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修斗初の2階級制覇のマモルが引退エキシビション。3人目のXは佐藤ルミナ【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)でMOBSTYLESのサポート第1号選手のマモル(STGY)が引退エキシビションマッチを行った。

 マモルは修斗では初代世界フェザー級、世界バンタム級の2階級を制覇。当時、修斗で2階級を制覇したのはマモルが初めてだった。その後、パンクラスでもフライ級を、アメリカのKOTCでも世界ライトフライ級の王座を獲得した。

 今回の引退エキシは1分ずつ3人と戦う形式。1人目は2009年にパンクラス代表として修斗に乗り込み、マモルと対戦した清水清隆。マモルとは14年ぶりの対戦となる。

 清水は開始早々ドロップキックを放ったかと思えば、タックルから足を取るとドラゴンスクリューまで見せた。

引退試合の清水清隆が新鋭・山内渉に44秒で無念のTKO負け。「腹いっぱいの現役生活でした」【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 元フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆(TRIBE TOKYO MMA)がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで山内渉(FIGHT FARM)を相手に引退試合に臨んだものの、1R44秒で無念のTKO負けを喫した。

 清水はパンクラス史上最多の6回の防衛を果たすと2015年に王座を返上し、2017年から修斗に本格参戦。2019年に当時の世界王者・扇久保博正に挑戦するも判定負け。その後、平良達郎、宇田悠斗といったフライ級の新星たちに連敗を喫し、引退を決意した。

全7カード発表。石井vs藤井の環太平洋チャンピオンシップ。清水清隆ファイナルマッチは山内渉に決定【11・27修斗】

2022.10.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)の全7カードが10月19日、発表された。

 まずは9月19日の後楽園ホール大会で発表された第11代環太平洋バンタム級王者・石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)が挑戦者に藤井伸樹(同級4位/ALLIANCE)を迎え、初防衛戦を行う。“最も戦いたくない男”と言われる“ゾンビ”藤井を相手に王者として迎え撃つ石井はどう戦うのか? 藤井が悲願の王座奪取となるか? 最激戦区といわれるバンタム級で最も熱い戦いがチャンピオンシップで実現する。

世界3位の平良達郎が1位の清水を破りベルトへの挑戦をアピール【修斗】

2020.11.24 Vol.Web Original

3月に開催予定の試合がコロナで延期。ついに実現

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.7」(11月23日、東京・後楽園ホール)でフライ級世界3位の平良達郎(Theパラエストラ沖縄)が同1位の清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A)を破り、ベルトへの挑戦をアピールした。

 この試合は青木真也のABEMAの番組「AOKI PROJECT」で“今一番見たい対戦カード”として青木自らがサステインの坂本一弘代表に直談判し、3月の後楽園大会で開催の予定だったカード。新型コロナウイルスによる影響で大会が中止となったことから8カ月の月日を経て、今回ついに実現することとなった。

 清水は元フライ級キング・オブ・パンクラシストで40戦を超えるキャリアを誇るベテラン。平良は2018年のフライ級新人王でプロ戦績6戦6勝と好対照な2人。

清水清隆vs小堀貴広のKO決着必至のカードが決定【5・31 修斗】

2020.05.22 Vol.Web Original

無観客で開催。「ABEMA」で生中継

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ」(5月31日)の追加対戦カードが5月22日、発表された。

 TRIBE TOKYO M.M.A.の若頭・清水清隆が新型コロナウイルスの影響で中止となった3.29後楽園ホール大会からスライド参戦する。

 当初は青木真也による「AOKI PROJECT」の推薦選手である平良達郎(Theパラエストラ沖縄)と対戦予定だったが、相手は2018年度年間ベストバウト賞を獲得した小堀貴広(ゴンズジム)に変更することとなった。

 清水は世界フライ級王者・扇久保博正とのチャンピオンシップ以後、2連続KO勝利とさらにギアを一段上げた戦いを見せており、一撃で相手を倒す右はもはや清水のフィニッシィングブローとなっている。

 一方の小堀は気持ちの強さを全面に押し出すファイトスタイルで時には相手のパンチを被弾する事もあるが、常に観客を湧かせるアグレッシブな戦いを信条としている。シャープな打撃に加え、打ち合いになっても決して下がらず乱打戦を得意とする小堀だけにKO決着は必至のカードとなった。

 今大会は無観客で実施され、大会の模様はインターネットテレビ局「ABEMA」で大会当日の18時から生中継される。

黒部三奈が青木真也の決めフレーズ丸パクリで女子初代王者への執念見せる【11・24 修斗】

2019.10.21 Vol.Web Original

全日本優勝者・大島沙緒里のエントリーも発表

「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR FINAL」(11月24日、東京・後楽園ホール)で開幕する「SHOOTO Women’s Super Atom weight WORLD Championship Tournament 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」の優勝候補である黒部三奈が「SHOOTO GIG TOKYO Vol.28」(10月20日、東京・新宿FACE)のリングで強烈なアピールを放った。

 この日はトーナメントに参戦する3選手がリングイン。先日、エントリーが発表されたAbemaTVの「格闘代理戦争3rdシーズン」に出場した梅原拓未(GRABAKA)に続き、この日は全日本アマ修斗選手権のアトム級で優勝した大島沙緒里のエントリーが発表された。

 最初に大島が「4月に総合格闘技を始めて、これまでアマチュアで4試合させていただいた。せっかくいただいたチャンスなので必ずものにしたい」、梅原が「GRABAKA練馬所属になりました。長いことタイに住んでいて、8月に日本に戻ってきた。コツコツ頑張って試合に出たいと思っていたが、早速オファーをいただけてうれしい。ONE Championshipが一番好きな団体なので、トーナメントで優勝して、“ONEに出させて”と言えるように練習を頑張る」とそれぞれ挨拶。

 トリとなった黒部は「42歳で壊す家庭もなくて、好きなことやって、どうだお前ら、うらやましいだろう!」と絶叫。青木真也の決めフレーズの丸パクリではあるが、初代王者に向けての執念を見せた。

5・6扇久保vs清水戦の裁定を「KO勝利」から「テクニカル判定勝利」に変更【修斗】

2019.06.24 Vol.Web Original

映像でバッティング確認し「勝敗への影響があった」と判断
 プロフェッショナル修斗管理部が6月24日、プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 第2部 Supported by ONE Championship」(5月6日18時、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「扇久保博正vs清水清隆」の裁定を変更することを発表した。

 同試合は「世界フライ級チャンピオンシップ」として行われ、第4ラウンド0分40秒に、王者・扇久保が挑戦者・清水からグラウンドパンチによるノックアウト勝利を収めた。

 しかしこの試合を審判した豊永稔レフェリーをはじめ審判団の中からも「両選手の頭部への接触」(バッティング)があった可能性が指摘され、映像確認した結果、バッティングを確認。この勝敗への影響度について審議した結果「偶発的なアクシデントによる勝敗への影響があった」と判断し、「扇久保のノックアウト勝利」を「扇久保のテクニカル判定勝利」と裁定を変更した。

 公式ルールではアクシデント発生前までの採点を以って勝者を決定する事となっていることから、4Rまでのジャッジを集計。福田正人氏40-37、片岡誠人氏40-36、横山忠志氏40-36と3者とも扇久保を支持していた。

 このジャッジについては、偶発的な事故によるダメージにより試合続行が不可能になったと判断した場合に備えて、アクシデントが発生する直前までの採点を担当したサブレフェリーからその場で確認していた。

扇久保が清水にKO勝ちで30周年大会締めくくる【5・6 修斗】

2019.05.07 Vol.Web Original

元パンクラス王者・清水を迎え撃つ
 修斗のプロ化30周年記念大会となる「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)が昼夜興行で開催された。

 この日の大トリとなった第2部のメーンで行われた「世界フライ級チャンピオンシップ」で王者・扇久保博正が元フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆と対戦。4R40秒、KOで破り30周年を締めくくった。

 試合は1Rから扇久保がプレッシャーをかけ清水を追い詰める展開に。扇久保の右ローに清水がパンチを合わせると扇久保は強烈な右ローでお返し。

 清水がパンチに来るところに扇久保がタックルを合わせテイクダウン。ケージ際で清水がケージを使い立ち上がるが、扇久保はバックをキープしパンチ。清水はそのすきを突き脱出。スタンドの展開となるが、またも清水のパンチをかいくぐり扇久保がタックルからテイクダウン。ケージを背にする清水が立ち上がると扇久保がパンチを放つなど、主導権を握ったのは扇久保。

30周年大トリの扇久保「明日は新しい時代を作る」と宣言【5・6 修斗】

2019.05.05 Vol.Web Original

清水は「練馬にベルトを持ち帰る」
「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月5日、都内で開催された。

 女子バンタム級のセラが1.65kgオーバーした以外は全選手が規定体重をクリアした。

 今大会は昼夜興行で開催。全15試合が行われる。

 それぞれのメーンには世界戦が組まれ、大トリとなる第2部のメーンでは王者・扇久保博正に清水清隆が挑戦する世界フライ級チャンピオンシップが行われる。

 清水が「明日は練馬にベルトを持ち帰ります」と言えば、扇久保は「明日は新しい時代を作る」とともに言葉は少ないながら気合の入った表情を見せた。

30周年昼夜大会の大トリは扇久保vs清水の世界フライ級戦【5・6 修斗】

2019.04.15 Vol.Web Original

バンタム級の元・前王者同士の根津vs祖根戦もラインアップ
 昼夜興行で行われる「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)のカードの振り分けが4月15日、発表された。

 第2部(18時開始)のメーン、この30周年大会の大トリを飾るのは王者・扇久保博正に清水清隆が挑戦する「世界フライ級チャンピオンシップ」となった。

 10周年大会の宇野薫vs佐藤ルミナ、20周年大会のリオン武vs佐藤ルミナを超える激闘が期待されるところだ。

 第2部は以下、かつて環太平洋のバンタム級のベルトを巻いた2人による根津優太vs祖根寿麻に魚井フルスイングvs加藤ケンジのバンタム級のサバイバルマッチ。そしてフェザー級世界王者の斎藤裕と10周年記念大会のメーンに出場した宇野薫vsオランダ軍団。約3年ぶりの復帰となる美木航と工藤諒司の一戦も行われる。

扇久保vs清水、松本vs小谷の2大世界戦を発表【5・6 修斗】

2019.03.20 Vol.Web Original

清水の「2RでKO」に扇久保は「1Rで決める。当たっても効かない」
 修斗のプロ化30周年を記念して行われる「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会」(5月6日、東京・後楽園ホール)の決定対戦カード発表会見が3月20日、東京都内で開催された。

 王者・扇久保博正に清水清隆が挑戦する世界フライ級チャンピオンシップ、王者・松本光史に小谷直之が挑戦する世界ライト級チャンピオンシップの2つのタイトル戦が発表された。

 会見には4選手が登壇した。

 今回が2度目の防衛戦となる扇久保は「修斗の30周年という素晴らしい機会に清水選手とタイトルマッチができることをうれしく思う。毎回そうだが、修斗のタイトルマッチは自分の中では人生の中で一番大事な日になると思っているので、すべてをかけて清水選手と戦って勝ちたい」

 清水は「前回、前田吉朗との試合があって、自分の中ではそれが一番、心の中ではしんどい試合だったので、タイトルマッチは2RでKOします。チャンピオン同様、自分も全身全霊をかけて戦って勝って、ベルトを頂きます」などとそれぞれ話した。

 この清水の2RKO宣言に対し扇久保は「1Rで決めます。多分、当たっても効かないと思う」と応じた。その一方で「一時期、大きな連敗をしていた時期があって、そこから這い上がってきた。そういう選手は底力があって強いと思っている。素晴らしい選手だと思う」とも語った。

 清水は修斗参戦後、タイトル戦にたどり着くまで時間がかかったのだが、清水自身「僕は外様でアマ修斗出身でもない。ここで勝ったら…という試合も結構落としている。今、35歳になって円熟味を増してきたこのタイミングで、最高の相手とタイトルマッチを組んでもらって全てに感謝です」などと話した。

 現在、修斗とONE Championshipが提携関係にあり、世界王者は自動的にONEの契約選手になることができるのだが、これについては扇久保は「今は清水選手を倒すことしか考えていない。その後のことは何も考えていない」と語るにとどめた。一方、清水は「勝ったらどうなるかというストーリーは自分の中でできている」と対照的な2人だった。

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