道場を開いた。キックボクシングやいろいろや格闘技をやる中で一番感じたのは仏像に心を入れなければ意味がないということ。そういう意味で私は精神文化ということでもう一度、武士道というものを勉強し直した。武士道で一番大事なのは優しさ。強きをくじき弱きを助けるという言葉があるように、強くならないといけない。肉体もそう、知能もそう、いろいろな意味で権力や財力といったいろいろな力が大切になる。その次に大切なものは優しさ。それがないと結局なにをやればいいか分からなくなる」などと熱弁した。

日蘭対抗戦はイーブン。日本の1勝はT-98の判定勝ち【1・13 MUSASHI ROCK FES】

2020.01.14 Vol.Web Original

武蔵プロデュースの格闘技と音楽が融合したイベント開催

 元K-1ファイターの武蔵のプロデュースによる格闘技と音楽が融合したイベント「MUSASHI ROCK FESTIVAL2020」が1月13日、東京・豊洲PITで開催された。

 同イベントは「Battle Stage」と「Live Stage」の2つで構成され、音楽ライブとキックボクシングが交互に行われるスタイル。

 10年前、武蔵の引退試合で初めて行われ、引退から10年の節目に再び開催されることとなった。

 キックの試合は武蔵が率いる全日本チームとピーター・アーツとアーネスト・ホーストが推薦するオランダチームの3vs3の全面対抗戦が行われた。

 第1試合はピエトロ・ドゥリャvs麻原将平のライト級戦。

 麻原のセコンドには武蔵が、ドゥリャのセコンドにはアーネスト・ホーストがついた。

 1R、ドゥリャはホースト譲りの左のロー、ミドル、ハイとキックを打ち分け麻原を翻弄。

 麻原もローで返すがドゥリャはローの倍返し。麻原は左フックを出すも、ドゥリャも左フックを合わせるなど麻原には分が悪い立ち上がりとなったが、終盤、パンチで反撃。ラウンド終了間際には右フックを立て続けにヒットさせ盛り返す。

武蔵プロデュース大会で日本vsオランダの3vs3対抗戦開催【1・13 MUSASHI ROCK FES】

2020.01.12 Vol.Web Original

武蔵プロデュースの格闘技と音楽がミックスしたイベント

 元K-1ファイターの武蔵がプロデュースする格闘技と音楽がミックスしたイベント「MUSASHI ROCK FESTIVAL2020」(1月13日、東京・豊洲PIT)の前日計量と記者会見が1月12日、都内で開催された。

 同イベントは「Battle Stage」と「Live Stage」の2つで構成され、音楽ライブとキックボクシングが交互に行われるスタイル。

 キックの試合は武蔵が率いる全日本チームとピーター・アーツとアーネスト・ホーストが推薦するオランダチームの3vs3の全面対抗戦が行われ、この日行われた計量では全6選手が規定体重をクリアした。

 対抗戦の第1試合は麻原将平vsピエトロ・ドゥリャのライト級戦。

 麻原は「明日はロックよりも熱い試合をして会場を盛り上げたい。そして絶対自分が勝つ。相手は筋肉が凄い。攻撃も固そう。でも僕のほうが攻撃は強いと思うので明日は絶対勝つ」と意気込めばドゥリャは「明日の戦いを楽しみにしてきた。日本のファンにもいいファイトを見せられるように頑張りたい。今までずっと練習をしてきているので、必ず明日は勝てるように頑張りたい。互いに準備をしてきていると思うのでいいファイトをしましょう」と応じた。

前K-1のレジェンド、武蔵、アーツ、ホーストがそろい踏み【1・13 MUSASHI ROCK FES】

2020.01.12 Vol.Web Original

格闘技と音楽がミックスしたイベントで日本vsオランダのキック対抗戦

 元K-1ファイターの武蔵がプロデュースする格闘技と音楽がミックスしたイベント「MUSASHI ROCK FESTIVAL2020」(1月13日、東京・豊洲PIT)の前日計量と記者会見が1月12日、都内で開催された。

 同イベントは10年前、武蔵の引退試合で行われた音楽と格闘技が融合したイベント。引退から10年の節目に再び開催されることとなった。

 そして武蔵と時代を共にしたレジェンドといえるファイターたちが今では後進を指導する立場となり、いい選手を輩出するようになっていることから、そういった選手を日本に呼んで試合を組もうということで、今回はピーター・アーツとアーネスト・ホーストが全面協力。

 キックの試合は武蔵が率いる全日本チームとアーツとホーストが推薦するオランダチームの3vs3の全面対抗戦が行われ、この日の計量では全6選手が規定体重をクリアした。

 また同イベントは「Battle Stage」と「Live Stage」の2つで構成され、音楽ライブとキックボクシングが交互に行われるスタイルなのだが、Live Stageにはoldrain、DO AS INFINITY、OLEDICKFOGGY、SEX MACHINEGUNS、10-FEETという武蔵と親交のあるミュージシャンら5組が出演する。

武蔵 ユニークな視点で格闘技界を盛り上げる

2019.12.28 Vol.725

ラジオ番組『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。
ナビゲーター:一木広治/Chigusa

新しい“ジブン発見”コラム My Discovery Vol. 04 武蔵(むさし)

2016.06.13 Vol.668

武蔵の“My Discovery” 戦う気持ちは、決して消えない。

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