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前戦をケガで欠場の朝倉海が「生きている限り必ずリングに立つ」、アーチュレッタは「男としての質が垣間見えた」とばっさり【RIZIN.45】

2023.10.26 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が10月26日、都内で開催された。

 王者フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)に朝倉海(トライフォース赤坂)が挑戦する「バンタム級タイトルマッチ」が正式に発表された。

 2人は7月の「超RIZIN.2」で堀口恭司が返上したバンタム級王座の決定戦で対戦の予定だったが、朝倉が練習中にヒザをケガし欠場。アーチュレッタが急きょ参戦した扇久保博正を破り王座を獲得した。

 朝倉は「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(愛知・ドルフィンズアリーナ)の休憩中に榊原信行CEOにリング上に呼び込まれると「大晦日まで完璧に仕上げるんで、タイトル戦お願いします」と直談判。榊原氏も「なんとかベラトール側の了解を得て、アーチュレッタを海の前に連れてきます」とタイトル戦にゴーサインを出していた。

YA-MANがオープンフィンガーグローブの新イベント「FIGHT CLUB」を立ち上げ。第1回大会は11月19日。PPVで配信

2023.10.19 Vol.Web Original

 初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が10月19日、都内で会見を開き、自らがプロデュースする新たな格闘技イベント「FIGHT CLUB」の立ち上げを発表した。

「FIGHT CLUB」は全試合オープンフィンガーグローブ(OFG)で3分3Rのキックボクシングルールで行われる。第1回大会は11月19日に開催。大会の模様は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で全試合独占生中継される。YA-MANはメインイベントに出場。対戦相手は後日発表される。

 YA-MANは会見で「8月26日にオープンフィンガーのタイトルマッチが終わって、この先どうしようと悩んだ時期があった。そこで、今、キックボクシングでは普通のグローブよりオープンフィンガーグローブのほうが面白いと思った。だから自分でオープンフィンガーだけの大会をやっちゃえばいいなと思った。11月19日にオープンフィンガーだけの大会を開催しようと思っています」と発表した。

 会見にはRISEのOFGM戦線で活躍する山口裕人と山口侑馬(ともに道化俱楽部)の山口兄弟も登壇。裕人は「おもろい企画。しかもオープンフィンガーでしょ。俺らを呼ばんと始まらないでしょう。すぐに出ると決めました」、侑馬は「評価されなくても2人で魅せる試合をやってきた。それが目に留まって、まずうれしい。声をかけてもらったんで、それに応えます」などと語った。

鈴木千裕が「彼はテイクダウンに来る。臆病だから」と王者ケラモフを挑発。リカバリーは「あるものを食えばいい」【RIZIN】

2023.10.18 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)に出場するKNOCK OUT BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が10月18日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 鈴木はフェザー級タイトルマッチで王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)に挑戦する。

 この日は2分のシャドーと2分半のミット打ちを行い、得意のパンチはもちろん、ヒザ、ヒジ、そしてハイキック、三日月蹴りと多彩な打撃を披露した。

 鈴木はカード発表会見で現地を訪れたのだが「いい国。空港も綺麗。人も温かいしご飯も美味しい。海外特有の陽気な感じがあって、すごく好きになった」とアゼルバイジャンを絶賛。

 会見では机の上に立ち上がるなど大立ち回りでケラモフを挑発したのだが「選手たちは殺気立っていた。会見でそれはすごく感じた」と語った。この会見での挑発については「それはケラモフ選手の本気が見たいから。日本に来る時はスカした顔で来て、ぱっと勝ってスカした顔で帰る。そんななめた感じで来られたらムカつくんで。僕の時くらいは気持ちを上げて、マジでやってやろうかなという殺気を最大限に引き上げたかった。気分が乗らなかったとかコンディションが悪かったとか言い訳させたくない。過去最高に仕上がって過去最高に怒って過去最高に強いケラモフ選手に勝ちたい。本気を見たいんで、どんどん挑発する。僕が体調不良だったら失礼でしょ。ケラモフ選手も試合当日に普段よりマイナス寄りのコンディションだったら僕に対しても失礼。僕も万全で行くから万全でこいよということ」と真意を明かした。

令和猪木軍大将のイゴール・タナベが命日に一本勝ち「猪木さんへの感謝は常に持って戦っていきます」【RIZIN】

2023.10.02 Vol.Web Original

 昨年末に行われた故アントニオ猪木さんの追悼大会「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」で令和猪木軍の大将を務めたイゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)が猪木さんの命日である10月1日、「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(愛知・ドルフィンズアリーナ)でANIMAL☆KOJI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)に一本勝ちを収めた。

 試合後の会見でタナベは「試合前インタビューでも言わせていただいたことですが、運命だと思っていますし、猪木さん、INOKI BOM-BA-YEがなければ、僕がRIZINにいたか分からないので、僕は令和猪木軍の大将という、この気持ちはもうどこに行っても持ち続けますし、これからも猪木さんへの感謝は常に持って戦っていきます」と改めて猪木さんへの感謝の言葉を口にした。

山籠もり修行のANIMAL☆KOJIがイゴール・タナベに無念の一本負けも「必ずリベンジする」と前向き【RIZIN】

2023.10.02 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でRIZIN初参戦を果たしたANIMAL☆KOJI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)がイゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)と対戦し、無念の一本負けを喫した。

 ANIMALはタナベ戦に向け、1カ月弱の山籠もり修行を敢行。心身ともに研ぎ澄ましこの一戦に臨んだ。

 1R、センターを取るタナベ、回るANIMAL。ANIMALは右カーフ。タナベがタックルからテイクダウンに成功すると上を取る。ガードに入れたANIMALだが、タナベはすぐに右足を抜いて、ヒジ、パウンド。タナベは体を起こしてパウンドを連打。そしてマウントに移行。なんとかガードするANIMAL。なおもパウンドを連打のタナベ。ここでANIMALが体勢を入れ替え上を取るが、タナベは下から素早く三角絞め。なんとか脱出を図るANIMALだったが、最後は無念のタップ。タナベが一本勝ちを収めた。

DEEP JEWELSの万智が修斗世界王者の渡辺彩華にしのぎ勝ち「52kgのベルトを作って」とアピール【RIZIN】

2023.10.02 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で修斗世界女子スーパーアトム級王者の渡辺彩華(AACC)とDEEP JEWELSを主戦場とする期待の新星・万智(67ジム)が対戦し、1-2の判定で真智が勝利を収めた。

 1R、オーソドックスの渡辺とサウスポーの万智。圧をかける渡辺に足を使って回る万智。万智は組み付いて押し込み、投げでテイクダウンを狙うが、渡辺はしのぐ。ケージ際でポジションの奪い合い。互いにヒザを打ち合う。万智が押し込むがなかなか次の展開が作れない。投げを打つも渡辺は倒れない。逆にケージに押し込む。ブレイクがかかりスタンドの攻防に。ともにミドルを蹴り合う。渡辺は左ジャブ、右ストレート。渡辺は詰めて右ストレート、右フック。最後は万智が組み付くもゴング。

元修斗世界王者の佐藤将光が太田忍に判定勝ち。井上直樹、朝倉海、アーチュレッタとも「普通に戦える」【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で元修斗世界バンタム級王者で2019年5月からONE Championshipに参戦していた佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)がRIZIN初参戦を果たし、太田忍(パラエストラ柏)に2-1の判定で勝利を収めた。

 試合後の会見では井上直樹、朝倉海、フアン・アーチュレッタといったRIZINバンタム級のトップ戦線の選手たちの名を挙げ「普通に戦える」と自信を見せた。

 佐藤はもともと太田と対戦予定だった井上が右顎下腺唾石症(みぎがくかせんだせきしょう)によるドクターストップで欠場となったため、9月24日の「RIZIN.44」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のリング上で急きょ太田と戦うことが発表された。

三度目の正直で勝利を目指した所英男がヤマニハに判定負け。試合後には進退匂わす発言も【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)のメインイベントで所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)とアラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)が対戦しヤマニハが3-0の判定で勝利を収めた。

 所がRIZINでメインを務めるのは3度目。過去2回はクロン・グレイシーと堀口恭司に敗れており、今回は三度目の正直での勝利を目指しての戦いだった。
 
 ヤマニハのセコンドにはホベルト・サトシ・ソウザとクレベル・コイケ、所のセコンドには金原正徳と勝村周一朗が就く中、試合がスタート。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ヤマニハの右カーフに所が右ストレート。2人の左が交錯。所がパンチで前に出るとヤマニハが組み止めグラウンドで上を取る。所はすぐに体勢を入れ替え上に。ヤマニハは下から腕を抱え込み足を入れて所を跳ね上げに行くが、所はパスガードを狙う。離れた所がまたいでパスガードからの左腕を取りに行くとヤマニハは逆にバックを取って首を狙う。所は脇に左腕を挟み、しのぐ。正対を狙う所だが、ヤマニハはバックからコントロール。バックからこつこつパンチを放つ。所は正対を狙うなかで足首を取りに行く。

ムエタイの魅力を伝え切れなかった梅野源治に武田幸三が「この結果でいいのか」と辛口コメント【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が“K-1グループからの刺客”斎藤祐斗(JK TRIBE)と対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 梅野は前戦となったRIZIN札幌大会で鈴木宙樹にKO負けを喫し、得意のヒジ攻撃、首相撲といったムエタイの魅力を伝え切ることができず。梅野のYouTubeチャンネルで元キックボクサーで現在は俳優としても活躍する武田幸三と対談を行い、武田から檄を飛ばされていた。

 梅野は試合の前にRIZINスタッフによる入場パフォーマンスでのいじりというもう一つの戦いがある。前々日インタビューで「できる限りの対策はした」と語っていたのだが、この日はhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)が客席から生歌を披露。そのわきにはサンフレッチェ広島の荒木隼人、ジム代表、そしてまさかの妻梅の姿も。

スダリオ剛と貴賢神が初“競演”も明暗分ける。スダリオはTKO勝ち、貴賢神はTKO負け【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で双子の兄弟であるスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)と貴賢神(フリー)が初めて同じ大会に出場し、明暗を分けた。

 第11試合に出場したスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)は3R2分10秒、TKOでイム・ドンファン(韓国/TEAM STRONG WOLF)に勝利を収めた。

 1R、オーソドックスのスダリオと序盤からスイッチを繰り返すドンファン。スダリオもサウスポーにスイッチ。ともに様子をうかがう時間が続く。サウスポーのスダリオ、オーソドックスのドンファン。スダリオが左インロー、左ハイ。ドンファンがパンチで間に出るがスダリオはバックステップ。前に出るドンファンに左フックを効かせたスダリオ。グラウンドでバックを狙うがドンファンは正対に成功すると立ち上がり、スタンドに。ドンファンがパンチからタックルでケージに押し込むがスダリオはプッシュ。スダリオが関節蹴り。スダリオはオーソにスイッチして右カーフ。

皇治が大晦日でのMMAデビューを宣言。「実力で海君とできるところまで必死に上がる」とトップ戦線への殴り込み誓う【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

 現在、MMAデビューを目指し特訓中の皇治(TEAM ONE)が「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で大晦日でのMMAデビュー戦に向けての決意を口にした。

 皇治については1週間前の「RIZIN.44」のリング上から榊原信行CEOが今大会での朝倉海を相手にしたMMAデビュー戦を生電話で公開オファー。その後、さまざまな交渉がもたれたものの結局このカードは幻に終わった。

 皇治は休憩時間にケージに入ると「名古屋のみなさん、こんにちは。ひとつ謝りたいことがあります。うちのいいともおじさんが詐欺して申し訳ないです。というのは冗談で、リングで戦えなくて申し訳ないです。ごめんなさい。ただね、1週間前にMMAで海君はえぐいって。死ぬって」と会場のファンに謝罪。そして「でもどうにか盛り上げたいと思って、ボクシングやグラップリング、あと風船対決を提案させてもらったんですがそれは実らず、このような結果になってしまいました」と交渉の中でさまざまなルールでの試合が浮上したことを明かした。

 そして「僕はMMAは本気でやってます。毎日はなくそみたいに転がり倒されて、死ぬ気でやってます。大晦日はしっかり根性見せます。あ、大晦日だったら海君に勝てるで(笑)。冗談はさておき、俺がMMAで実力で海君とできたら面白いんじゃないですか。そこまで必死に上がるんで応援よろしくお願いします」と大晦日でのMMAデビューを宣言したうえで、朝倉らトップ戦線への殴り込みを誓った。

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