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SB2戦目のHIROYUKIが鮮やかバックドロップで王者・佐藤を投げ切り判定勝ちし「もう1回タイトルかけてどうですか?」【SB】

2022.06.27 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)で2人のSB日本王者が明暗を分けた。

 SB日本バンタム級王者の佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)が元新日本バンタム級&フライ級王者のHIROYUKI(RIKIX)と対戦し延長戦の末、判定負けを喫した。HIROYUKIは試合後に王座挑戦をアピールした。

 佐藤は昨年12月にSB日本バンタム級王座決定戦で伏見和之をKOして王座を獲得。今年2月には1階級上のSB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀との王者対決では判定負けを喫したが、持ち前のトリッキーな動きで植山を苦しめる場面も作った。

 HIROYUKIは今年4月にSBに初参戦を果たすと内藤啓人と延長戦にもつれ込む接戦を制し、今回の王者との対決にこぎつけた。

MISAKIが“修斗からの刺客”中村未来を打撃で圧倒し判定勝ち【SB】

2022.06.27 Vol. Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)が王座戴冠後の初戦で修斗を主戦場に戦う中村未来(マルスジム)と対戦し3-0の判定で勝利を収めた。

 中村は“北のストライカー”の異名を持つファイター。2021年には現在、ONEで活躍する平田樹と「Road to ONE」対戦し敗れたものの、得意の打撃で平田を苦しめ「Next Young Guns Award」を受賞している。

 試合は1R、MISAKIが序盤から積極的にパンチで仕掛ける。中村はカウンターの左ストレートを狙う。距離が詰まると組み付いて投げを狙うが、MISAKIは許さず。MISAKIが打撃で優勢も、中村もクリーンヒットは許さず。

海人が野杁正明との接戦制し「これで日本に相手がいなくなりました。世界へ行きます」【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の「裏メイン」といわれた海人(TEAM F.O.D)と野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦は延長にもつれ込む接戦の末、3-0の判定で海人が勝利を収め、改めて世界への挑戦をアピールした。

 海人はS-cup2018世界王者で「シュートボクシングの最高傑作」といわれる存在。ホームのSB以外にもRIZIN、RISE、KNOCK OUTにも精力的に参戦。水落洋祐、中島弘貴、緑川創といった実力者を次々と撃破。昨年2月には日菜太を破り「REBELS-BLACKスーパーウェルター級王座」を獲得している。

 野杁は昨年9月に行われた「第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント」でFUMIYA、寧仁太・アリ、安保瑠輝也をKOで破り優勝し、2階級制覇を達成。「K-1 AWARDS 2021」では最優秀選手賞(MVP)にも選ばれるなど名実ともにK-1を代表する選手。

 ともにこの階級では「日本ではもう戦う相手がいない」といわれる存在となっている。

海人vs野杁正明が正式決定。海人の「世界への通過点」に野杁は「レベルが違う」【THE MATCH 2022】

2022.05.19 Vol. Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の追加カード発表会見が5月19日、都内で開催された。

 かねてから対戦が期待されていたK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とシュートボクシング(SB)の絶対エース、海人(TEAM F.O.D)の対戦が正式に発表された。

 2人はこれまで互いのSNSや試合後のマイクや会見などで対戦を意識した発言を繰り返していた。

 野杁は昨年9月に行われた「第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント」でFUMIYA、寧仁太・アリ、安保瑠輝也をKOで破り優勝し、2階級制覇を達成。「K-1 AWARDS 2021」では最優秀選手賞(MVP)にも選ばれるなど名実ともにK-1を代表する選手。今年4月に行われた「K’FESTA.5」では加藤虎於奈を序盤から圧倒して2RKO勝ちし、改めてその強さを見せつけた。

 海人は2018年に行われた「S-cup65kg世界トーナメント」で優勝し、名実ともにSBのエースになると、ホームのSB以外にもRIZIN、RISE、KNOCK OUTにも精力的に参戦。水落洋祐、中島弘貴、緑川創といった実力者を次々と撃破。昨年2月には日菜太を破り「REBELS-BLACKスーパーウェルター級王座」を獲得。今年4月の「RISE ELDORADO 2022」では第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアに1Rわずか41秒でKO勝ちを収めている。

 ともに各々の団体で「日本ではもう戦う相手がいない」と言わしめた者同士の対戦となる。

海人が「THE MATCH 2022」での野杁正明戦を改めてアピール。「シュートボクサーの強さを東京ドームに見せに行きたい」【SB】

2022.04.11 Vol.Web Original

海人、RENA、植山征紀、笠原友希がファンにウクライナへの募金を呼び掛け

 シュートボクシング(SB)の絶対王者・海人が「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のリング上で改めて那須川天心vs武尊が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)への出場をアピールした。

 海人は「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と対戦し、1R41秒で秒殺KO勝ちした。

 海人はこの日、リングに上がると「先日行われたRISEに出場させていただき、ベイノアさんに1RKO勝ちしてきました」と勝利をSBファンに報告。そして「その試合に関しては自分が思っていた通りの勝ち方をして、レベルの差を見せられたと思うんですが、次に自分が準備しているのは6月19日の試合。対戦したい相手の名前もずっと出していて、それを正式に決めてもらうだけなんですけど、まあ正直、その試合も自分は通過点だと思っています。自分が目指しているのは世界一なので、しっかりシュートボクサーの強さを東京ドームに見せに行きたいと思っています。RISE vs K-1という対抗戦で盛り上がっていると思うんですが、自分はRISEの選手でもK-1の選手でもない。シュートボクサーなので、シュートボクシングが立ち技最強ということを証明しにいきます。出場が決まったらぜひ東京ドームに応援に来てください」とK-1ウェルター級王者・野杁正明との対戦をアピール。合わせて「SB最強」を証明することをファンに約束した。

川上叶が延長にもつれ込む接戦の末、日本フェザー級王座獲得で2階級制覇に成功【SB】

2022.04.11 Vol.Web Original

「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「SB日本フェザー級王座決定戦」で川上叶(龍生塾)が延長にもつれ込む接戦の末、2-0の判定で魁斗(立志會館)を破り、王座を獲得した。

 川上は2019年11月にSB日本バンタム級のベルトを獲得しており、今回で2階級制覇となった。

 対する魁斗は昨年2月に笠原友希に敗れて以降、他団体での試合が続き、その中でRKS、ホーストカップでタイトルを獲得。今回は3本目のベルト獲得を目指したが、あと一歩届かなかった。

 1R、サウスポーの川上は左ミドル、左ロー、左ストレート。魁斗はローからパンチのコンビネーション。川上が距離を詰めてスピードの速いパンチで攻め込むが、魁斗もパンチの連打から蹴りにつなげ反撃。残り10秒を切ったところで川上の左インローがローブローとなり一時中断も。オープンスコアはジャッジ3者とも10-10。

笠原弘希がSB史上初の三階級制覇達成しSBと自らの強さを証明していく戦いに意欲【SB】

2022.04.11 Vol.Web Original

「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「SB日本ライト級タイトルマッチ」で挑戦者の笠原弘希(シーザージム)が王者・西岡蓮太(龍生塾)を2R1分24秒、KOで破り、新王者となった。笠原はこれまでSB日本スーパーフェザー級、SB日本フェザー級で王座獲得しており、この日の戴冠でSB史上初の三階級制覇達成となった。

 笠原は2020年2月から6連勝。その中には前口太尊、スアレック・ルークカムイ、古村匡平、重森陽太といった国内の強豪も含まれ、今回の王座挑戦にこぎつけた。

シーザー武志会長が選手たちに檄!コロナ禍で会場から離れたファンを呼び戻す激闘を要望【SB】

2022.04.09 Vol.Web Original

「お金を払っても会場で見たいと思うような試合をしてくれないと駄目」

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第2戦「SHOOT BOXING 2022 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月9日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「SB日本ライト級タイトルマッチ」で対戦する王者・西岡蓮太(龍生塾)は62.5kg、挑戦者・笠原弘希(シーザージム/同級1位)も62.5kgでともに規定体重をクリアした。

 西岡は2018年に村田聖明とのSB日本ライト級王座決定戦を制してベルトを獲得。2020年にはKNOCK OUTで「無法島GP初代KNOCK OUT64kgトーナメント」に出場し、1回戦で小川翔、準決勝で鈴木千裕、決勝戦でバズーカ巧樹を下してKNOCK OUT64kgの初代タイトルも獲得した。その勢いを駆って同年10月にはRISEで行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」に出場するも原口健飛に敗戦。その後、長年痛めていた左手首の手術に踏み切り、リハビリも含め長期離脱となり今回は約1年5カ月ぶりの復帰戦となる。

 対する笠原は現在6連勝中。昨年の12月大会ではKNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げた末にジャーマンスープレックスを決めて判定勝利を収めている。これまでSB日本スーパーフェザー級、SB日本フェザー級で王座獲得しており、今回は三階級制覇をかけての挑戦となる。

 計量後に行われた会見では日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「コロナ禍でファンの方々が会場に来ることを敬遠している。選手がもっともっと頑張って、ファンの方々が映像だけでなく、お金を払っても会場で見たいと思うような試合をしてくれないと駄目だと思う。明日出場する選手に言っておくが、1Rからすきあれば倒しに行く。そういう戦いを見せないとコロナ禍で離れたお客さんは帰ってこない。それを肝に銘じて戦ってほしい」と異例の檄を飛ばした。

ベイノアに41秒でKO勝ちの海人「日本一になろうとする男と世界一になろうとする男の差」。そして改めて野杁戦をアピール【RISE ELDORADO】

2022.04.03 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の絶対エース、海人(TEAM F.O.D)が「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と71.5kg契約で対戦し、1R41秒で秒殺KOした。

 2人は2019年にSBの2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」で対戦し海人が3-0の判定で勝利を収めている。この時はウェルター級(−67.5kg)での対戦だった。

 その後、海人は徐々に階級を上げ、昨年2月には−70kgの日本の第一人者、日菜太を破りREBELS-BLACKスーパーウェルター級王座を獲得。ベイノアはその後、RISEで4勝1敗と着実に白星を重ね、2021年にはRIZINに参戦し、総合格闘技にも挑戦。今後は保持しているウェルター級王座を返上し、−70kgの戦いに本格的に打って出るのだが、今回はそのスタートとなる一戦だった。

海人の「世界一になる男とそうじゃない選手との差を見せる」にベイノア「足元をすくう」【RISE ELDORADO】

2022.04.01 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が4月1日、都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会にはシュートボクシング(SB)の絶対エース、海人(TEAM F.O.D)が参戦。“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と71.5kg契約で対戦する。

 2人は2019年にSBの2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」で対戦し海人が3-0の判定で勝利を収めている。この時はウェルター級(−67.5kg)での対戦だった。

 その後、海人は徐々に階級を上げ、昨年2月には−70kgの日本の第一人者、日菜太を破りREBELS-BLACKスーパーウェルター級王座を獲得。世界への進出を目指すが、新型コロナウイルスの影響もあり、その野望は現在、足踏み中。

 ベイノアはその後、RISEで4勝1敗と着実に白星を重ね、2021年にはRIZINに参戦し、総合格闘技にも挑戦。先日、階級アップのためウェルター級王座を返上し、本格的にミドル級(−70kg)での戦いに打って出ることとなった。

植山征紀が佐藤執斗との王者対決制す。坂本優起はヘビー級転向5連勝【SB】

2022.02.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2022年シリーズ開幕戦となる「SHOOT BOXING 2022 act.1」(2月13日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで、SB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)とSB日本バンタム級王者・佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)のSB軽量級の最強決定戦といっても過言ではないカードが実現した。

 植山は当初、別の選手との対戦が予定されていたが、その選手がコロナ陽性判定者の濃厚接触者となったため試合が消滅。そこで佐藤が急きょ名乗りを挙げ、この王者対決が実現した。

 2人は2018年5月の「SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で対戦し、この時は植山が3RKO勝ちしている。その後、佐藤は階級を下げ、RIZIN、REBELSなど他団体でもファイトし実力を磨くと昨年12月の「SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival」で行われた「SB日本バンタム級王座決定戦」で伏見和之を破り第2代王座に就いている。

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