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令和版「プロレスvs空手」は極真世界王者の上田幹雄が関根シュレックに秒殺KO勝ち【RIZIN.43】

2023.06.25 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)でプロレスラーの関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)と極真空手の世界王者・上田幹雄(BRAVE)が対戦した。この「アントニオ猪木vsウィリー・ウィリアムス」を思い出させる「プロレスvs空手」の一戦は上田が1RでKO勝ちを収めた。

 1R開始から強烈な圧をかけて打撃を放つ上田。関根も反撃するが、上田は前に出て左右のヒザ、そしてパンチの連打、最後は左ハイでKO勝ちを収めた。

 関根は元静岡県警の刑事という異色の経歴を持ち、40代でプロ格闘家へ転向。プロ転向後はONE、DEEPのリングでMMAの試合をする一方でプロレスのリングでも活躍。全日本、ハードヒット、ストロングスタイルプロレスといったリングで人気を博している。RIZINには2020年から参戦。ここまで4戦2勝2敗の戦績もRIZINのヘビー級戦線のトップファイターであるシビサイ頌真にもTKO勝ちを収めている。

“現役JC空手戦士”稲葉あずさが3・3後楽園で姉・稲葉ともかとの姉妹対決でプロレスデビュー。「姉をヒザ蹴りで倒してクイーン戦につなげたい!」

2023.02.28 Vol.Web Original

 元WWF(現WWE)のスーパースターで、現在は新日本プロレスでも活躍するTAKAみちのく率いるJUST TAP OUTJTO)の33日、東京・後楽園ホール大会「格」で、現役中学生で空手戦士の稲葉あずさ(15)が実姉で「QUEEN of JTO」の座に君臨する稲葉ともかを相手に衝撃のプロレスデビューを果たす。

 愛知県豊川市出身のあずさは父親が空手指導者で、ともかの影響もあり4歳で空手を始め、全国大会に出場するなど実績を積んだ。母や姉がプロレスファンだったことから、幼少期からプロレスを見始め、小4のときにはプロレスラーになることを意識。小5のときにともかがプロレス入りして、デビューすると「プロレスラーになりたい」との夢が明確になった。その夢に向かって、中学生になってからは、より一層、空手の稽古に励んだ。

 中1の秋から、夏休みなどの大型連休を生かしてJTO道場で汗を流すようになる。そして、中3になった昨年夏に正式にJTOに練習生として入門して、本格的にプロレスの練習を始めた。213日の東京・新宿FACE大会では、ともかとエキシビションマッチを行い、師匠のTAKAが認めてデビューが決まった。その対戦相手は自身の希望が叶い、ともかに決定。姉妹対決でプロレスデビューを果たす

新極真会の目代結菜が調布署で一日警察署長。初めての制服に「試合の時とは違った緊張があって足が震えている」

2023.01.10 Vol.Web Original

 NPO法人全世界空手道連盟新極真会の空手家・目代結菜が1月10日、警視庁調布署の一日警察署長を務め、「110番の正しい通報の方法」「特殊詐欺被害の未然防止」などを訴えた。

 目代は高校時代にYouTubeの「黒帯ワールド」に出演し、「高速パンチ女子高生」「高速パンチ女子高生を殴ってみたら鋼鉄ボディだった!」といった動画が注目を集め、一気にブレイク。現在は大学に進学し、化学を専攻するリケジョとして勉学に勤しみ、二刀流として活躍している。

 その高速の突きを武器に第1回JFKO国際大会女子軽重量級で3位入賞、第50回全日本大会でもベスト8に進出。2019年には、第1回アジアフルコンタクト空手大会の女子軽重量級で頂点に立った。2021年の第53回全日本大会(無差別級)では4位に入賞。2022年開催の第7回全世界ウエイト制空手道選手権大会では日本代表として女子重量級に出場し3位に入賞している。

東京五輪 空手 喜友名諒 『感謝』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.08.25 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

喜友名諒・空手【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.02.27 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

全世界空手道選手権大会で島本が優勝!日本の王座死守

2015.11.07 Vol.654

 4年に一度のフルコンタクト空手世界最高峰の大会『第11回オープントーナメント 全世界空手道選手権大会』(新極真会主催)が10月31日〜11月1日、東京・千駄ヶ谷の東京体育館で開催された。

 男子は第2シードの島本雄二が決勝で入来建武を2度の延長の末、3−2の小差で破り初優勝。史上最年少優勝を目指した入来の快挙はならなかった。日本からの王座流出の危機が囁かれていた今大会。優勝候補と目されていたヴァレリー・ディミトロフは5回戦で日本の前田勝汰に敗れた。前田は軽量級ながら大きな選手をなぎ倒し、準決勝まで進出。力尽き結局4位に終わったが、敢闘賞を受賞した。

 女子の決勝は優勝候補のチェンゲ・ジェペシと日本の16歳・南原朱里が対戦。こちらも2度の延長にもつれこんだものの、実力と経験に勝るジェペシが5−0の判定で勝利を収め初優勝。日本の王座死守はならなかった。しかし初日の初戦でシードの加藤小也香がまさかの敗戦。前回王者の将口恵美も最終日の3回戦で早々に姿を消すという緊急事態だったが、16歳の南原、17歳の菊川結衣という若い力が台頭。4年後へ大きな期待を持たせた。

 大会後、緑健児新極真会代表は「過去10回、日本が王座を守ってきた。今回も島本選手がチャンピオンになることができてほっとしている。彼一人の力ではなく、日本選手団が“伝統継承”の言葉のもと、選手一丸となったことが島本選手と入来選手の決勝になったのだと思う。女子は将口、加藤両選手はいい結果が残せなかったが、男女ともに苦しい稽古を乗り越えて頑張ってくれた。選手のみんなを誇りに思う」と語った。

 島本については「島本は安定していた。突き、蹴りが全日本より強くなっていた。空手一筋の生活を送っていたとのこと。練習量においても世界で一番稽古をしたのではないかと思う。やはりそういう苦しい稽古を乗り越えた人が、精神的に一番強い。最後まであきらめないという気持ちが島本選手から伝わってきました」と語った。また弟子の南原については「南原選手は手を抜かない稽古をやっている子。頑張ってくれたらいいなとは思っていたが、決勝まで行ったのはびっくり。こんなに短期間に強くなるものなんだな、と感じた。準優勝は立派。帰ったらほめてあげたい。まだ16歳なのでこれからまたまた強くなるのではないでしょうか」と語った。

日本の王座流出の危機を救うのは誰だ!?

2015.09.26 Vol.

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