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前SB日本ライト級王者・西岡蓮太が引退。「2人の元に西岡蓮太として生まれてうれしく思います」と父母に感謝の言葉【SB】

2023.06.26 Vol.Web Original

 第2代SB日本ライト級王者で「KNOCK OUT無法島GP 64kgトーナメント」優勝の西岡蓮太(龍生塾)の引退セレモニーがシュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING 2023 act.3」(6月25日、東京・後楽園ホール)で行われた。

 西岡は2015年5月にSBでデビュー。2018年には「SB日本ライト級王座決定戦」で村田聖明と再延長戦にもつれ込む激戦を繰り広げた末に判定勝ちを収め、王座を獲得。2020年2月にはKNOCK OUTで行われた「無法島GP初代KNOCK OUT64kgトーナメント」に出場し、小川翔、鈴木千裕、バズーカ巧樹を破り優勝を果たした。その勢いを駆って10月にはRISEで行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」に参戦するも準決勝で優勝した原口健飛に判定負けを喫した。その後、ケガのため長期欠場。2022年4月の復帰戦で笠原弘希を相手にSB日本ライト級の防衛戦に臨むもKOで敗れ王座から陥落した。10月にはKNOCK OUTで鈴木宙樹に判定勝ちを収め、復活の狼煙を上げたが今年4月に自らのSNSで左手首のケガにより引退することを発表していた。戦歴は26戦20勝(6KO)6敗。

 セレモニーで西岡は「自分は5歳から極真空手を始めて、12歳でシュートボクシングに転向して、約18年間格闘技を続けてきました。17歳で痛めた左手首、注射を打ち続けて痛みを紛らわせて頑張っていたんですが、最近悪化して、手術も2回したんですがそれでもダメで。病院に行くと手術をしても痛みを取ることはできるけど、格闘技を続けることはできないとドクターストップがかかってしまい、格闘技を続けることができなくなってしまいました。悔いが全くないとは言い切れないですが、本当にたくさんの方に応援していただき、支えていただいて本当に充実した格闘技人生を送れたと思っています。特にトレーナーの川上さん、龍生塾の塾長、塾の仲間、吉鷹さん、TEAM吉鷹で一緒に練習してくれたみんなには、本当に僕を強くしてくれて感謝でいっぱいです。他にも僕を支えてくれたスポンサーさんやいろいろな人がいますが本当に感謝しています。ありがとうございました」と引退の理由を語り、これまでの周囲の支えに感謝の言葉を述べた。

前SB王者の西岡蓮太が約3年ぶりにキックボクシング復帰の鈴木宙樹に完勝【KNOCK OUT】

2022.10.17 Vol.Web Original

約2年8カ月前には鈴木千裕にも勝利

「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで元REBELS-BLACK −64kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が約3年ぶりにキックボクシングの試合に臨むも、前シュートボクシング(SB)ライト級王者の西岡蓮太(龍生塾)に判定負けを喫し、復帰を勝利で飾ることはできなかった。

 鈴木は2017年にKrushでデビューを果たし、2019年6月には「REBELS60kg級王座決定戦」でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者の葵拳士郎を破り、第2代REBELS60kg級王座を獲得。2020年2月には初防衛を果たし、その時点でプロ戦績を13戦13勝(8KO)とした。昨年9月にはプロボクシング転向を正式に発表し、12月に行われたデビュー戦では1RKOで勝利を収めていたのだが、キックボクシングへの思いを断ち切れず今回の復帰戦となった。

元REBELS王者・鈴木宙樹がボクシングからキックボクシングに復帰。前SB王者の西岡蓮太と対戦【KNOCK OUT】

2022.09.13 Vol.Web Original

キックボクシングへの思いを断ち切れず決断

「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月13日、都内で開催された。

 元REBELS-BLACK −64kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が約3年ぶりにキックボクシングのリングに上がることとなった。

 鈴木は2017年にKrushでデビューを果たし、2019年6月には「REBELS60kg級王座決定戦」でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者の葵拳士郎を破り、第2代REBELS60kg級王座を獲得。2020年2月には初防衛を果たし、その時点でプロ戦績を13戦13勝(8KO)とした。

 昨年9月にはプロボクシング転向を正式に発表し、12月に行われたデビュー戦では1RKOで勝利を収めていたのだが、キックボクシングへの思いを断ち切れず、クロスポイント吉祥寺の山口元気代表に相談。今回のキック復帰となった。

 その復帰戦の相手は前シュートボクシング(SB)ライト級王者の西岡蓮太(龍生塾)。西岡は2020年2月に行われた「KNOCK OUT 無法島GP −64kgトーナメント」に参戦し、小川翔、宙樹の弟である鈴木千裕、バズーカ巧樹を破り優勝を果たしている。今回は約2年8カ月ぶりのKNOCK OUT参戦となる。

笠原弘希がSB史上初の三階級制覇達成しSBと自らの強さを証明していく戦いに意欲【SB】

2022.04.11 Vol.Web Original

「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「SB日本ライト級タイトルマッチ」で挑戦者の笠原弘希(シーザージム)が王者・西岡蓮太(龍生塾)を2R1分24秒、KOで破り、新王者となった。笠原はこれまでSB日本スーパーフェザー級、SB日本フェザー級で王座獲得しており、この日の戴冠でSB史上初の三階級制覇達成となった。

 笠原は2020年2月から6連勝。その中には前口太尊、スアレック・ルークカムイ、古村匡平、重森陽太といった国内の強豪も含まれ、今回の王座挑戦にこぎつけた。

シーザー武志会長が選手たちに檄!コロナ禍で会場から離れたファンを呼び戻す激闘を要望【SB】

2022.04.09 Vol.Web Original

「お金を払っても会場で見たいと思うような試合をしてくれないと駄目」

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第2戦「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月9日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「SB日本ライト級タイトルマッチ」で対戦する王者・西岡蓮太(龍生塾)は62.5kg、挑戦者・笠原弘希(シーザージム/同級1位)も62.5kgでともに規定体重をクリアした。

 西岡は2018年に村田聖明とのSB日本ライト級王座決定戦を制してベルトを獲得。2020年にはKNOCK OUTで「無法島GP初代KNOCK OUT64kgトーナメント」に出場し、1回戦で小川翔、準決勝で鈴木千裕、決勝戦でバズーカ巧樹を下してKNOCK OUT64kgの初代タイトルも獲得した。その勢いを駆って同年10月にはRISEで行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」に出場するも原口健飛に敗戦。その後、長年痛めていた左手首の手術に踏み切り、リハビリも含め長期離脱となり今回は約1年5カ月ぶりの復帰戦となる。

 対する笠原は現在6連勝中。昨年の12月大会ではKNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げた末にジャーマンスープレックスを決めて判定勝利を収めている。これまでSB日本スーパーフェザー級、SB日本フェザー級で王座獲得しており、今回は三階級制覇をかけての挑戦となる。

 計量後に行われた会見では日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「コロナ禍でファンの方々が会場に来ることを敬遠している。選手がもっともっと頑張って、ファンの方々が映像だけでなく、お金を払っても会場で見たいと思うような試合をしてくれないと駄目だと思う。明日出場する選手に言っておくが、1Rからすきあれば倒しに行く。そういう戦いを見せないとコロナ禍で離れたお客さんは帰ってこない。それを肝に銘じて戦ってほしい」と異例の檄を飛ばした。

-63kgトーナメントで原口健飛が直樹を破り優勝。白鳥は準決勝で直樹にTKO負け【RISE】

2020.10.12 Vol.Web Original

1RKO勝ちで優勝賞金500万円を獲得

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)で-63kgのワンデイトーナメントが行われ、RISEライト級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が決勝で直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)を1RKOで破り優勝。500万円の優勝賞金とKOボーナス50万円を手にした。

 優勝候補と目されていたRISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント王者の白鳥大珠(TEAM TEPPEN)は準決勝で直樹にTKO負けを喫した。

 原口は1R開始早々からパンチのコンビネーションから右ミドル、右ボディーから左フックと攻め込むと直樹はジャブで形勢を立て直す。直樹が前蹴りをキャッチしてからワンツーを放つと原口もパンチで反撃。そして原口は二段蹴りで直樹をコーナーに追い込みパンチの連打。直樹はガードをがっちりと固め、そして打ち合いに応じるも原口の左右のフックの連打の前にゆっくりとダウン。カウント8で立ちかけるが足元がおぼつかず、原口のKO勝ちとなった。

白鳥大珠「これから俺がRISEを引っ張っていく」に原口健飛「決勝で白鳥選手とやって僕が勝ちます」【RISE】

2020.10.10 Vol.Web Original

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」開催

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)の前日計量と会見が10月10日、東京都内で開催され、計量は全選手が1回でクリアした。

 今大会では4選手が参加する「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」の準決勝と決勝が行われる。

 優勝候補の筆頭はRISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント王者の白鳥大珠(TEAM TEPPEN)。白鳥は「もう特に言うことはない。明日、1回戦をしっかり勝って、決勝はどっちが来てもぶっ倒してやろうと思っている。これから俺がRISEを引っ張っていく。それを明日見せます。このトーナメントで期待されているのは僕と原口君の試合だと思うが、それだけではなくて、どれだけ自分の存在感を示せるか。明日はただ優勝するだけではなく、“今後の格闘技界のために”という意味も込めて、そういう試合を見せるつもりでいる」と存在感を示したうえでの優勝を約束した。

 白鳥と対戦するRISEライト級2位・直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)は「優勝予想2%ですが精一杯頑張ります」と話した。

“居合パンチャー”町田光が居合ジャーマンでSB王者・西岡を撃破【12・3 SB】

2019.12.04 Vol.Web Original

シュートボクシング2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」

 シュートボクシング(SB)の2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」が12月3日、東京・水道橋の東京ドームシティーホールで開催された。

 この大会は各団体や世界から王者クラスの強豪を招聘し、シュートボクサーたちと強さを競い合うことをコンセプトに持つ、SBにとっては「S-cup」と並ぶ大きなもの。今大会も王者と元王者合わせて6人が参戦した。

 セミファイナルにはWPMF世界スーパーフェザー級王者で“居合パンチャー”の異名を持つ町田光が二度目のSB参戦。SB日本ライト級王者の西岡蓮太と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 町田は前回の参戦では元SB日本スーパーフェザー級王者の村田聖明と対戦し、見事なバックドロップを決め判定勝ち。今回対戦する西岡は村田と日本ライト級王座を争った末、ベルトを巻いている。

海人が「令和のウィリー」ベイノアと対戦。「しっかり倒してしっかり締める」【12・3 SB】

2019.12.02 Vol.Web Original

2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」開催

 シュートボクシング(SB)の2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」(12月3日、東京・東京ドームシティーホール)の前日計量と会見が12月2日、都内で開催された。

 同大会は通常のSBの枠にとどまらず、団体の垣根を超えてトップクラスの選手を招聘。1996年に第1回が行われ、時には異種格闘技戦や総合格闘技の試合なども行われた。かつてはK-1参戦前の魔裟斗が出場したこともある。

 メーンを務める海人は67.15kgで計量をクリア。「明日はSB今年最後の大会にメインで出させていただくんですが、その最後の大会でシュートボクサーがしっかり締めないと“誰が締めるんや”って話なので、明日はしっかり倒してシュートボクサーの僕が締めます」と挨拶した。

 対戦相手はRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア。

 ベイノアは元J-NETWORKウェルター級王者で、極真会館第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会軽量級優勝という実績があるかたわら「けとるべる」というコンビでお笑い芸人としても活動する異色ファイターだ。

 シュートボクシング協会のシーザー武志会長はこの試合について「2人ともタップロン(・ハーデスワークアウト)に勝っている。“勝った者同士で戦うと面白いのでは”と自分からリクエストした。それにベイノア選手が応えてくれた。どういう試合になるか。僕がファンとして見てみたい試合」などと話した。

海人がメインでRISEウェルター級王者ベノイアと対戦【12・3 SB】

2019.10.26 Vol.Web Original

前戦に続き階級が上のRISE王者を迎撃

 シュートボクシング(SB)の今年最後のビッグマッチとなる「GROUND ZERO TOKYO 2019」(12月3日、東京・東京ドームシティホール)の一部対戦カードが発表された。

 メインイベントでS-cup2018世界王者のエース海人(TEAM F.O.D)がRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と対戦する。

 ベイノアは所属する極真会館の全日本ウェイト制空手道選手権大会・軽量級で優勝した実績を持ち、キック転向後は空手仕込みの蹴り技、外国人特有のバネのある攻撃力でJ-NETWORKウェルター級王座、RISEウェルター級王座を獲得。プロ戦績は戦績は15戦14勝(8KO)1敗の強豪。

 海人にとっては前回のRISEミドル級王者イ・ソンヒョンに続き、RISE王者との対戦となる。海人は4月の豪州最強ムエタイ戦士チャド・コリンズとの一戦では判定負けしたが、その後は元Krush-70kg級王者・中島弘貴、ソンヒョンと階級が上の選手を相手に2連勝。今回も67.5kg契約での試合と本来65.0kgで戦う海人には過酷な試合となるが、世界の強豪たちとの対戦を視野に入れ海人にとってはここは避けては通れない試合となる。

笠原弘希が王者・深田を破り2階級制覇達成【9・28 SB】

2019.09.29 Vol.Web Original

2Rに一気に3つのダウンを奪いTKO勝ち

「SHOOT BOXING 2019 act.4」(9月28日、東京・後楽園ホール)で「SB日本スーパーフェザー級タイトルマッチ」が行われ、挑戦者の笠原弘希が王者・深田一樹を破り王座を獲得した。

 笠原は日本フェザー級王座を返上しての挑戦で2階級制覇となった。

 2人は一昨年の11月に対戦し、その時は深田が延長の末、判定で勝利を収めており笠原にとってはリベンジマッチ。

 試合は1Rから笠原が強烈な左のローでペースをつかむ。オープンスコアシステムの判定で1人が10-9で笠原を支持する。

 2Rに入ると深田がパンチで前に出るが、笠原はその打ち終わりに右ハイを決める。笠原は前蹴りで距離を取ると深田が踏み込んで右フックを放ったところで右フックを合わせ、最初のダウンを奪う。立ち上がった深田だったが、今度は笠原は左フックでダウンを奪う。

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