年末に格闘技が帰ってきた!! RIZIN シュートボクシング世界女王 RENAインタビュー

2015.12.13 Vol.656
 まずオファーをもらった時の心境は? 「私はシュートボクシング(SB)の選手で立ち技の試合しかしたことがないのでMMA(総合格闘技)は昔から見られないくらい、怖いものという印象があったんです。だから全然“ないな”って思っていたので、いきなりお話をいただいて、戸惑いとびっくりと不安しかなかったですね」  怖かった? 「打撃は“ボン”って当たって倒れるだけなんですが、MMAは関節技で骨が折れる瞬間なんかが分かるじゃないですか。そういうのがちょっと怖かったんです」  かつて大晦日に格闘技イベントが地上波で放送されていたときもあまり見ていなかった? 「姉が好きだったのでテレビはついていたんですが、遠目から見てるといった感じ。入場のシーンは好きなので見ていましたけど」  大晦日のテレビ中継に女子格闘家が出るのは初めて。女子の格闘技を初めて見る人、何気なくチャンネルを回した人の中には「女子格闘家=RENA」というふうに認識する人も多いだろう。責任重大だ。 「いや〜どうなんでしょう(笑)。でも女子格闘技はいろいろな選手がいてすごく面白いので、火付け役というか私を入り口として女子格闘技をたくさんの人に知っていただければと思っています」  対戦相手はイタリアのキックボクサー、イリアーノ・ヴァレンティーノ。立ち技の攻防が試合の大半を占めそう? 「そうなるとは思いますね。でもみんなを驚かせたいという部分もあるので、飛びつき腕十字といった関節技にもトライしていきたいとは思っています」  SBでは2009年に「Girls S-cup日本トーナメント」に初優勝して以降、世界トーナメントを計3度制覇。ワンマッチでも4年間負けなしのまま、今年はSB世界女子フライ級王座に就いた。今回は強い相手を求めての参戦という側面もある。 「最近、4年間くらい負けてなくて、挑戦するということがなかなかなかったので、そのタイミングでオファーをいただけたのもすごく大きいですね」  今回は自分を成長させる糧となる? 「寝技はすごく楽しいです。体の使い方次第で、力を入れなくても人間をころっと転がせたりとか、そういうのがすごく面白い。今までしていなかった練習をやらせてもらっていて、体がボロボロになっているんですが、総合の練習はSBの試合に必ず生きてくるので、この試合が終わっても練習は続けようと思っています」  シュートボクサーたちはSBという競技に並々ならぬ愛情とプライドを持っている。RENAもそう。そういう感情はどこから生まれてくるのか? 「なんなんでしょうね。シーザー(武志)会長の人柄もそうですし、競技的にも本当に面白いと心から思えるのと…なんですかね、理由なんて考えたこともないくらい好きなんです。SBのベルトを巻いていることに対するプライドはすごく持っていますし、有名にしたいという気持ちは大きいです」  RIZINでは「SBの絶対王者」といわれるアンディ・サワーもMMAに初挑戦。そしてSBルールで行われる試合も組まれる。SBをアピールする大チャンスだ。 「『FUJIYAMA FIGHT CLUB』(フジテレビで金曜深夜に放送中)でも、私とサワー選手を結構出していただいているんですが、それだけでも周囲の目がずいぶん変わってきているように思えるので、試合になったらもっと目立つんじゃないかなって思います。そういうのも出場を決めたひとつの要因なので、ぜひ勝ちたいですね」  目標にしたい選手、スタイルなんかは? 「藤井惠さんと佐藤ルミナさんの試合は見ちゃいますね。あとはロンダ・ラウジー。この前負けちゃったのは衝撃でした」  藤井恵に佐藤ルミナといえば秒殺のイメージ? 「そうですね。かっこいいイメージが沸いてきますね(笑)」  大晦日はせっかく練習しているんだからMMAの技で決めたい? 「“打撃で勝負するしかないな”って思っていたんですが、“一本取りたいな”っていう気持ちがだんだん強くなってきました」  初めてRENAを見る人もたくさんいる。どんなところに注目すればいい? 「入場は笑顔でルンルンで楽しんでいるので、そこは一緒に楽しんでいただければ。でもリングに上がったら顔つきも変わると思うので、そういう女子にしかない華やかさからのギャップを見てほしい。もちろん試合が始まったら、その内容も! 絶対にKOか一本で勝ちますから!!」 (本紙・本吉英人)

RIZINにK-1から武尊とHIROYAが参戦。曙vsサップはSBルールで対戦

2015.12.08 Vol.655
 年末に開催される格闘技イベント「RIZIN」が8日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」(12月29日、31日 さいたまスーパーアリーナ)の追加カードを発表した。  すでにフジテレビの格闘技情報番組「FUJIYAMA FIGHT CLUB」などで発表されていた曙vsボブ・サップの一戦を正式発表。またこの試合がシュートボクシング(SB)ルールで行われることも合わせて発表された。SBは立ち技のヴァーリトゥードといわれ、スタンディングの打撃に加え、投げ技、スタンディングの関節技・絞め技が許されるルール。両者のファイトスタイルを考慮し、もっとも実力が発揮できるルールということで白羽の矢が立った。レフェリーはSBの創始者であるシーザー武志SB協会会長が務める。  サップは「私のライバルである曙選手と前回戦った時、私たちは歴史を作りました。それは格闘技業界にとって大きな遺産だと思っています。今回もそれと同じようなことをやる覚悟で試合に臨みます。2人ともスーパーヘビー級なので長く続くとは思いませんが、エキサイティングな試合になることを約束します」。曙は「12年前に大晦日で負けまして、ずっとその苦しみや悔しさを心の奥の奥まで押し込んで前に進んだんですけど、いずれはやりたい、リベンジしたいと思っている矢先にこの話が来ました。正直、体のこと、年のこと、プロレスのこと、すべてのことを考えたんですけど、このムカムカしている気持ちを、今やらないとチャンスが来ないと思って、すべて切り捨てて、この試合を受けることにしました」と挨拶した。  曙にとっては「この話が来た時は、“ボブ・サップ以外とはしませんよ”ということでこの試合をやることになった。二度と苦しい、悔しい思いはしたくないので、大晦日は絶対に勝ちにいきます」と並々ならぬ覚悟での試合となる。一方サップは「前回同様、早い時間帯でKOします」と返り討ちを宣言した。

12・1シュートボクシング サワーが弘中を圧倒 鈴木はザカリアに完敗

2015.12.02 Vol.655
 今年創設30周年を迎えたシュートボクシング(SB)の記念大会『SHOOT BOXING 30th Anniversary GROUND ZERO TOKYO2015』が1日、東京・水道橋のTDCホールで開催された。平日の夜にもかかわらず、前売り券は完売。超満員札止めの3310人のファンが駆け付けた。  メーンではS-cupを4度制したアンディ・サワーと先日、修斗世界ウェルター級王座を返上したばかりの弘中邦佳が対戦。サワーが3-0の判定で勝利を収めた。  2人は約1年前に対戦し、サワーがKO勝ち。弘中にとっては1年越しのリベンジマッチだった。  試合はサワーが圧倒。弘中はそのタフさでダウンこそ奪われなかったものの、サワーのパンチの連打、首相撲からのヒザの連打に防戦一方。時折放つフックも文字通り単発に終わり、サワーの牙城を崩すには至らなかった。  年末の「RIZIN」でのMMAデビューを控えるサワーは試合後「大晦日のリハーサル的な形で今日は力を尽くそうと思いましたが、怪我もあり、うまく行きませんでした。RIZINですべてを出します」挨拶。試合中に片足タックルを見せる場面もあったのだが、会見で「MMAの練習の成果を見せました」と語るなど、心はすでに大晦日にあったようだ。  今後については契約済みの2試合を消化した後はMMAとシュートボクシングに専念するという。

「RIZIN」トーナメント組み合わせ決定 石井優勝の鍵はタウリン!?

2015.11.30 Vol.655
 年末に開催される格闘技イベント「RIZIN」が30日、都内で「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」(12月29日、31日 さいたまスーパーアリーナ)で行われるトーナメントの組み合わせ抽選会を行った。  この日はすでに発表されていたキング・モー(米国/ベラトール代表)、ゴラン・レリッジ(クロアチア/KSW代表)、デオドラス・オークストリス(リトアニア/BUSHIDO代表)、ブルーノ・カッペローザ(ブラジル/ジャングルファイト代表)に加え、ツイッターで参戦を発表していた石井慧(日本代表)、新たに発表されたワジム・ネムコフ(ロシア/MMAユニオン/ヒョードル推薦)、ジーリー・プロハースカ(チェコ/GCF代表)が姿を見せた。英国BAMMAのマーク・ゴッドビアーは練習中の負傷で欠場となり、代替選手は後日発表されることになった。  抽選は7人の選手が日本の五十音順に、1~7の数字が書かれた紙の入った封筒を引き、1番の選手からトーナメントの枠を選んでいく方式で行われた。  抽選の結果、1~4番を引いたモー(第1試合)、オークストリス(第2試合)、レリッジ(第4試合)、石井(第3試合)はそれぞれ別の枠を選択。5番を引いたカッペローザがオークストリス、6番のネムコフがレリッジを選択。残るプロハースカは石井を選び、モーの相手はBAMMA代表となった。  第1試合と第2試合、第3試合と第4試合の勝者がそれぞれ準決勝を戦い、その勝者が決勝を争う。  1回戦は29日、準決勝と決勝は31日に行われる。  またリザーブファイトでは高阪剛のALLIANCE所属の内田雄大が大抜擢され、ロシアのワレンティン・モルダフスキーと対戦する。内田は全日本学生空手道連盟(全空連)主催の全日本大会で3連覇を成し遂げた逸材だ。  大晦日のIGF「INOKI BOM-BA-YE 2015」への参戦も予想されていた石井は「いいオファーだったということに尽きます。総合格闘技ではあまりみられない2日間で3試合のトーナメントという貴重な機会。総合格闘技的にもみんな強い選手。ファイトマネー的にもいいオファーだと思い、出場を決めました」と参戦の経緯を語った。地上波放送されることについては「うれしいし大きな機会。でも逆にそれを意識しすぎると空回りして、いつもいい結果に結びつかないので、自分自身に期待せず、いつもどおり普通にやっていきたい。あまり先のことは考えずにまずは1回戦に集中してやっていきたい」と冷静に話した。  そしてIGFの猪木会長からは「タウリンは飲んどけよ」と言われていることを明かした。  またトーナメントは賞金総額6000万円で優勝賞金は4000万円。石井は賞金の使い道については「半分は自転車とモーターボートと馬に投資しまして、もう半分は寄付します」と話した。

11・29修斗 のび太が2度目の防衛 RIZINオファーあれば「キャラ捨てます」!?

2015.11.30 Vol.655
 プロフェッショナル修斗公式戦が29日、東京・後楽園ホールで開催され、メーンで行われた世界フライ級チャンピオンシップで王者・内藤のび太が同級1位の猿丸ジュンジを5R、3-0の判定で破り2度目の防衛を果たした。  試合はグラウンドの内藤と打撃の猿丸という構図。1R開始早々からタックルを仕掛ける内藤。猿丸はテイクダウンを許さず、無防備となった内藤の顔面と頭部にパンチを浴びせる。しかしそれでもクラッチを切らずコーナーに押し込む内藤。猿丸はコーナーを利用し立ち上がるも、内藤はまたしつこくテイクダウンを狙う。猿丸は下になってもパンチやヒジでダメージを与え、すきを見て立ち上がり、タックルから逃れた――と思いきや、内藤はその足首をつかみ、再びグラウンドに引きずり込みついにテイクダウンに成功。

年末の格闘技イベント「RIZIN」へK-1ファイターが参戦

2015.11.21 Vol.655
年末に開催される格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX2015 さいたま3DAYS」(12月29〜31日、さいたまスーパーアリーナ)にK-1ファイターが参戦することが13日、フジテレビの格闘技情報番組『FUJIYAMA FIGHT CLUB 』内で発表された。  21日に開催された『K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜』の結果次第となるため出場選手は未定だが、総合格闘技の選手との立ち技での試合となるもようだ。番組内では木村“フィリップ”ミノル、武尊らが紹介されたが果たして…。  21日で2015年の大会を終えたK-1だが、2016年は3月4日(金)、 4月24日(日)、6月24日(金)、9月19日(月・祝)、11月3日(木・祝)の5大会が行われる。会場はいずれも国立代々木競技場第二体育館。大会ごとにチケットが売り切れる日が早くなっており、注意が必要だ。  2016年のK-1は21日に勝利を収めたファイターたちが軸となって回っていく。しかし虎視眈々とリベンジを狙っている選手もいる。  その筆頭が山崎秀晃だ。山崎は昨年11月の「−65kg初代王座決定トーナメント」でゲーオ・フェアテックスに敗れて長期欠場に追い込まれたが、6月に復帰。Krush−63kg王者として王座防衛を果たし、11月14日の「Krush.60」では階級を上げ、 −65kgタイトルマッチに挑み、KOで勝利を収めKrush初の2階級制覇を成し遂げた。 「−65kg」への階級変更はもちろんK-1を見据えてのもの。ライバルたちに水をあけられた格好にはなっているが、来年の中盤くらいにはまたK-1のリングで活躍してくれるに違いない。  また21日より新K-1グッズが大量に発売された。2016カレンダー、ロングTシャツ、トートバック、タンブラーといったK-1グッズから、卜部功也ニットキャップ、武尊iPhone6ケース、木村“フィリップ”ミノルパーカー、卜部弘嵩Tシャツといった個々の選手のグッズなどさまざま。詳しくはK-1のオフィシャルサイト( http://www.k-1wg.com/ )で。

12・29「RIZIN」で現役復帰の高阪の相手はジェームス・トンプソン

2015.11.20 Vol.654
 年末に開催される格闘技イベント「RIZIN」が9日、都内で会見を開き、『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS』(12月29~31日、さいたまスーパーアリーナ)で現役復帰する高阪剛の対戦相手にジェームス・トンプソンが決まったことを発表した。  会見に出席した高阪はこの一戦へ向け「常に格闘家として生きてきた自分の生き様をリングで表現したい」と語った。  この日は29日と31日の大会のコンセプトが榊原信行RIZIN実行委員長から発表された。29日はPRIDE、DREAM、日本の格闘技界のけじめの日ということで「SARABAの宴」、31日は全く違うスタイルの総合のイベントで未来の扉を開くことから「IZAの舞」というサブタイトルがつけられることとなった。  これまで発表されたカードの振り分けも発表され、高阪の試合は桜庭vs青木戦らとともに29日に行われることが発表されたのだが、ここで高田延彦RIZIN統括本部長が高阪の試合を「第1試合に」と提案。すると高阪も「ぜひお願いします」と呼応し、復帰戦が29日の第1試合で行われることが決まった。

RIZIN サワーと自演乙がMMAルールで対戦

2015.11.06 Vol.654
 年末に開催される格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS』(12月29~31日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カード4試合が4日、発表された。  目を引くのが長島☆自演乙☆雄一郎vsアンディ・サワーの一戦。K-1 MAXで活躍した両者だが、今回は総合ルールでの対戦となる。  長島は「アンディと僕でしかできないような謎めいた試合をしたい」とコメント。このコメントも含め、予測不可能な試合となった。また総合格闘技初挑戦となるシュートボクシング(SB)女子フライ級王者のRENAはイタリアのキックボクサー、イリアーナ・ヴェレンティーノと対戦。  RENAは「MMAの技術も進化しているので、あっと驚くようなことをしたい。飛びつき腕十字とかにも挑戦したい」とこちらもどんな試合になるのか全く予想もつかない。  またDEEPフライ級王者の元谷友貴が韓国のチョ・ナムジンと対戦。元谷は「相手は韓国の№1。自分は日本の№1と思って戦います」と言えば、高田延彦統括本部長は「勝ったほうがアジア№1といっても差し支えない」と太鼓判を押した。DJ.taiki vs高谷裕之についてはDJ.taikiが「“不良vsオタク”という図式を作りたいんでしょうが、僕はゆかりん(声優の田村ゆかり)にしか興味はないので、オタクではありません」としたうえで、「見た目が弱そうでも、刺青が入っているような怖そうな人にも勝てるというところを見てほしい」と独特な表現で意気込みを語った。

大晦日に格闘技イベント開催! その名も『RIZIN』

2015.10.08 Vol.

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