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武尊が青木真也とのスパーを回想「“武尊君はプロレスを分かっているよ”って言われました」

2023.05.02 Vol.Web Original

 6月にフランスで復帰戦を行うK-1史上初の三階級制覇王者・武尊が5月2日、米国での出稽古の成果を語った。

 武尊は4月に試合前恒例の米合宿を行ってきたのだが「今回はいつもよりも実戦を多めにした。次の選手が外国人選手ということもあったし、体が自分より大きいということもあったので、そういう相手とスパーリングを多めにやってきた。(パワー対策は)これからそこを詰めていくが、すごくいい練習になった」と振り返った。

 現地では総合格闘家の青木真也とスパーリングをしたことをSNSなどで報告しているのだが、青木とのスパーで得られたものについては「青木選手とやったのはABEMAの企画だったんですが。やったことのないタイプの選手だし、次の試合に向けてというよりかはいい経験になりました。いろいろと技術交換をさせてもらいました」と語った。

 またリング外では「すごくいっぱい褒めていただきました(笑)。“プロレスだよ。武尊君はプロレスを分かっているよ”って言われました(笑)。特にプロレス談義をしたわけではないんですが。その詳細はABEMAで」とのことだった。

武尊がロッタン戦を解説「戦う時のためにいろいろ見て、勉強しようかなと思う」【ONE】

2023.05.02 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者で「ABEMA」専属PPVファイターの武尊が「ONE Fight Night 10:Johnson vs. Moraes 3」(5月6日、米コロラド州/1stBank Center)のゲスト解説を務めることが5月2日に発表された。

 同大会は6日朝8時からABEMAで生中継され、メインイベントではONEフライ級世界王者デメトリアス・ジョンソンにアドリアーノ・モラレスに挑戦。コーメインイベントでは武尊が対戦を希望しているONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノンがエドガー・タバレスを相手にした防衛戦とONEフライ級サブミッション・グラップリング世界王者のマイキー・ムスメシがオサマ・マルワーイ相手にした防衛戦が行われる。武尊はこのフライ級世界タイトルマッチ3連戦を解説する。

 武尊はこの日、SHIMAUMA BURGERとのコラボによる「武尊 EXCITING PROJECT」キャンペーンのイベントに参加。その後の取材で「ロッタン選手はやりたい選手の一人だし、その試合を映像では見たことはあるんですが、リアルタイムで見るのは初めてなので楽しみです。戦う時のためにいろいろ見て、勉強しようかなと思っています」と語った。

ONEのチャトリ氏が契約をポロリも武尊は「今はとにかくフランスでの試合に全集中」

2023.05.02 Vol.Web Original

 6月にフランスで復帰戦を行うK-1史上初の三階級制覇王者・武尊が5月2日、改めて復帰戦への思いを語った。

 武尊は3月29日に会見を行い「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)でベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)を相手に空位となっているISKAのK-1ルール61kgのタイトルマッチで対戦することを発表した。この一戦は昨年6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」で那須川天心に敗れて以来、約1年ぶりの復帰戦となる。

 そんな中、ONEチャンピオンシップのチャトリ・シットヨートンCEOが武尊と複数試合の契約を締結したことを自身のFacebookで発表。ONEには武尊が対戦を望むロッタン・ジットムアンノンがいることから、チャトリ氏の発表に注目が集まっていた。

魔裟斗氏がRIZIN“初登場”。ブアカーオvs安保瑠輝也戦でゲスト解説【RIZIN.42】

2023.05.01 Vol.Web Original

 RIZINが5月1日、2003年と2008年のK-1 WORLD MAX世界王者である魔裟斗氏が「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)で行われる「ブアカーオ・バンチャメーク vs 安保瑠輝也」の一戦でゲスト解説を務めることを発表した。魔裟斗氏がRIZINで解説を務めるのは今回が初めてとなる。

 魔裟斗氏とブアカーオはK-1 WORLD MAXでしのぎを削った仲。2004年の「K-1 WORLD MAX 2004 〜世界一決定トーナメント〜」決勝での初対戦では延長の末、ブアカーオが判定勝ちし、優勝を飾った。2度目の対戦となった2007年の「K-1 WORLD MAX 2007〜決勝戦〜」では魔裟斗氏が判定で勝利を収めている。

古宮晴が前王者・瓦田脩二に判定勝ちの大金星。岩尾力が交通事故から復帰後2連続KO勝ち【Krush】

2023.04.29 Vol.Web Original

「Krush.148」(4月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで前Krushライト級王者の瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)が再起戦に臨むも、古宮晴(昇龍會)に敗れ4連敗となった。「格闘代理戦争」でブレイクし「K-1甲子園2021」でも−65kg王者となった古宮はこれで5連勝となった。

 1R、左ミドルを蹴り合う両者。瓦田の右フックに古宮はワンツーを返す。瓦田の左ミドルがローブローで中断。古宮が圧をかけてワンツーから右ハイ。瓦田は左ローからパンチにつなげるが、古宮のカウンターの右ストレートにバランスを崩す。瓦田の左ローに古宮が右のボディーストレート。古宮がカウンターを着実に当てていく。

稲垣柊が全戦KO勝ちで王座獲得も「K-1のレベルじゃない」と反省【Krush】

2023.04.28 Vol.Web Original

第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント

「Krush.148」(4月28日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の準決勝2試合と決勝が行われ、稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)が決勝で塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を破り、王座を獲得した。

 同トーナメントは前王者・佐々木大蔵の王座返上に伴って行われたもので「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)で1回戦4試合を開催。寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)、稲垣、小嶋瑠久(ARROWS GYM)、塚本の4選手がこの日の準決勝に駒を進めていた。

 準決勝第1試合では塚本と小嶋が対戦し、3Rを通じ激しい打撃戦を展開したうえで小嶋が3-0の判定で勝利を収めたのだが、ダメージが大きくドクターストップがかかり、決勝を無念の欠場。本来であればリザーブマッチで勝利を収めた佑悟が決勝進出のところ、こちらもダメージが大きく出場不可能だったため、塚本が決勝に出場することとなった。

佐竹雅昭と武蔵がキックボクシングでの人材育成とメジャー化に向け合体【KICK BOXING WORLD CUP】

2023.04.26 Vol.Web Original

「キックボクシングで世界をつなぐ」を趣旨とする「第一回国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)に関する会見が4月26日、都内で開催された。

 同大会は「国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP 実行委員会」主催で開催されるのだが、実行委員会には会長代行の一人に佐竹雅昭、実行副委員長にアーネスト・ホースト、武蔵、参与にピーター・アーツ、レイ・セフォーの各氏という、旧K-1で一世を風靡した選手たちの名前が並んだ。

 佐竹氏と武蔵氏は1998年に対戦し、5Rを戦いドロー、2度目の対戦となった1999年の「K-1 GRAND PRIX ’99 開幕戦」ではトーナメント1回戦で対戦し、武蔵氏が判定勝ちを収めている。佐竹氏はこの試合をもってK-1を離れ、PRIDEに戦場を移すという経緯が2人の間にはあった。

 会見で佐竹氏は「格闘技を引退し、京都という町で道場を開いた。キックボクシングやいろいろや格闘技をやる中で一番感じたのは仏像に心を入れなければ意味がないということ。そういう意味で私は精神文化ということでもう一度、武士道というものを勉強し直した。武士道で一番大事なのは優しさ。強きをくじき弱きを助けるという言葉があるように、強くならないといけない。肉体もそう、知能もそう、いろいろな意味で権力や財力といったいろいろな力が大切になる。その次に大切なものは優しさ。それがないと結局なにをやればいいか分からなくなる」などと熱弁した。

大久保琉唯の返上による第2代フライ級王座決定トーナメント開催。山脇飛翼、大鹿統毅、大夢、長野翔が参加【Krush.149】

2023.04.20 Vol.Web Original

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が4月20日、都内で行われ「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」の開催が発表された。これは初代王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の王座返上に伴って行われるもの。4選手が参加するワンデートーナメントで行われ、準決勝の第1試合は山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs 大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)、第2試合は大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs 長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、それぞれの勝者が決勝で対戦する。

 第1試合の山脇は「K-1甲子園2019」の−55kg王者で初代王座決定トーナメントにエントリーされていたものの、ケガで無念の欠場となっていた。山脇は「前回のトーナメントはケガで出場できなかった。僕が出ていたら絶対に優勝していたと思うので、今回も注目してほしい」などと今回はその悔しさを胸に秘めての参戦となる。ここまでのプロ戦績は6戦3勝(2KO)2敗1分。

 対する大鹿は「K-1甲子園2022」の−55kg王者でここまでのプロ戦績は6戦6勝。他団体でデビューし、昨年12月の「Krush.144」でK-1グループに初参戦し、初代王座決定トーナメントに出場した西林翔平を破っている。大鹿は「今回、フライ級トーナメントに参加できて光栄。まだ無敗なので無敗のまま王者になりたい」と無敗での王座獲得に意欲を見せた。この試合は-1甲子園王者同士の対戦となる。

元KNOCK OUT王者・白幡裕星が「華のないK-1王者とオーラのないKrush王者」、対戦相手の壬生狼には「頭が悪い」と全方位に毒舌【K-1】

2023.04.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(6月3日、神奈川・横浜武道館)の第1弾カード発表会見が4月14日、都内で開催された。

 同所での開催は2年ぶり2度目。その前回大会では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」が行われ、黒田斗真が決勝で壬生狼一輝を破り、優勝を果たした。これを契機にK-1グループのバンタム級戦線に本格的に火が付き、昨年12月のK-1大阪大会では「初代バンタム級王座決定トーナメント」が行われ、ここでも黒田が優勝を果たし、初代王者に輝いた。

 今大会では今後のバンタム級戦線を占う4試合「黒田斗真vsラマダン・オンダッシュ」「池田幸司vsペットモンコン・スーンキラーフォイトム」「壬生狼一輝vs白幡裕星」「大久保琉唯vs齊藤龍之介」が行われるのだが、会見は“新顔”白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)の出現でこれまでとは一線を画した展開となった。

金子晃大が「K’FESTA.6」に続き連続参戦。今回のテーマは「破壊と再生」【K-1】

2023.04.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(6月3日、神奈川・横浜武道館)の第1弾カード発表会見が4月14日、都内で開催された。K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が3月の「K’FESTA.6」に続き連続参戦を果たす。

 金子は前戦ではライバルの玖村将史に勝利しているコンペット・シットサラワットスアを相手に初防衛に成功している。今回はエムレ・カラジャ(トルコ/Emre Karaca Fight Club)と−56kg契約のスーパーファイトで対戦する。

 カラジャはボクシング、キックボクシング、ムエタイといった立ち技のさまざまなルールで試合を行っているファイター。昨年にはWAKO欧州選手権スーパー・バンタム級で優勝を果たし、プロでは10戦10勝(2KO)と無敗を誇っている。K-1の中村拓己プロデューサーは「パンチの回転が速く、金子選手とはかみ合う試合になると思う。カラジャ選手は金子選手に勝てば一気にスーパー・バンタム級のトップ戦線に躍り出ることになると思っていると思う。そういう野心を持ってくる外国人選手」などと評した。

直談判で初参戦実現の城戸康裕「“マネジャー”の皇治君が動いてくれた。ガチで還暦までやる」【RIZIN.42】

2023.04.13 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が4月13日、都内で行われた。

 昨年12月にK-1との契約満了を発表していた城戸康裕(TEAM ONE)の初参戦が発表された。4月の大阪大会でKO勝ちを収めた木村“ケルベロス”颯太(NJKF心将塾)と対戦する。

 城戸は40歳、木村は22歳と実に18の年齢差のある対戦となった。会見には城戸のみが参加。木村は「もともと強かったおっさんやけど、まだ引退できずにいまだにリングであがいているおっさんやから、俺が地獄に引きずり降ろしてRIZINぶち上げていこうと思います」といったコメントを寄せたのだが、城戸は「やっとこの舞台に出られることを本当にうれしく思っている。対戦相手のケルベロス選手、22歳なんですよね。僕は去年40歳になった。完全にオヤジ狩りの年齢なので、されないようにしっかり頑張ろうという気持ち。40代でもまだバリバリできる。40代に勇気を与えられるような戦い方をする。40代が20代をぶっ倒したら面白いじゃないですか。それをRIZINでしっかり見せていこうと思っている。相手は背が高くて若い。技術もしっかりある。多分、結構ガツガツ来る性格じゃないですか、コメントからすると。次会った時にケンカになるんじゃないですか? 飛び蹴りが来るかもしれないけどしっかりよけて。先輩な感じ、でもベテランな感じをしっかり出せば何も問題ない」と勝利への自信を見せた。

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