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vol.474(2010. 08/30-09/05)

藤本壮介 展 山のような建築 雲のような建築 森のような建築
建築と東京の未来を考える2010

「建築」の新たなステージを築こうとしている若き建築家の中でも、今最も注目を集める藤本壮介を軸に、「建築と東京の未来」というテーマを考える展覧会。本展では、2階・吹き抜けのある展示室に1/1 スケールの建築空間が製作され、藤本作品を実体験できる企画となっている。今回会場に製作されたのは、透明素材によって作られた、床、壁、天井が一体となっている構造体。内部と外部の距離が常に変化する不思議な建築だ。鑑賞者は空間の中を歩き回り、そこで時間を過ごすことで、この建築コンセプトを実際に体験することになる。また藤本壮介のコンセプトドローイング、模型、建築作品写真などでその仕事を紹介するほか、1 /150スケールの都市模型を展示し、その中に藤本壮介が考える未来の東京の姿を提案する。


【期間】開催中〜11月28日(日)
【会場】ワタリウム美術館
【時間】11〜19時(水曜は21時まで)
【休】月曜(9/20、10/11 は開館)
【料金】大人1000円 学生800円(期間中、何度も使えるパスポート制)
【問い合わせ】03-3402-3001
【交通】地下鉄 銀座線 外苑前駅より徒歩8分
【URL】http://www.watarium.co.jp

足立喜一朗 「SOAP/SOAP」

 2007年に開催されたグループ展『Space for your future』で、電話ボックス型のディスコ「e.e.no.24」を出品し、好評を博した気鋭のアーティスト・足立喜一朗の新作がナディッフに登場。

 初期のゲリライベントや、近作のエコやロハスの矛盾をテーマにした「シャングリラ」などさまざまなシリーズを発表してきたが、現代社会を独自の視点でとらえつつ、時にシニカルな思考・コンセプトを背景にした表現で一貫している。今回発表されるのは、大型の円錐形の立体が組み合わされてその表面がミラーボールのように光を乱反射させるという作品。展覧会タイトルにある「SOAP」とは、それぞれ「Symbol Of Absolute Power」(絶対的な力の象徴)と、「Silence or Absent Party」(静寂、あるいは誰もいない宴)を意味する。本展では、この2種類の「SOAP」新作がお目見えとなる。


【期間】開催中〜9月26日(日)
【会場】NADiff a/p/a/r/t
【時間】12〜20時
【休】会期中無休
【料金】入場無料
【問い合わせ】03-3446-4977
【交通】JR 恵比寿駅東口出口から徒歩6分
【URL】http://www.nadiff.com
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vol.473(2010. 08/23-08/29)

カール・ハイド展 “What's going on in your Head when you're Dancing?”

 イギリスの人気バンド・アンダーワールドのメンバーでもあり、クリエイティブ集団・tomatoの一員としても活動する、カール・ハイド。その世界初となるソロ・エキシビションを、ラフォーレミュージアム原宿で開催。

 彼はこれまでにも音楽活動と並行して、ペインティング作品を制作、アートイベントなどで披露してきた。近年では、2007年に幕張メッセで開催されたフェスティバル『OBLIVION BALL』で、相棒のリック・スミスらとともに全長45メートル、高さ7メートルという巨大なウォールペインティングを一夜がかりで完成させたことも話題となった。

 初個展となる今回は、2メートル以上に及ぶ大作も含めた約90点のペインティング作品を展示するほか、創作ノートや制作のプロセスを収めた映像作品なども紹介。開催初日にはカール・ハイド自身による公開ライブペインティングも予定されており、そこで制作された作品は2日目以降に、会場内に展示されるとのこと。 また、展覧会会場のBGMをリック・スミスが手掛けることも決定。

 アートとして楽しむだけでなく、新たな視点からアンダーワールドの音楽に触れることができるはず。


【期間】8月25日(水)〜9月15日(水)
【会場】ラフォーレミュージアム原宿
【時間】11〜20時
【休】会期中無休
【料金】一般700円 学生500円
【問い合わせ】03-3475-0411
【交通】地下鉄 明治神宮前駅5番出口より徒歩1分
【URL】http://www.lapnet.jp
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vol.472(2010. 08/09-08/22)

私を見て! ヌードのポートレイト

 東京都写真美術館の膨大なコレクションから選りすぐりの“ヌード写真”を揃えた展覧会。

 ヌード写真とひとくちに言っても、写されている人間を「個人」として写しているものから、オブジェなどと同じように美しい曲線を持つ物体としてとらえているものまで、実に多様な作品が存在している。さらに、時代によっても表現は変わり、写す対象も変わっていく。そんなヌード写真の数々を、写真黎明期のダゲレオタイプから平成になって発表された作品まで、「邂逅(かいこう)」「表現」「家族」「自己(アイデンティティー)」という4つのパートに分けて展示。秋山庄太郎、淵上白陽、細江英公、ダイアン・アーバス、サリー・マンなど、時代ごとの代表的写真家による作品150点が揃っているのも見ごたえがある。

 写真家そしてときには被写体が、単なるポートレートではなく、ヌードによって表現しようとしたものとは何なのか。作品から浮かび上がってくる、その時代の社会が持つ問題や意識の相違に思いを巡らせてみるのも興味深い。


【期間】開催中〜10月3日(日)
【会場】東京都写真美術館
【時間】10〜18時(木・金は20時まで)
【休】月曜(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
【料金】一般500円 学生400円 中高生・65歳以上250円
【問い合わせ】03-3280-0099
【交通】JR恵比寿駅東口より徒歩約7分(動く通路使用)恵比寿ガーデンプレイス内
【URL】http://www.syabi.com

夏休み特別企画 「銀河鉄道」

 RING CUBEでは、夏休みシーズンに鉄道ファンだけなく家族で楽しめる企画を開催。「走る」「停まる」「渡る」など、さまざまな場面ごとに鉄道の魅力あふれる作品を展示。

 企画のプロデュースは、鉄道写真で知られる写真家・広田泉。広田作品だけでなく、各コーナーでは鉄道ファンたちが撮影した自慢のショットが並ぶので、鉄道写真の醍醐味を満喫できるはず。

 また、期間中は会場内に鉄道模型や原寸大のSL写真なども登場。ユニークな展示構成で、大人から子供まで世代に関係なく楽しむことができる企画となっている。


【期間】開催中〜8月29日(日)
【会場】RING CUBE
【時間】11〜20時(最終日は17時まで)
【休】火曜
【料金】入場無料
【問い合わせ】03-3289-1521
【交通】地下鉄 銀座駅 A2出口より徒歩1分 三愛ドリームセンター(受付9階)
【URL】http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube
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vol.471(2010. 08/02-08/08)

ジュン・グエン=ハツシバ展 「Thank you ありがとう Cam on」

 日本人の母とベトナム人の父の間に生まれたジュン・グエン=ハツシバは、幼少時代を日本で過ごした後アメリカで教育を受け、現在はベトナム・ホーチミン市で制作活動を行っている。今回の展覧会では、芸術家としての創造力と精神性を成熟させてくれたという亡き父への感謝の意を込め、父との関係をテーマとした。ハツシバは「私のキャリアは、生涯芸術家の道を歩むと父親と約束したことから始まった」と語る。父への感謝から生まれたこの展覧会は、3つの国を行き来した親子の記憶をたどる旅でもある。同時に、ハツシバのライフワークともいえる、難民や社会的少数派をテーマに取り上げた“メモリアルプロジェクト“の一環でもあるのだ。本展覧会は彼の亡き父の一周忌にあたる9月8日に閉幕する。


【期間】開催中〜9月8日(水)
【会場】ミヅマアートギャラリー
【時間】11〜19時
【休】日月(夏季休廊:8月12〜18日)
【料金】入場無料
【問い合わせ】03-3268-2500
【交通】地下鉄 市ヶ谷駅 出口5より徒歩5分
【URL】http://mizuma-art.co.jp
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