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稲垣柊が全戦KO勝ちで王座獲得も「K-1のレベルじゃない」と反省【Krush】

2023.04.28 Vol.Web Original

第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント

「Krush.148」(4月28日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の準決勝2試合と決勝が行われ、稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)が決勝で塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を破り、王座を獲得した。

 同トーナメントは前王者・佐々木大蔵の王座返上に伴って行われたもので「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)で1回戦4試合を開催。寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)、稲垣、小嶋瑠久(ARROWS GYM)、塚本の4選手がこの日の準決勝に駒を進めていた。

 準決勝第1試合では塚本と小嶋が対戦し、3Rを通じ激しい打撃戦を展開したうえで小嶋が3-0の判定で勝利を収めたのだが、ダメージが大きくドクターストップがかかり、決勝を無念の欠場。本来であればリザーブマッチで勝利を収めた佑悟が決勝進出のところ、こちらもダメージが大きく出場不可能だったため、塚本が決勝に出場することとなった。

佐竹雅昭と武蔵がキックボクシングでの人材育成とメジャー化に向け合体【KICK BOXING WORLD CUP】

2023.04.26 Vol.Web Original

「キックボクシングで世界をつなぐ」を趣旨とする「第一回国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)に関する会見が4月26日、都内で開催された。

 同大会は「国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP 実行委員会」主催で開催されるのだが、実行委員会には会長代行の一人に佐竹雅昭、実行副委員長にアーネスト・ホースト、武蔵、参与にピーター・アーツ、レイ・セフォーの各氏という、旧K-1で一世を風靡した選手たちの名前が並んだ。

 佐竹氏と武蔵氏は1998年に対戦し、5Rを戦いドロー、2度目の対戦となった1999年の「K-1 GRAND PRIX ’99 開幕戦」ではトーナメント1回戦で対戦し、武蔵氏が判定勝ちを収めている。佐竹氏はこの試合をもってK-1を離れ、PRIDEに戦場を移すという経緯が2人の間にはあった。

 会見で佐竹氏は「格闘技を引退し、京都という町で道場を開いた。キックボクシングやいろいろや格闘技をやる中で一番感じたのは仏像に心を入れなければ意味がないということ。そういう意味で私は精神文化ということでもう一度、武士道というものを勉強し直した。武士道で一番大事なのは優しさ。強きをくじき弱きを助けるという言葉があるように、強くならないといけない。肉体もそう、知能もそう、いろいろな意味で権力や財力といったいろいろな力が大切になる。その次に大切なものは優しさ。それがないと結局なにをやればいいか分からなくなる」などと熱弁した。

大久保琉唯の返上による第2代フライ級王座決定トーナメント開催。山脇飛翼、大鹿統毅、大夢、長野翔が参加【Krush.149】

2023.04.20 Vol.Web Original

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が4月20日、都内で行われ「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」の開催が発表された。これは初代王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の王座返上に伴って行われるもの。4選手が参加するワンデートーナメントで行われ、準決勝の第1試合は山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs 大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)、第2試合は大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs 長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、それぞれの勝者が決勝で対戦する。

 第1試合の山脇は「K-1甲子園2019」の−55kg王者で初代王座決定トーナメントにエントリーされていたものの、ケガで無念の欠場となっていた。山脇は「前回のトーナメントはケガで出場できなかった。僕が出ていたら絶対に優勝していたと思うので、今回も注目してほしい」などと今回はその悔しさを胸に秘めての参戦となる。ここまでのプロ戦績は6戦3勝(2KO)2敗1分。

 対する大鹿は「K-1甲子園2022」の−55kg王者でここまでのプロ戦績は6戦6勝。他団体でデビューし、昨年12月の「Krush.144」でK-1グループに初参戦し、初代王座決定トーナメントに出場した西林翔平を破っている。大鹿は「今回、フライ級トーナメントに参加できて光栄。まだ無敗なので無敗のまま王者になりたい」と無敗での王座獲得に意欲を見せた。この試合は-1甲子園王者同士の対戦となる。

元KNOCK OUT王者・白幡裕星が「華のないK-1王者とオーラのないKrush王者」、対戦相手の壬生狼には「頭が悪い」と全方位に毒舌【K-1】

2023.04.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(6月3日、神奈川・横浜武道館)の第1弾カード発表会見が4月14日、都内で開催された。

 同所での開催は2年ぶり2度目。その前回大会では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」が行われ、黒田斗真が決勝で壬生狼一輝を破り、優勝を果たした。これを契機にK-1グループのバンタム級戦線に本格的に火が付き、昨年12月のK-1大阪大会では「初代バンタム級王座決定トーナメント」が行われ、ここでも黒田が優勝を果たし、初代王者に輝いた。

 今大会では今後のバンタム級戦線を占う4試合「黒田斗真vsラマダン・オンダッシュ」「池田幸司vsペットモンコン・スーンキラーフォイトム」「壬生狼一輝vs白幡裕星」「大久保琉唯vs齊藤龍之介」が行われるのだが、会見は“新顔”白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)の出現でこれまでとは一線を画した展開となった。

金子晃大が「K’FESTA.6」に続き連続参戦。今回のテーマは「破壊と再生」【K-1】

2023.04.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(6月3日、神奈川・横浜武道館)の第1弾カード発表会見が4月14日、都内で開催された。K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が3月の「K’FESTA.6」に続き連続参戦を果たす。

 金子は前戦ではライバルの玖村将史に勝利しているコンペット・シットサラワットスアを相手に初防衛に成功している。今回はエムレ・カラジャ(トルコ/Emre Karaca Fight Club)と−56kg契約のスーパーファイトで対戦する。

 カラジャはボクシング、キックボクシング、ムエタイといった立ち技のさまざまなルールで試合を行っているファイター。昨年にはWAKO欧州選手権スーパー・バンタム級で優勝を果たし、プロでは10戦10勝(2KO)と無敗を誇っている。K-1の中村拓己プロデューサーは「パンチの回転が速く、金子選手とはかみ合う試合になると思う。カラジャ選手は金子選手に勝てば一気にスーパー・バンタム級のトップ戦線に躍り出ることになると思っていると思う。そういう野心を持ってくる外国人選手」などと評した。

直談判で初参戦実現の城戸康裕「“マネジャー”の皇治君が動いてくれた。ガチで還暦までやる」【RIZIN.42】

2023.04.13 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が4月13日、都内で行われた。

 昨年12月にK-1との契約満了を発表していた城戸康裕(TEAM ONE)の初参戦が発表された。4月の大阪大会でKO勝ちを収めた木村“ケルベロス”颯太(NJKF心将塾)と対戦する。

 城戸は40歳、木村は22歳と実に18の年齢差のある対戦となった。会見には城戸のみが参加。木村は「もともと強かったおっさんやけど、まだ引退できずにいまだにリングであがいているおっさんやから、俺が地獄に引きずり降ろしてRIZINぶち上げていこうと思います」といったコメントを寄せたのだが、城戸は「やっとこの舞台に出られることを本当にうれしく思っている。対戦相手のケルベロス選手、22歳なんですよね。僕は去年40歳になった。完全にオヤジ狩りの年齢なので、されないようにしっかり頑張ろうという気持ち。40代でもまだバリバリできる。40代に勇気を与えられるような戦い方をする。40代が20代をぶっ倒したら面白いじゃないですか。それをRIZINでしっかり見せていこうと思っている。相手は背が高くて若い。技術もしっかりある。多分、結構ガツガツ来る性格じゃないですか、コメントからすると。次会った時にケンカになるんじゃないですか? 飛び蹴りが来るかもしれないけどしっかりよけて。先輩な感じ、でもベテランな感じをしっかり出せば何も問題ない」と勝利への自信を見せた。

安保瑠輝也が初参戦でブアカーオと対戦。平本蓮には「お前の打撃のどこが世界一なんだ」【RIZIN.42】

2023.04.13 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が4月13日、都内で行われた。

 昨年12月にK-1との契約を解除したことを発表し、今年2月の「BreakingDown7」でシリル・アビディと対戦した元K-1 WORLG GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と「K-1 WORLD MAX世界トーナメント」を2004年と2006年に制したブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)が対戦することが発表された。ともに初参戦となる。

 安保は「BreakingDownから来ました安保瑠輝也です。去年の年末にK-1を辞めて、それから4カ月くらいの間にいろいろなことをしてきた。これが格闘家・安保瑠輝也の第2章の始まり。それにふさわしい最高の相手を用意してもらった。しっかり試合でぶちかます」と挨拶。

 対戦するブアカーオについては「格闘技を知っている人なら誰もが知るスーパースター。タイに行ったら空港に馬鹿でかい広告があるくらいの国民的スターだと思う。ファイターとしての印象は、300戦くらいしていると思うので、戦うことについては何の恐怖もないと思うし、息を吸うように戦えると思うが、俺の攻撃をもらったらびっくりすると思う。これから先の時代を作っていくのは安保瑠輝也だと思っているので、ここはKOで倒さないといけないと思っている」とリスペクトの態度を見せながらもKO勝ちを宣言した。

松谷綺がダウンを奪った上での判定勝ち。「自分はK-1のベルトを取るためにここに来た」【Krush】

2023.04.09 Vol.Web Original

 K-1グループでは昨年6月の「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」以来、そしてKrushでは初の女子大会となる「Krush~RING OF VENUS~」が4月8日、東京・新宿FACEで開催された。

 前回大会では「日本vs世界・3対3」の対抗戦が行われたのだが、今大会では「日本vs韓国・3対3」の対抗戦が行われ、日本が3戦全勝で韓国勢を返り討ちにした。

 セミファイナルで行われた次鋒戦では松谷綺(ALONZA ABLAZE)がウォン・ガヨン(韓国/嶺南ムビジム)と対戦し、試合終了間際にダウンを奪ったうえで3-0の判定勝ちを収めた。

2度目の女子大会を締めた☆SAHO☆「男にも負けんくらいの試合を見せられたかなと思っている」【Krush】

2023.04.09 Vol.Web Original

 K-1グループでは昨年6月の「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」以来、そしてKrushでは初の女子大会となる「Krush~RING OF VENUS~」が4月8日、東京・新宿FACEで開催された。

 前回大会では「日本vs世界・3対3」の対抗戦が行われたのだが、今大会では「日本vs韓国・3対3」の対抗戦が行われ、日本が3戦全勝で韓国勢を返り討ちにした。

 メインで行われた大将戦では☆SAHO☆(闘神塾)がイ・ドギョン(韓国/チームサイコピットブルス)を顔面血まみれにする壮絶ファイトの末、3-0の判定で勝利を収めた。

メインを務める☆SAHO☆「“女子の試合でも面白い試合”というのを証明したい。KANA選手に危機感をちょっとでも与えられたら」【Krush】

2023.04.07 Vol.Web Original

昨年6月以来の女子大会開催

「Krush~RING OF VENUS~」(4月8日、東京・新宿FACE)の前日計量が4月7日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会はK-1グループでは昨年6月の「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」以来、そしてKrushでは初の女子大会となる。

 前回大会では「日本vs世界・3対3」の対抗戦が行われたのだが、今大会では「日本vs韓国・3対3」の対抗戦が行われる。

 メインイベントでは対抗戦の大将戦が行われ☆SAHO☆(闘神塾)とイ・ドギョン(韓国/チームサイコピットブルス)が対戦する。

 ☆SAHO☆は2021年12月にK-1初参戦を果たすと真優からダウンを奪ったうえでの判定勝ち。昨年の「日本vs世界・3対3」ではジャシンタ・オースティン(オーストラリア/Carioti MMA)とド迫力の打撃戦を展開した末に惜しくも判定負けを喫している。

 11月にはNJKFのリングで行われた「S1女子世界バンタム級王座決定戦」でルックナム・コーコムクラムを破り、王座を獲得。これでS1レディースジャパン バンタム級、WMC日本女子スーパーバンタム級、元NJKFミネルヴァスーパーバンタム級に続き4本目のベルトを獲得している。

日韓戦に出場の松谷綺「世界にもK-1女子の強さと松谷綺の強さを証明できるような試合をしたい」【Krush】

2023.04.07 Vol.Web Original

昨年6月以来の女子大会開催

「Krush~RING OF VENUS~」(4月8日、東京・新宿FACE)の前日計量が4月7日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会はK-1グループでは昨年6月の「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」以来、そしてKrushでは初の女子大会となる。

 前回大会では「日本vs世界・3対3」の対抗戦が行われたのだが、今大会では「日本vs韓国・3対3」の対抗戦が行われる。

 セミファイナルでは対抗戦の中堅戦で松谷綺(ALONZA ABLAZE)がウォン・ガヨン(韓国/嶺南ムビジム)と対戦する。

 松谷は2021年にK-1グループに戦場を移すと2連勝で昨年6月に行われた「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」にエントリー。1回戦でKrush王者の菅原美優と対戦し、判定で敗れたものの接戦を繰り広げた。11月に優を破り再起を果たし、今回は2022年初戦となる。

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