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クレベルが「パワーvs技術」論争に断。「疲れたら彼は何をする?」「言うのは簡単だがやるのは難しい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、メインイベントで鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)を相手に初防衛戦に臨むRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「パワーvs技術」論争に断を下した。

 クレベルは昨年10月に牛久絢太郎を破り、悲願の王座を獲得。大晦日に行われたBellatorとの対抗戦ではBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、判定負けを喫し、今回が再起戦にして初防衛戦となる。

 クレベルは5月にタイでトレーニングを積んできたのだが「一番に言えるのはストライカーとしての自信。タイでは100%集中して練習することができた」と打撃面での成果を口にした。この「ストライカーとしての自信」がついたことから「自分が海外で練習する時は必ず上達するために行っている。レスリングも柔術もそう。ストライキングの部分でも。今まで自分の試合ではそういった殴り合いの面を見せたことがないと思うが、必要がなかったから。今回の試合ではそのような機会も出てくるかもしれない。そして必ず自分がノックアウトできると思っている」と鈴木で打撃で対抗することまで視野に入れているよう。

RIZINで2連続判定勝ちの大島沙緒里が身長差18センチのソルトを「三度目の正直で極めきりたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、DEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の2冠王者である大島沙緒里(AACC)がRIZINでの初の一本勝ちに意欲を見せた。

 大島はRIZINでは浅倉カンナ、山本美憂を相手に2連勝。今回は昨年7月の山本戦以来の参戦となる。DEEPでは昨年11月に古瀬美月を相手に一本勝ちでミクロ級王座を初防衛。今年2月に韓国で行われた「BLACK COMBAT」と「DEEP」の5対5の対抗戦でもホン・イェリンに一本勝ちを収めている。

 大島はRIZIN初参戦となる地元・北海道出身のソルト(マルスジム)と対戦する。ソルトは2022年に修斗でプロデビューを果たし、12月にはパンクラスにも参戦。ここでノンタイトル戦で王者・KARENと対戦し、判定勝ちを収めると、今年4月にはKARENとタイトルを賭けて再戦。得意の打撃とケージ際での差し合いを制し、フルマークの判定勝利を収めプロデビューからわずか5戦目にしてチャンピオンに輝いている。

 大島はコンディションについては「準備はぎりぎりまでできたので、あとは試合で出すだけ。特に新しくは取り組んだことはないが、いつも通り、打撃だけだったりグラップリングだけだったりと細かいところまでしっかり練習はできたと思う」と語った。

梅野源治が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」などと得意のヒジ打ちでのKOを予告した。

 梅野は昨年大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦で元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。この試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も無制限のルールで行われる。

 公式戦は昨年10月のトレント・ガーダム戦以来で、その時はカーフキック一発で秒殺KOしているとあって梅野は「今回はどうやって勝つか。前回の試合で梅野源治のヒジを見せられなかったので、今回はいかに梅野源治のヒジの凄さ、ヤバさを見せられるか。それがポイントだと思うので、今回はヒジでぶっ倒してやろうかなと。それが一番ですね」と腕をぶす。よって、試合のテーマも「ヒジでぶっ飛ばす」とシンプル。

 この間の練習については「普段の練習に加えて、今回は長期間にわたって、久保賢司にボクシングのトレーニングもずっと見てもらった。とっておきの技も用意した。試合を見て感じてもらえれば」と語る。この“とっておきの技”とは「倒せる技」とのことで、ヒジかこの技でのフィニッシュを狙っているよう。

 鈴木については「正統派のキックボクサー。パンチが強くて、ローキック、たまに三日月を蹴って圧力をかけてくる。一発の重い選手。でもテクニックというより、一発がヤバいのかなという印象」、試合展開については「多分、鈴木選手は距離を取ったら僕に勝てないのは分かっているので圧力をかけてくると思う。基本的には下にローで効かせるなかでパンチ一発で倒したいとか、ミドルキックと相打ち覚悟でパンチを打ってくるとか、ミドルキックを腕で受けてパンチを返す。そうやってパンチを振り回す中で、たまにヒジも当たればいいかなくらいの感じで打ってくる。想定できるものとしてはあとは三日月蹴りを蹴って来る。どのパターンで来てもいいように、しっかり倒せるように対策を練ってきた。どうきてもボコボコにできるんじゃないかと思う」などと公開練習時同様、鈴木の出方を惜しげもなく口にした。

王者クレベルに挑戦の鈴木千裕が「思い切り打ち合いに行く。どこが当たっても砕ける」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、メインイベントでRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が激勝でのタイトル奪取を誓った。

 鈴木は2021年にKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座を獲得しKNOCK OUTでは現在7連勝。キックとMMAの“二刀流”を掲げRIZINに参戦し、初戦こそ落としたものの、以降5連勝でトップ戦線に躍り出ている。

 鈴木は現在のメンタルについては「特にタイトルマッチだからといって変わっているわけでもなく、気負うこともない。普段通り。アグレッシブな試合を見せられるかと思う」と“いつも通り”を強調。

 試合のテーマとして「会場に雷を落とすこと。みんなが総立ちになるような試合をする」と激勝を誓った。

 クレベルについては「穴が少ない。打撃もそんなに評価されてないが、僕はできると思っている。寝技もずば抜けている。でも自分なりに穴は見つけてきた。向き合った時に出てくるのかなと思っている。作戦を考えても意味がないと思っているので」、試合展開については「まあ、圧倒的に倒すか、圧倒的に極められるかのどっちか。極端な試合になるかと思っている。俺は思い切り打ち合いに行って、クレベル選手は思い切り寝技に持ってくるのかなと思っている」などと語った。

メイウェザー参戦の可能性が急浮上。榊原氏に「俺は出ないのか?」【超RIZIN.2】

2023.06.16 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)にフロイド・メイウェザー参戦の可能性が急浮上した。

 RIZINは6月16日、オンラインで会見を行い「超RIZIN.2」に関するさまざまな発表を行ったのだが、榊原信行CEOは「メイウェザーから“超RIZINに俺は出ないのか?”という問い合わせが来た」などと明かした。

 メイウェザーは6月11日に米フロリダで“超大物マフィアのボスの孫”ジョン・ゴッティ3世とエキシビションマッチを行うも、試合は荒れ、レフェリーが6R途中で試合がストップ。試合後に両陣営の間で大乱闘が繰り広げられる事態となっていた。

 榊原氏は「メイウェザーともいろいろコミュニケーションしたり、まだじたばたして、さらにプラスオンできるようなカード編成に全力で臨みたい」と語ったのだが果たしてメイウェザーの参戦はあるのか?

女子スーパーアトム級王者の伊澤星花がクレア・ロペスを相手に防衛戦【超RIZIN.2】

2023.06.16 Vol.Web Original

 RIZINが6月16日、オンラインで「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を行った。

 BELLATORではすでに発表されているのだが、改めてBELLATORパートで女子フライ級の渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)vs ヴィタ・アルテイガ(アメリカ/COMBAT FITNESS)、ウェルター級のアンドレイ・コレシュコフ(ロシア/RUSFIGHTERS SPORT CLUB/STORM MMA)vs ロレンズ・ラーキン(アメリカ/ミレニアMMA)、バンタム級のダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)vs マゴメド・マゴメドフ(ロシア/DAGESTAN FIGHTER CLUB)の3カードが発表された。既報の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)vs 神龍誠(神龍ワールドジム)、AJ・マッキー(アメリカ/Team Bodyshop MMA)vs パトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と合わせ、全5試合の開催となる。

 またBELLATORパートが正式にShowtimeで生放送されることが決まったことから、大会開始時間が14時から12時に繰り上げられる。

「バラネット、頑張りました!」PPVがBELLATORパート、RIZINパート合わせ超早割で5940円【超RIZIN.2】

2023.06.16 Vol.Web Original

 RIZINが6月16日、オンラインで会見を行い「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のPPVの価格が発表された。同大会の配信はU-NEXTがメインプラットフォームとなっている。

 当初はBELLATORパート、RIZINパートともに5500円を予定していたのだが、単品での販売をやめ、セットにし当日7700円(7月30日0時~30日配信終了まで)、前売りで6600円(6月27日0時~7月29日23時59分まで)、超早割で5940円(6月22日18時~26日23時59分まで)という価格に決まった。またアーカイブ配信(7月31日0時~8月5日23時59分まで)は3300円となっている。価格はいずれも税込み。

 榊原氏は今回の価格設定について「一人でも多くの人に見てもらいたいということで、U-NEXTさんとも相談した。U-NEXTさんの全面的なご協力とご支援でこの金額に抑えることができた。バラネット、頑張りました!(笑)」などと早期の購入をアピールした。

梅野源治が「1Rからガンガン行く。ヒジで切り裂くか失神させたい」と本領発揮に意欲【RIZIN.43】

2023.06.14 Vol.Web Original

鈴木宙樹とヒジ打ち、首相撲からの攻撃ありのルールで対戦

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に出場する元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が6月14日、都内で公開練習を行った。

 梅野は大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦となる。RIZINでは2021年6月に初参戦し、皇治と対戦も1Rに偶発性のバッティングにより梅野が負傷しノーコンテストに。昨年3月の再戦では0-2の判定で敗れた。いずれもヒジ打ちなしルールで本領を発揮するに至らなかった梅野だったが、その後、KNOCK OUTに参戦し、ヒジ打ちありのKNOCK OUT-REDルールで大谷翔司の顔面を切り裂きTKO勝ち。10月にはRIZINでトレント・ガーダムと対戦し、1Rわずか21秒、強烈なカーフキックでTKO勝ちを収めている。

 今回、梅野は元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。今回の試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も一度までならOKのルール。ガーダム戦もヒジ打ちと首相撲からの攻撃が認められていたのだが、それを出すまでもなく試合が終わっており、今回は改めて得意のムエタイ殺法が見られそうだ。

梅野源治がノーリスペクトのRIZINに注文。入場曲はELLEGARDENの『Salamander』を念押し【RIZIN.43】

2023.06.14 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に出場する梅野源治(PHOENIX)が6月14日、都内で公開練習を行った。

 梅野は今大会では元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。今回の試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も一度までならOKのルール。練習では2分間のミット打ちを行ったのだが、さまざまなバリエーションの強烈なヒジ打ちと首相撲からのヒザ蹴りを披露した。

 練習後の会見にサッカーJリーグのサンフレッチェ広島のユニホーム姿で臨んだ梅野。それは「サンフレッチェの荒木隼人選手が熱心なベビ梅で。今、結構、全日本の選手たちが“やばいだろ”のポーズをやっている。サンフレッチェ広島の公式も僕のことをリスペクトしてくれているので、僕もそのリスペクトに少しでも応えたいと思って、このユニフォームを着させていただきました」という関係から。そして「RIZINと全然違って、サッカーファンもみんな僕のことをリスペクトしてくれている。サンフレッチェ広島の荒木選手から始まって、僕もサッカーのとりこになったし、サッカーファンにも格闘技を見てほしいという熱い気持ちを込めて、リスペクトという形でこのTシャツを着させていただいたが、絶対にRIZINのTシャツは着ない」とノーリスペクトのRIZINには注文を付ける場面も。

久保優太が木下カラテと対戦「“久保優太はやっぱり天才だな”というところを見せたい」【RIZIN.43】

2023.06.02 Vol.Web Original

 RIZINの北海道初上陸となる「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カード発表会見が6月2日、都内で開催された。

 元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が昨年11月の奥田啓介戦以来の参戦を果たし、木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)と対戦する。

 久保は2021年9月に太田忍を相手にMMAデビューも判定負け。同年の大晦日大会に参戦を果たすもシバターに一本負けを喫した。シバター戦については年が明けて“八百長疑惑”が噴出するなど騒動となった。そこからの“出直し”の意味合いもあった奥田戦でMMA初勝利を挙げ、大晦日大会への参戦をアピールするもかなわず、今回は約7カ月ぶりの試合となる。

 会見で久保は「11月以来の試合。僕はK-1、GLORYと立ち技で頂点に立ったこともあって、MMAに転向して勝ち続けてやろうと思っていたが、初戦でコケ、2戦目でやらかしてしまったりと今は山あり谷ありの谷の部分なんですが、今回、この木下カラテ選手という中堅どころの選手にサクッと勝って、みんなに成長した姿を見せたい。前回の11月は全然、実力の半分も出していない。あれから本当に強くなっているので“久保優太はやっぱり天才だな”というところを見せたい」と自信を見せた。

木村ミノルが約6年9カ月ぶりに参戦「キックボクシングでRIZINの主役になりに来た」【RIZIN.43】

2023.06.02 Vol.Web Original

 RIZINの北海道初上陸となる「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カード発表会見が6月2日、都内で開催された。

 前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)がRIZINに約6年9カ月ぶりの参戦を果たし、ロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)と対戦する。試合はRIZIN キックボクシングルールの3分3R、73.0kg契約で行われる。

 木村は2021年12月に行われたK-1大阪大会で“K-1ファイナルマッチ”として和島大海を相手に防衛戦を行い敗戦。その後、ボクシング転向を表明し、昨年11月には自身のSNSでK-1との契約が円満に終了したことを報告した。そして昨年12月28日に行われた「INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国」でキックとMMAのミックスルールでRIZINファイターの矢地祐介と復帰戦を戦い、1RKO勝ちを収め復活。今年3月にはKNOCK OUTの初のビッグマッチとなった「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(国立代々木競技場 第二体育館)に出場し、現KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者のクンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)と対戦。前日計量で1.75kgオーバーという失態を犯したが、試合では1R32秒でKO勝ちを収めた。

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